「ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~10巻」第49話 ネタバレ感想

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注意
この記事は「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」10巻のネタバレが含まれます

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「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」登場人物紹介

荻野爽(爽)

女性ファッション誌編集部で働く35歳
夫の一真とのふたり暮らし。夫の浮気に気づいて離婚

荻野一真

爽の夫。広告代理店に勤めている。
一見、優しくて理解のある完璧だんな。不倫がバレて爽と離婚した

瑠衣

爽の行きつけのバーで会う友達。爽の愚痴をいつも聞いて慰めてくれるが、実は、一真の浮気相手

秋山

爽の高校時代の元カレ、つらかった10代を支えてくれた。子供がいる既婚者
9巻 第40話 第41話 第42話 第43話 第44話
10巻 第45話 第46話 第47話 第48話 第49話

「Episode 50」小高の激白

顔の傷がない?

以前と変わらぬ美しい母親(明奈)の姿を見て驚く瑠衣

明奈(瑠衣の母親)の顔には、瑠衣がつけた傷がなかった・・・

泉川先生が治した?という疑いが瑠衣の心に湧く

 

爽と爽の母に必死になって謝る父親

「俺は、おまえたちから離れるしかなかったんだ・・・」

 

もちねこ

ここから父親が語る昔話です

若かったころ、同僚に連れていかれたスナックで、まだ17歳だった明奈と出会った小高

明奈に誘われて、飲み込まれるように明奈との関係にハマる

だけど、母子家庭で育った小高には、ありふれた家庭を持つという夢があった

だから、すれた生活をしている明奈とは結婚はできないと考えていた

 

そんな時、同じ職場にいるかすみ(爽の母)と出会う

彼女となら平凡な家庭が築けると結婚前提でつきあうことになる

かすみは、自分と付き合いながらも、小高が別の女と会っていることに気づいていた

なぜなら、小高の服から、時々、香水の残り香がしたから・・・

 

そして、爽を妊娠

かすみは、妊娠したから、もう、女遊びはやめてね・・・と小高にくぎを刺す

 

小高は、明奈に「もう連絡をしてこないでほしい」と言う

相手の方が二号さんでしょという明奈

小高は、かすみに子供ができたことを告げる

小高は、「子供ができたと聞いて嬉しかった・・・これからは彼女と子供を支えていきたい」

 

そして、子供が生まれ平凡で幸せな時間が訪れる

しかし、かすみは小高の浮気を常に疑っていて・・・

誠心誠意、家族に尽くしていた小高は、かすみから疑われることに疲れはじめて・・・

家にいることが息苦しくなり、飲みに行くことが増えた

 

そして、明奈と再会

明奈に「本当に愛していたのはあなただけだった」と涙ぐまれ、明奈と寝てしまう小高

 

明奈は小高にクスリを盛り、さも、酔いつぶれたかのように小高を支えながら、家へ連れ帰った

出迎えた妻のかすみ

女から匂う香水に、結婚前に小高が浮気していた相手だと気づく

やっぱり、ずっと続いていたのね!と小高を責める爽の母

小高は「やっぱりって・・・?」と答える

 

家に無言電話がずっとかかってきていて、一度だけ「返してよ」と言われたと話す爽の母

 

小高は反省し、もう、かすみと爽のためだけに生きようと決意した

 

 

なのに、明奈が小高との子供を妊娠

そして、その子供が1歳になるころ、小高に、子供がいると電話をしてくる

小高は、その言葉を信じず、それから何年も、おかしくなったかすみと爽と一緒に暮らし続けた

 

かすみがおかしくなったのは俺のせいだ・・・

爽だけは守らなきゃ・・・

 

しかし、ある日、吐血

病院に行くと「ガン」を宣告された

そのタイミングで、明奈がDNA鑑定書と一緒に小高の子供がいると手紙を送ってきて・・・

かすみが、小高と浮気相手の間に子供がいることを知る

 

これ以上、かすみと爽を苦しませるわけにはいかないと、明奈のもとへ行くことにした小高

だけど、病気の小高のせいで明奈は仕事をやめることができず、そのいら立ちを瑠衣に暴力を振るうことで発散した

自分のことで手いっぱいだった小高は、瑠衣のことを助ける心の余裕もなく・・・

 

さらに、小高の入院中に、階段から落ちた明奈がケガをする

 

顔に大きな切り傷ができた明奈は、その恨みを、かすみや爽、瑠衣へと向けた

小高は、かすみたちの元に戻れなくなった

 

そして、ショックが大きかった明奈は失明した

利用されたのは私の方?

聞いていた話とは違うと思う爽と瑠衣

瑠衣は、結局、わたしは利用されていただけなの?とショックを受けている

だけど、それを認めることはできず「こんな惨めな暮らしをして・・・天罰が下ったんじゃん・・・ざまあ」という

すると明奈が「瑠衣・・・瑠衣がいるの?」と言って

「謝る必要はないわよ・・・私のために頑張ったんでしょ」と言う

はあ?と怒りが爆発する瑠衣

近くにあった植木鉢を持ち、大きく振り上げて!

「クソババァ!!!!」と叫び・・・

もちねこ

小高の話を聞いた瑠衣が「利用されていたのは私だけ?」と思うシーンがありますが。

これは、自分が爽にやってきたことは、まんま、母親の恨みを晴らすことだったと思ったってことですかね?

でも、そう誘導したのは、結局は、泉川先生なので

泉川先生が明奈の恨みを晴らすために瑠衣をだましていたってことに思えるのですが・・・

明奈の母の「謝る必要はないわよ」って言葉もおかしいんですが

泉川先生が、明奈に、嘘を伝えている可能性もあるなーって思いながら読みました

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