「顔に泥を塗る 2巻」第11話　ネタバレ感想

WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」

インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です

あらすじ紹介

同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー？ メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー！

「顔に泥を塗る」第11話

メイクをする私も好きになって！

真っ赤なリップを塗って、はるくんと対面した美紅

だが、はるくんは静かに、リップを捨てていなかったこと。イヴに会いに行ったことを責めはじめる

さらに、「イヴと友達として会うことを許してほしい」という美紅に「ちょっと虫がよすぎない？」と言うはるくん

いつもは、はるくんが冷たい話し方になると、自分から「ごめんね」と謝って、ぶつかり合わないようにしてきた・・・

でも、今日は、ちゃんとはるくんにわかってもらうんだ！と、勇気を出して「わたし・・・メイクをするのが好きなの」と話し出す美紅

はるくんの言う通り、自分の顔は「メイク映え」する顔じゃないけど、でも、メイクをして余所行きの顔をしている自分が鏡に映ると気持ちが明るくなる

「私が好きな私のことを好きになってほしい」

必死に話す美紅の口元にふれるはるくん

美紅の口元に塗られたリップを指で拭って、「まず、この汚い口紅をとってから喋ってくれない？」

はるくんの冷たい言葉に胸がキュッとなる美紅

「この口紅は美紅に合ってないし、尻軽女に見える。」というはるくん

はるくんのひどい物言いに「な・・・なんで・・・そんなひどいこと・・・」と悲しくなる美紅

はるくんは「美紅のためを思って言ってるんだよ」と答える

「似合ってないのに、自分が好きな格好をしたいって・・・まさに裸の王様でしょ・・・自己肯定感をはき違えてる」

はるくんに「似合ってない」「裸の王様」と言われ、一瞬、そんなにに合ってない？と思ってしまう美紅

しかし、そこに浮かぶイヴの言葉

イヴくんは、確かに「似合う」って言ってくれた・・・・

はるくんの言葉に言い返す美紅

「私は、いまのままでいたくない」

「メイクする私もしない私も、どっちも私！ありのままの私だよ」

一緒にいたくない・・・追い出される美紅

言い返した美紅に、はるくんは「美紅って、ほんと、すぐに他人に影響されるよね・・・」と呆れている・・・

はるくんは、美紅がイヴに感化され、イヴと仲良くなりたいからイヴからの意見を受け入れているだけなんだろ。という

美紅のスマホとコートを美紅に渡すはるくん

「そんなに彼と親しくしたいなら、彼の所に行きなよ」

美紅は、なにいってるの？と首を横に振るが、はるくんは美紅のことを玄関から追い出す

そして、財布の中からお札を取り出し、それを床にそのまま落とす

「彼氏の言うことを聞けないような彼女とは一緒にいたくない。今日はひとりで寝て」と言って玄関のドアを閉めるのです

家の外に放り出され、呆然とする美紅

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顔に泥を塗る 1巻

[著]ヨシカズ

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