人気急上昇中の「セクシーな田中さん」
タイトルと表紙からは想像もできない、個性的なキャラが活躍するおもしろおかしいコミック
いいオトナたちが間違えながらも、前を向いてがんばっています
- 「このままでいいの?」と迷う大人女性におすすめ!
- 読むと元気になれる
- 趣味が持ちたくなる
目次
あらすじ紹介
優秀な経理部員だけどアラフォー地味女の田中さん。婚活に励む23歳OL・朱里は最近そんな田中さんが気になって仕方ない… そしてついに、その素顔はまさかのセクシー○○○〇であることを発見! すっかり田中さんのファンになってしまった朱里は、婚活そっちのけで田中さんの追っかけと化すが…!?
「セクシー田中さん」第1話
特別じゃなくていい・・・普通の結婚をしたい23歳OL
合コンで8枚の紙に結婚相手に臨む条件を書くという心理テストをしている朱里
「優しくて思いやりのある人」
「笑顔が素敵な人」
そう言う感じで、男性が好きそうな答えを書いていく朱里
朱里の答えを見た男性陣は、嬉しそうな反応を返す
「朱里ちゃんは、まだ23歳だもんなー」ニヤニヤ
朱里は、えー!なんのことだかわかりませーんってかわいい笑顔で笑っている
家に帰って、ベッドの上で、結婚相手の条件を書きだす朱里
「最低年収は〇〇〇円」
「モテすぎない人」
「大家族はNG」 など・・・
さっきとは打って変わって現実バリバリの条件
朱里は、誠実で“普通”の人と結婚したいと思っている
人がうらやむような特別な幸せがほしいわけじゃない・・・ただ、不幸になりたくない
リスクヘッジがしたいだけの自分の結婚観に、自分自身で「サイアク」だと思っている
もちねこ
独身の40代女性を見て「ああはなりたくない」
会社で若い女の子たちで集まると、独身アラフォーの同僚に対してのディスり大会が始まる
「老化に負けじと自分磨きにエスカレートする」
「諦めて老後資金をためはじめる」
「みじめだよね」
「ああはなりたくない・・・」
「田中さんは?」
「田中さんは、普通じゃないから」
話題に出た田中さんは、経理課にいるむちゃくちゃ仕事ができる女性
歳は39歳
メガネをかけ、おしゃれをせず、長い髪を、いつもひとくくりにしている
みんなは、田中さんは女を捨てていると言っているが、実は、朱里だけはそうは思っていない
さっそうと背筋を伸ばし歩く田中さん その姿に「絶対に、何かやっている」と思うのです
朱里の男友達の進吾が登場
「田中さんって、絶対に、なにかやってると思うんだよねー」と行きつけの焼き鳥屋で友達の進吾(しんご)に話す朱里
「体のラインがね!こう・・・グイっと!」
朱里の話を聞きながら進吾は「朱里は、子供体形だもんなー」と笑う
店から出たら「朱里の家に泊まっていい?」と聞く進吾
朱里は「また~?」と呆れながらも、強く拒否ができない
「今、男もいないし、いいじゃん」と朱里の家へあがりこむ進吾
慣れた様子で、シャワー浴びて、ソファーで眠る真吾に不服顔の朱里
もちねこ
愛想のない男からの一言に傷つく朱里
そして、またもや、友達に誘われて合コンに行く朱里
相手の男性陣が「年齢層高めの40歳以下」と聞いて、その年代に受けがいい短めのスカートで合コンに参加する朱里
朱里の目の前には、愛想のない男が座っている
横にいるコミュ力が高そうなチャラ男が、愛想のない男のフォローをしていろいろ話しかけてくる
愛想のない男の名前は「笙野」
笙野が、銀行マンだと知った朱里は、可愛い笑顔で「おいくつなんですか?」と聞く
「36歳」と答える笙野
会話を続けながら、この人と結婚した場合・・・と頭の中で計算をし始める朱里
でも、笙野は「帰る」と言い出して・・・
トイレに立った時、笙野と笙野の横にいたチャラ男が揉めているのが聞こえる朱里
「あいつら絶対に遊んでいるだろ・・・媚びまくって、男をつかまえることしか考えてないじゃん」
「合コンってそういうイベントだろーーー!!!」
朱里は、笙野の言葉に抱えているもやもやが大きくなる
笙野が落としたボールペンを拾う朱里
笙野のことを引き止めていたコミュ力高めのチャラ男の名前は小西
お開きの時、小西と連絡交換をする朱里
もちねこ
笙野の言葉にもやもやしつつも、男性から連絡交換しようと言われると、あっさり、連絡交換をしてしまう自分にさらにもやもやしているって感じですね~
ベリーダンスを踊る田中さんと出会って!
後日、友達と「sabalan」というお店にフムス料理を食べに行く朱里
中東のエキゾチックな食べ物が並ぶ
マスターも陽気で気さくな人で、友達と楽しい時間を過ごす
そして、ステージでショーが始まる
セクシーな姿のダンサーがベリーダンスを踊りだす
マスターが「ベリーダンスは、元々は中東の民族舞踊なんだけど、現地の扱いとしては娼婦の踊りかな~」と説明する
どこかから「はしたいない」って言葉が聞こえて・・・
朱里は、笙野の「絶対に遊んでいるだろ。」という言葉を思い出す
(わたしもはしたないのかな・・・)
(合コンばっかりして、男に媚びている・・・)
(でも、わたし、遊びで寝たことはないけどな・・・)
もやもやをかかえ頭をかかえふさぎ込む朱里
そこで、次のダンサーが登場
「saliちゃん」と呼ばれるダンサーが出て湧く客席
エキゾチックな踊りを見せるsaliちゃんは、頭を抱えている朱里に近寄ってきて、やさしくスカーフを朱里に巻く
顔を上げた朱里
朱里の顔を見てギョッとするsali
ビシバシのつけまつげに濃い舞台メイク
スッピンの顔などわからないくらいの厚化粧だが、朱里はsaliが、会社のメガネ女子の田中さんだとわかる
店から出る田中さんを追いかける朱里
舞台メイクを落とさず帰ろうとする田中さんは「人違いです」と言って逃げていく
もちねこ
誰にも言わないで!
翌日、会社で、田中さんに声をかける朱里
田中さんは、ヒィッて顔
トイレで「誰にも言わないでください!お願いします!」と土下座する田中さん
朱里は「どうして?」と聞く
「恥ずかしからに決まっているじゃないですか!!!!」
朱里は、「キレイだったのに」と言う
朱里の誉め言葉に真っ赤になる田中さん
あわてて走り去っていく
朱里は、また店に見に行きます!と逃げる田中さんに声をかけるのです
「sabalan」へ来た朱里は、マスターに田中さんのことを聞く
マスターは、saliちゃんはダンススクールの生徒で、クリスマスにはショーもあるし見に来てね!とチラシを朱里に渡す
小西とデートをすることになる
チラシを見て、ショーに行くかどうか迷う朱里
田中さんは見られたくないみたいだし・・・どうしようかなー・・・と思っていると、小西からのお誘いメールがくる
その日は、クリスマスのショーと重なっていて・・・
朱里は、田中さんより小西とのデートを選ぶ
待ち合わせをし、街でブラブラして楽しむふたり
小西がトイレに行った時に、朱里のスマホに合コン仲間の華ちゃんから連絡がくる
それをチラッと見る朱里
枠外へ飛び出そう!
トイレから返ってきた小西がショップのウィンドウに飾ってあるかわいい服を見て「これ、朱里ちゃんに似合いそう~」と言う
朱里は、「スカートの丈が短いですよ~。10代じゃないんだし!」と答える
小西は、この間、綺麗な足を出して短いスカートで歩いている女性がいて、でも、顔を見たらババァなの・・・ドン引き・・・朱里ちゃんは、まだまだ大丈夫!と話す
小西の話を聞いた朱里は「17歳の時・・・今が人生にピークだと思いました」と話しだす
ハタチになって、「もう、わたしたちババァじゃん」と友達と話して嘆いてて・・・
でも、この間、ヒラリーさんが敗北宣言で、すべての女性に価値があるって話してて・・・
わたし、ちまちま、何やってるんだろうなって思ってて・・・
いきなり始まった朱里の演説に困る小西
話題を変えようと「食事に行く?」と言う
しかし、朱里は、「やめておきます」と答える
キレそうになる小西だけど、朱里は、さっき友達からきたメッセージを小西に見せる
そこには、小西が、朱里と沙奈を天秤にかけているというメッセージが入っていた
小西は朱里の友達の沙奈ともデートの約束をしていたようで・・・
慌てる小西
「だって!朱里ちゃんが、俺なんて相手にしてくれるわけないって思ったんだよ!」
朱里は「お互い様です」と言って走り出す
「自分なんか相手にしてくれない」と言った小西の言葉に、朱里は、「なんで、みんな、自分なんかには大した価値がないって思っちゃうんだろう~」と思う
そして、「sabalan」に着くと、丁度、saliがステージに立っていて!
喝采に包まれて踊る田中さんを見て、朱里も、「枠外へ」と脱線する勇気が湧いてくるのです
もちねこ
見た目は男性受けがいいゆるふわ系の女の子なので、そういう結婚観であれば、すぐにでもお相手が見つかりそうなのに、見つかっていないのは、そんな自分にもやもやを抱えているからみたい
第一話は登場人物が多くて!
会社では地味キャラなのに、実は、ベリーダンスをしている田中さんや、愛想のない銀行マンの笙野・・・朱里の男友達の進吾・・・
どれも、一筋縄ではいかない大人たちで、彼らが、今後、どういう展開を繰り広げていくのかが大変楽しみな第一話となっています