「ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~9巻」第43話 ネタバレ感想

IMG

注意
この記事は「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」9巻のネタバレが含まれます

>>分冊版「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」は、まんが王国にて先行配信中!

試し読みはこちらから

「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」登場人物紹介

荻野爽(爽)

女性ファッション誌編集部で働く35歳
夫の一真とのふたり暮らし。夫の浮気に気づいて離婚

荻野一真

爽の夫。広告代理店に勤めている。
一見、優しくて理解のある完璧だんな。不倫がバレて爽と離婚した

瑠衣

爽の行きつけのバーで会う友達。爽の愚痴をいつも聞いて慰めてくれるが、実は、一真の浮気相手

秋山

爽の高校時代の元カレ、つらかった10代を支えてくれた。子供がいる既婚者
9巻 第40話 第41話 第42話 第43話

「Episode 43」もう、あのかわいかった妹はいない

>>「ギルティ」はまんが王国にて先行配信中!

正直に生きようとしたのに・・・うまくいかない

刺された爽は一命をとりとめ、入院となった

警察から、睦月のことを聞かれた爽

睦月は結のもとにいたという・・・

気持ちが沈む爽

もちねこ

結の嘘に気づいちゃったんですねー!

見舞いに来た一真に、どうして次から次へとこんなことが起こるのかって考えてるんだ・・・という爽

 

「誤魔化したり、妥協するのが嫌で変わりたかった

 

でも、正しいと思ってすることはうまくいかない」

 

一真は、爽に、しばらくは自分が身の回りのことをするから・・・という

一真の申し出に申し訳なさそうな爽

一真は、「俺は、さーちゃんのおかげで、今の自分でいられるから」と言う

瑠衣と美和子の再会

爽の見舞いに行かない秋山

西村に「どうして見舞いに行かないの?」と聞かれると、「今は行けないんだ・・・」と答える

そんなある日、出ていった美和子が荷物を取りにやってくる

家の中に瑠衣がいるのを知って真っ青になる美和子

瑠衣は美和子の顔を見て幼い表情で「おばさん、誰?」と聞く

ふるえる美和子

 

「なんで!この女がいるのよ!」

 

美和子の勢いに、瑠衣は怖がって涙目になってプルプル・・・

秋山は美和子をなだめて、瑠衣が家にいる経緯を話す

美和子は、ぐずぐず泣きながら、出て行った身でごめんなさい・・・と言う

そして、秋山に、以前「死ねばいい」と言ったことを謝る

 

「子供がいるわたしが言うべき言葉じゃなかった・・・」

 

秋山も「ごめん」と謝る

美和子は、秋山をだまして結婚したのに、そのことについて、秋山が責めなかったことを感謝する

残った荷物は処分してくれと言って帰っていく美和子

 

店の外に出ると、そこには花壇をいじっている瑠衣がいる

瑠衣に向かって「哀れな人・・・」という美和子

 

「こんなみっともないことしなきゃ、そばにも置いてもらえないんて・・・わたしには蛍太がいる・・・

あなたには絶対に手に入れられない、あの人との絆がある・・・

あなたのアドバイスのおかげね・・・さようなら」

 

瑠衣を守る秋山の胸中は・・・

会社にいる守屋に秋山から電話が入る

公園で待ち合わせをして話すふたり

「大事な話ってなに?」と聞く守屋

秋山は「瑠衣の話がしたくて・・・」と答える

もちねこ

秋山は、以前、守屋に「八方美人」と言われたことが答えているみたい

 

爽に会いに行く前に、「終わらせなきゃいけないことがある。」と話す秋山

実は、秋山・・・薄々、瑠衣の幼児退行が嘘ではないかと疑っていた!!!

疑いながらも放っておいたのは、心の底で、子供のままの瑠衣でいてほしいって気持ちがあったから・・・

守屋は、秋山が、そこまで瑠衣を守ろうとするのは、ほかになにか理由があるんじゃないの?と聞く

 

秋山は、自分の母親が死ぬとき、お腹の中に妹がいたことを話す

母親とお腹の中にいた妹を同時に失ったのは、秋山にとっても、秋山の父にとっても、とてもショックなことで

特に父親には後悔の念が大きかった

だからこそ、父親は、再婚でできた瑠衣を死んだ妹の身代わりとして大切にした

その父親の分も、瑠衣を守ろうとした秋山

 

秋山の話を聞いた守屋は、秋山が瑠衣を捨てきれない気持ちが理解できたような気がする

そして、秋山に「前に進むため、なにをしなきゃいけないのかわかってるんでしょ」という

ベビーモニター

家に帰った秋山は、蛍太が赤ん坊の時に使っていたベビーモニターを取り出す

それを瑠衣の部屋へしかける秋山

そして、お風呂からあがった瑠衣の様子をモニターを通して見る

モニターに映っている瑠衣は、ぬいぐるみからスマホを取り出し先生に電話をかけていた

瑠衣の会話から、瑠衣がまともであることを知った秋山

モニターに映っている瑠衣は、美和子の悪口を言って、そろそろ思い出すふりをしていこうかな・・・と先生に話している

秋山の頭の中には、幼かった瑠衣のかわいらしい姿がある

亡くなった妹の分まで大事にしようとしていた妹

でも、もう、あの瑠衣はいないんだ・・・と思う

もちねこ

ええ!

気づいてて、爽より瑠衣を優先していたんかい!!!

いや、秋山としては、優先しているつもりはなかったんだろうけど、実際、爽が傷ついているからね~・・・

今までの流れを読み返しても、爽と瑠衣を天秤にかけて、瑠衣を大事にしているように見えるから、やっぱり、秋山にはモヤモヤが募る・・・

確かに、秋山の思い出の中にいる瑠衣はかわいい

でも、今は悪魔やで~!

関わると不幸になるので、関わらない方がいい女です

できれば、秋山には人身御供になってほしかったけど、そういう展開はないようです

この悪魔に勝つことができるのか?

今後に期待!