もちねこ
WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」
インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です
あらすじ紹介
同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
1巻 | 第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
1巻 | 第5話 | 第6話 | 第7話 | |
2巻 | 第8話 | 第9話 | 第10話 | 第11話 |
2巻 | 第12話 | 第13話 | 第14話 | 第15話 |
3巻 | 第16話 | 第17話 |
「顔に泥を塗る」第18話
もちねこ
気持ちには答えられません
イヴの告白にどう返事していいかわからず困惑している美紅
イヴは美紅の反応に「伝えたかっただから・・・わがままを通しちゃった・・・」と話す
美紅は「わがままだなんて!」と言って
「そんな風に思っていてくれたなんて・・・だって、イヴくんは憧れの女の子みたいな・・・」と言う美紅
咄嗟に出た言葉に、自分でビックリする美紅
今までのイヴの行動を思い返して、イヴの気持ちを考えもしなかったことに気づく
「ワガママなのは、私の方だよ・・・」という美紅
イヴくんとはじめて会った時も、「女の子になりたい男の子」だと思って、この世に、メイクを楽しむ男の子がいるとは想像もしなかった
イヴが「ただ好きなものを身に着けているだけ」だって知って励まされた
でも、励まされて憧れるだけで、イヴの存在は、テレビの向こうの芸能人のような感覚で見てた
美紅「遠い憧れの女の子としてイヴくんを見てた・・・だから、イヴくんの気持ちなんて考えもしなかった・・・」
イヴを自分の隣に立っている男の子として見ていなかったと謝る美紅
そして、「イヴくんの気持ちにはこたえられません」と答える
今ならはるくんと向き合えると思ったが・・・
それから数日後・・・
更衣室で仕事の制服に着替えている美紅は赤いリップを塗ってる
同僚の谷さんがきて「今日のメイク、バッチリじゃん!」と褒める
「谷さんにメイクを教えてもらったおかげです」と答える美紅
あの後、美紅は、メイクの練習をしだした
濃い目の色を塗りすぎて、先輩に注意をされることもあるけど、赤いリップを塗っても違和感がないほどメイクの腕が上達した
「その赤いリップかわいい~。どこで買ったの?」という谷さん
美紅は、もらいものだと答える
美紅の手の中にあるリップは、イヴくんと会った最後の日に、イヴくんからもらったもの
「僕から美紅さんへのエールってことで」と言って、リップをくれたイヴ
美紅は、鏡に映るメイクをしている自分を見て、今なら、はるくんとちゃんと話すことができると思う
もう流されない・・・はるくんが、今の私を受け入れられないなら、その時は・・・もう・・・と思う美紅
美紅が家を出てからはるくんと連絡を取っていない
スマホを前に、はるくんのことを思う美紅
ちゃんとご飯を食べているのか?クリーニングを出しているのか?と心配になる美紅
そんな美紅に、書留が届く
受け取った美紅が差出人を見ると、はるくんが勤める弁護士事務所から
「なんだろう・・・」と思いながら開封すると、そこには「不貞行為に基づく損害賠償請求300万を支払うことを請求します」とあって・・・
もちねこ
イヴのことを振った美紅
「男の子」として見てなかったと、なかなかつらいことを言っていますね
でも、この状況になって、いまだにはるくんを心配している美紅
ちゃんとご飯を食べているのか?クリーニングを出しているのか?って、もうそれ「お母さん」では?