ネタバレ感想「星降る王国のニナ 7巻」第27話

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身代わりの姫としてガルガダ大国に嫁ぐことになったニナ。

決して知られてはいけない秘密を抱え、王宮の中で運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。

IMG宿命を背負う王宮ファンタジー「星降る王国のニナ」どんなお話なのかチェック!

今までのあらすじ

ふりかえり

監獄長と賭けをしたニナ

自分の命を懸けて

ホルト将軍を探すことになるが・・・

前話(第26話)はこちらから
注意
この記事は「星降る王国のニナ 7巻」のネタバレが含まれます

「星降る王国のニナ」第27話のネタバレあらすじ

ニナの本当の目的は・・・

ホルト将軍を見つけられるかどうか監獄長と賭けをしたニナ

それを聞いたヨルは「馬鹿じゃないのか!」と声を荒げる

しかし、ニナは「まかせてよ」とキリリ顔!

「そもそも、おまえはホルト将軍の顔を知らないだろ!」と呆れるヨル

 

監獄内を自由に歩いていい許可をもらったニナは、監獄の中を自由に歩きまくる

そんなニナの後をついてくるソル

ワクワクした様子で「どうやって探すの?勝算はあるの?」と聞いてくる

 

しばらく監獄内を歩くふたり

 

ニナについて歩いていたソルは、ニナが本気でホルト将軍を探してないことに気づきます

 

「君、捜してないよね・・・」

 

ギクリとするニナ

 

ニナの本当の目的は、ホルト将軍を探すことではなく、「監獄長を拉致する」ことでした

いるかいないかわからない人を探すより、監獄長を人質にしたほうがいいでしょ!というニナ

そんなニナを見て「面白い」と笑うソル

「そんなことを僕に言ってもいいの?」とソルが言うと、ニナは「ソルは監獄長には言わない」という

 

「ソルはあくまで高みの見物をしたいだけ・・・人には選べというくせに、自分では決められないんだよね・・・」

 

ニナの言葉に、一瞬、表情が固くなるソル

 

ソルは何の罪を犯してここに入れられたのか?と聞くニナ

「王を殺したんだ」と答えるソル

「え?」と驚くニナ

「なーんてね!」と笑うソルに、ニナはドキドキ・・・

一体、ソルが何者なのか・・・気になるニナ

ソルの過去

もちねこ

ここからソルの回想です

昔から学ぶことが好きだったソル

趣味は開発・・・便利なものを開発し、人々の負担を減らす発明をたくさんしてきた

そんな中・・・「洗い物が楽になりました」とお礼を言う侍女にほのかに恋をした

もっと便利なものを作ろうと、もっと手軽に猟ができるようにと小型の銃を作る

王は、片手でも簡単に扱える軽量な銃を見て大喜び

ソルの目の前で、密偵と思われる侍女を撃ち殺す

その侍女は、ソルがほのかに思いを寄せていた女性だった

絶望したソルは、王の銃に細工をする

 

銃が暴発し王が亡くなった・・・・

王が亡くなり悲しむ妹のノア(←ノアは現在のガルガダの女王です)

悲しむノアに自分が王を殺したんだと告白するソル

 

証拠がなかったため、ソルの「王殺し」は戯言と思われたが、ソルは自ら、銃を作った責任として監獄に行くことを希望した

監獄で、何もない無為な日々を送るソル

自分は、もう何も決めない・・・何も選ばない・・・と決めたのです

覚悟があるならホルト将軍の居場所を教えよう

囚人たちと話すニナを見ているソル

不思議な力を持つ「星の民」の話を思い出す

あらゆる厄災から逃れ、星が示す道を旅する民・・・彼らには、行くべき方角が見えているという・・・

 

ソルはニナに、ニナの願いを叶える方法を僕は知っている。と話します

「罪を分かち合う覚悟があるのなら、ホルト将軍の居場所を教えよう」

ソルのいう「罪」が一体なんなのかわからないけれど、ホルト将軍の居場所に連れて行ってもらうことを選ぶニナ

 

獣牢の先にある地下道にニナを連れていくソル

どこまでも続く薄暗い地下道を歩き続けると、湖が現れる

「彼は、湖の中に沈んでいる・・・取ってくるかい?」というソル

ソルの言葉の意味がわからないニナ

さらに、湖に沈んでいるのは力の象徴であり、それを、手にすれば、君は力を得る。覚悟があれば、国を支配する刃にもなる。というソル

ニナには、ソルの言葉の意味がわからない

 

だけど、ソルが誰かにそれをとってきてほしいんだとわかる

 

ニナは「ソルのために取ってくるよ」と言う

ニナの言葉に驚くソル

ソルの正体は・・・

冷たい湖にもぐるニナ

すると、湖の底に岩に引っ掛かっている大きな槍が見える

もしかしてこれ?と槍を掴むニナ

岩と岩の間に挟まった槍はなかなか引き抜けない

自分を信じて、力いっぱいに引っ張るニナ

引き抜かれる槍

 

ニナはソルの元へ槍を持ってくる

ニナの顔は笑っている

驚いた顔のソル

ニナの表情を見て、心が沸き上がるような高揚感を覚える

そして、自分が監獄の中の何もない日々に飽きていて、もう一度、やりなおすきっかけがほしかったんだと気づく

そこに、ニナとソルが湖に行ったことを知った監獄長がアンちゃんとヨルを連れてやってくる

手荒に扱われるアンちゃんとヨルを見て心配するニナ

すると、ソルがメガネを外し、前髪を大きくかきあげて・・・

その顔を見て驚くヨル

ソルに向かって「ホルト将軍!」と叫ぶヨル

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もちねこ

ダサい丸メガネをかけていたソルが、ホルト将軍だったという展開にびっくりです!

ホルト将軍の本名は「シル・ジーナホルト」というそうで!

美しい顔をしているイケメンです

ニナが湖の底から取ってきた槍は、ホルト将軍の半身といえる武器みたい

いわゆる、これがあれば無敵だぞって武器だと思われます

すごくドキドキハラハラした回でした!