「アシガール 11巻」第74話、75話 ネタバレ感想

IMG

前回、若君と志津姫の婚礼を邪魔すべく屋敷に入り込んだ唯

婚礼を祝う舞を披露する中での若君との再会という最高の盛り上がりの中で「次回に続く!」となったラスト!

待て待て待て!ここで続くは殺生な~!!!って感じでした!

さて!!その続きとなる第74話がこちらです

「アシガール第74話」紹介(ネタバレ有)

「アシガール第74話」はココハナ2018年6月号に掲載です

念願の再会!若君を婚礼の場から攫うことができるの?

ついに会えた若君と唯!

しかし、場所は若君と志津姫の婚礼の場

唯は、壇上で並んで座るふたりのツーショット姿に「こんなのいやぁぁぁぁ!!!」と顔面真っ青に!

自分の本来の目的を忘れて若君に「どーゆーこと!この女!誰!?」と詰め寄ります

素直に「すまぬ」と謝る若君

祝の舞とは思えぬ流れに相賀が「無礼者!下がれ!」と怒り出しますが、あやめさんが慌てて「“月光舞”は、月の姫君が婚礼の場に降り立ち、ムコをさらい月へと誘う昔話をもとに作られた祝舞にございます」と説明します。

あやめの説明通りきれいな薄布で忠清を隠し、そのまま若君を別室へと連れ出すあやめ達

なかなか凝った演出だと和やかなムードになる婚礼の場ですが、一向に帰ってこない忠清にようやく「逃げた」ことがわかる相賀

あわてて一座の後を追うのです

唯と忠清はタイムマシンのスイッチを使って現代へ!

屋敷から外に出て、あやめたちと別れる唯と忠清

思いもよらない展開に、最近、暗い表情が多かった忠清が久しぶりに声をあげて笑います

そして、唯に「会えてうれしい」と伝えるのです

しかし、そこに、追手の声が聞こえてきて、唯に逃げるようにいう忠清

今、自分がここで逃げれば羽木家が危ないという忠清に、唯は「逃げるんじゃなく消えるのです」とタケルが作ったタイムマシンのスイッチを見せます

羽木家のみんなは忠清のことを心配している。だから、わたしと一緒に現代にいこう。と説得します

その唯の必死さに忠清の心が動いたのか唯をお姫様抱っこをし「参るぞ」と言ってくれるのです

忠清を追ってきた相賀たちの目の前で、まるで月に行ったかのように姿を消す唯と忠清

その異様な光景に真っ青になる相賀の人々・・・

相賀の殿は、忠清を病死したことにするのです

見どころ
見どころは、やはり忠清と唯の再会!
そして、忠清が久しぶりに見せた大笑いの顔!
最近、ずっと暗い顔をしていましたから、この笑顔がなによりうれしかったですね!
そして、さらっと唯をお姫様抱っこをしちゃうところが、ほんとかっこいい!!

ココハナ2018年6月号には「番外編:天野の兵法」も同時収録されています。
こちらは、天野がどうやって吉乃さんを落としたかってお話です。あの、無表情な天野が、まず外堀を埋めてから少しづつ吉乃さんを落とした流れが描かれていて、とってもほのぼのと楽しめました

「アシガール第75話」紹介(ネタバレ有)

こちらはココハナ2018年7月号(5月28日発売)に掲載です

現代での忠清の姿にテンションあがりっぱなしの唯

忠清と現代にやってきた唯

朝起きると、白Tにジャージ姿の若君の姿が!!

その姿に「夢じゃなかった!」と頬を赤らめドキドキしちゃう唯

忠清と現代に戻ってきた前の夜、家族に快く迎えてもらった唯と忠清ですが、唯の両親から「高校生なんだから、ちゃんと節度をもって生活してもらわないと」と別室で寝ることになってしまったのです

ようやく再会できたのに、早々に引き離されてしまったんですね

庭で素振りをし、タケルと談笑する忠清をこっそり見る唯

その唯の視線に気づき声をかけてくれる忠清

二人の間にキラキラした空気が流れます

唯は朝ごはんを食べる忠清の姿にドキドキし、お風呂上がりの忠清にドキドキし・・・

とにかくテンションがあがりっぱなし!!

夢の「制服デート」がようやく叶う!

若君と一緒に現代にこれたら叶えたい夢があったんだ!!と、唯は忠清に「制服デート」をお願いします

唯の邪なお願いに弟のタケルは忠清に「無理しなくていいですよ」って言うのですが 忠清は微笑んで「今まで幾度となく唯に救われてきたのじゃ。向後(こうご)はそれに答えたい」と唯の喜ぶことをなんでも叶えたいって言ってくれます

翌日・・・唯の下校時間に学校の校門で唯を待つ忠清

そのイケメンぶりに学校の女子達「モデルか?」「映画の撮影か?」が騒ぎ出します

その忠清に走って駆け寄る唯

唯と一緒に帰っていく姿を見て学校の女子達の驚きの声が響くのです

戦国時代に若君と何気ない現代の日常を一緒に過ごしたいと強くねがった唯の想いがようやく叶いました

忠清にタイムマシンのことを説明するタケル

その日・・・タケルは忠清にタイムマシンのことを説明します

タケルの説明によると、新しい起動スイッチは、時空のダメージを抑える設計になっているけど、次に使用したら確実に時空に亀裂が入るとのこと。

「つまり、時空を移動する道が閉ざされて二度と戻れなくなります」というタケルの説明を静かに聞き「わかった」と答える忠清

今後、どうするのかの選択を忠清に託したタケル・・・

そこで次回に続くとなっています

見どころ
現代で忠清と一緒に過ごしたい・・・と唯の願いがようやく叶ってほんとよかったです!
正直「それは、難しい願いだよねー・・・」って思っていたのですが、そこはやはりマンガですよね!

こういう展開が待っていたとは!ほんとうにうれしいです

若君の制服姿も拝めたし、幸せそうなふたりがほんとによかったと思える回でした

ココハナ2018年7月号には「番外編」で奇念の話も収録されています

ページ数は6Pですが、現代で忠清の死の記録を残した奇念。この奇念の残した記録が現代にいる唯を悩ませることになったのですが、なぜ奇念がその月日を忠清の死んだ日として記録に残したのかがわかるお話となっています

 

 

※「第76話」は6月28日発売のココハナ2018年8月号に続きます

「アシガール」10巻は試し読み

最新刊の「アシガール10巻」が電子配信されています

>>【honto】1-10巻まとめ買い

>>【amazon】アシガール 1-10巻