「ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~9巻」第44話 ネタバレ感想

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この記事は「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」9巻のネタバレが含まれます

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「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」登場人物紹介

荻野爽(爽)

女性ファッション誌編集部で働く35歳
夫の一真とのふたり暮らし。夫の浮気に気づいて離婚

荻野一真

爽の夫。広告代理店に勤めている。
一見、優しくて理解のある完璧だんな。不倫がバレて爽と離婚した

瑠衣

爽の行きつけのバーで会う友達。爽の愚痴をいつも聞いて慰めてくれるが、実は、一真の浮気相手

秋山

爽の高校時代の元カレ、つらかった10代を支えてくれた。子供がいる既婚者
9巻 第40話 第41話 第42話 第43話

「Episode 44」探していた人が見つかったから

瑠衣を追い出す秋山

店のカウンターで、爽が、今日、退院することを秋山に話す西村

西村は、爽は家にお母さんもいるし大丈夫かな・・・と心配している

その二人の会話を聞いていた瑠衣は、口元を緩ませる

 

そして、午後は店を閉める。という秋山

西村を帰して瑠衣とふたりきりになった秋山は、瑠衣に「この家から、出てってくれ」という

「なんで?」と驚いた顔をする瑠衣に、そっと、瑠衣のスマホを差し出す

秋山は、「どんな瑠衣でも生きていてほしかった・・・もう家族を失いたくなかった・・・でも、もう、俺たちは家族じゃない」という

瑠衣は「わたしを捨てるの?」と聞く

秋山は、父親のことを言えば、秋山が言うことを聞くと思っている瑠衣の態度は「親父の死を侮辱」しているという

 

秋山「もう、これ以上、お前と一緒にいたくない」

 

瑠衣「わたしが死んでもいいの?」

 

だけど、秋山は「脅しで“死”を使うお前は死なないよ」と言って部屋を出て行く

ムカつくって顔で「うざっ・・・」という瑠衣

目的を果たすため爽の家へ向かう瑠衣

家を出た瑠衣は泉川先生に電話をする

捜している人の居場所もわかったし、泉川のもとへ戻るという瑠衣

けれど、そういう瑠衣の目には涙が・・・

泉川先生は、「あなたの母親なら、そんな涙は流さない・・・もっと強くなれ」という

 

雨の中を、傘もささずにトボトボ歩く瑠衣

そんな瑠衣を心配して声をかけてくる男がいる

瑠衣は、男をホテルに連れ込み、自分自身を傷つけるように男に抱かれる

自分を傷つけることで、本来の目的を改めて思い出す瑠衣

男と別れ、瑠衣は、爽の家へ向かう

 

そして、玄関から爽の家へ入る

玄関には爽の母親がいて、瑠衣を見て、ヒッて顔をし怯える

瑠衣の目的は爽の母だったようで「まさか、実家に帰っていたなんてねぇ」とニヤリ

怯える母親の脳内に、不気味な映像がフラッシュバックする

ガクガク震えだす爽の母

瑠衣は、ニヤニヤしている

叫ぶ爽の母

母親の叫び声にベッドにいた爽はあわてて玄関へ降りてくる

そこにいる瑠衣の姿に驚く爽

瑠衣は、かわいこぶりっこして「さやかさーん♥よかった生きてて~♥」と言う

爽は、怖い顔で「警察呼ぶよ」という

すると瑠衣が「ねえ・・・なんで私が、こんなことをずっとしてきたか・・・そろそろ知りたいよね」と笑う

そして、「その人に聞いてみなよ」と爽の母を見る瑠衣

爽は、瑠衣の言葉の意味がわからない

爽の母は真っ青な顔をして座り込んだまま「この女の所為で、うちはめちゃくちゃになったのよ」という

もちねこ

瑠衣を見て、なにか思い出した爽の母・・・

そのフラッシュバックの画像には、意味ありげな手や、号泣する女の姿(←爽の母?)などがあって、なんとも不気味です・・・

爽の家が、決定的にダメになったのって、確か、爽と秋山と付き合いだしたころなんですよね・・・

当時の瑠衣は、まだ小さかったんだけど・・・

兄である秋山を取られたくなくて、爽の家になにかしたってこと?

しかし・・・一向に爽快感あふれる展開がきませんねー・・・

もやもやが続きます