「顔に泥を塗る 3巻」第20話 ネタバレ感想

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もちねこ

こんにちは!もちねこです

WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」

インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です

あらすじ紹介

同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!

注意
この記事は「顔に泥を塗る」のネタバレが含まれます。
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
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「顔に泥を塗る」第20話

もちねこ

はるくんからの謝罪に流されそうになる美紅

大学生の頃のふたり

大学生の頃の美紅とはるくん

はるくんに「先輩って子供の頃から弁護士になるのが夢だったんですか?」と聞く美紅

はるくんは「別に弁護士になるのが夢ってわけじゃない・・・」と答える

父と母が弁護士で、なんとなく目指しただけで、司法試験は難しいし、将来は、サラリーマンになってもいいと思ってるんだよね・・・と話す

 

はるくん「美紅は、弁護士のカレシと、サラリーマンのカレシ・・・どっちがいい?」

 

「カレシ」という響きにドキドキする美紅

「先輩ならどっちでも・・・もちろん、弁護士さんは専門的な職業でかっこいいなって思いますけど・・・」と照れながら答える

美紅の言葉を聞いて「じゃあ、弁護士、がんばろうかな・・・」と答えるはるくん

もちねこ

回想はここで終了です

自分の気持ちがわからなくなる美紅

はるくんは、家に戻ってきてくれるなら、これからは美紅の好きな格好をしてもいいと言ってくれる

はるくんが、こんなにあっさり折れてくれるとは思っていなかった美紅は驚く

それだけ、私と別れたくないって思ってくれたってこと?

わたしもやり直せるならやり直したいって思ってたし、別れる理由もない・・・これでいいんだよね・・・?

 

こうして、はるくんのいる家に戻ることになった美紅

実家を出る日に、弟からイヴくんと連絡を取ってほしいと頼まれるが、イヴくんとは連絡は取れないよ。と思い、弟には、イヴくんのバイト先に直接行くように伝える

 

はるくんから言われた「男の影響で好きになっただけじゃないの?」という言葉に、はっきりと「違う」と答えることができなかった美紅

 

イヴくんは、確かに、わたしにとって特別な人だから・・・

恋愛として“好き”だったわけじゃない・・・でも、男友達とも少し違う・・・憧れと尊敬が詰まったキラキラした特別な感情があった

 

わたしの意志って何?

どこからが私の本心なの?

もし、はるくんが私のように誰かに影響をされて好みが変わったら?

わたしは、その変化を受け入れられるの?

今まで、私は、自分が被害者だと思っていたけど、でも、悪いのは私の方なの?

自分の気持ちがわからず苦しむ美紅

これが人を愛するってこと

はるくんの家に戻った美紅

はるくんが仕事を終えてあわてて帰ってくる

家に戻っている美紅を見て、「帰ってきてくれてありがとう」と抱きしめる

 

お風呂からあがると、はるくんは仕事をしてて、「もしかして、わたしのために仕事を持ち帰ってきたのかな?」と思う美紅

昔からはるくんは、私に何かあると必ず早く帰ってきてくれた

些細なことでも、私を優先してくれた

 

はるくんが、濡れている美紅の髪を乾かしたいと言ってきて、はるくんに髪を乾かしてもらう美紅

美紅の長い髪を櫛でとかしながら「もし、切りたいなら切ってもいいよ」というはるくん

 

はるくん「昔、俺が、髪を切らないでっていったから、伸ばしてくれたんでしょ?」

 

はるくんは、以前、美紅が髪を巻いてきてくれた時もそっけない態度をとったことを謝る

「俺は、美紅の綺麗な髪が好きで、巻いたり、染めたりして痛んだら嫌だなって思ったんだ」と話す

メイクをした時も、美紅は素顔が一番かわいいのに、なんてもったいないことをするんだ?と思ったし、ケンカした日も、昔の美紅は、もっと素直だったのにって腹がたった。と話す

美紅が変わっていくことが怖かった・・・だから、傷つけてでも、縛り付けたかった・・・けれど、そんなことしても、美紅は離れていくばかりで・・・美紅の変化を受け入れない限り俺のそばにはいてくれないんだってようやくわかったという

 

はるくん「今まで、傷つけてごめん・・・美紅が変わるなら、俺も変われるように努力する」

 

はるくんの言葉に、自分が、はるくんが完璧な人だと思っていたと気づく美紅

大学生の頃・・・「弁護士とサラリーマン・・・美紅はどっちがいい?」と聞いてきたはるくん

きっと彼は私と同じくらい不安でいっぱいだったんだ・・・

お互いの欠点を受け入れて、妥協しあって許し合って、関係を築いていくことが、本当の意味で人を愛するってことなのかも・・・とはるくんにキスをする美紅

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もちねこ

大学生時代のはるくんがすごくいい笑顔のカレシで~

実は、いい子なの~?って思いました

いや、でも、今話を読むと、もしかして、本当に、不安で美紅のことを傷つけたのかな~って思ってしまう~

でもでも、モラハラカレシだったよね~?

うーん・・・美紅もだまされているが、私も騙されている?

どうなっちゃうの?!