第26話!ネタバレ感想「王の獣」7巻

IMG

こんにちは!もちねこです

「Cheese! 2021年4月号」より「王の獣」の紹介をしています

もちねこ

この物語は・・・

人間の支配下に獣の特性を持った「亜人」たちがいる世界で、弟の仇をとるため亜人の少女・藍月(らんげつ)が女であることを隠し、第四皇子・天耀(てんよう)の従獣となる異世界ファンタジーです

前回のあらすじ

ふりかえり

「蘇月」が皇帝の元で生きていると聞かされた藍月

皇帝の目的は「蘇月」のアルカナ

藍月は、自分のアルカナを確かめるために薬を飲む

そして、ついに藍月のアルカナが覚醒し・・・

注意
この記事はネタバレが含まれます。
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
5巻 16話 17話 18話 19話
6巻 20話 21話 22話 23話
7巻 24話 25話 26話 27話

6巻のコミック!絶賛!発売中!

「王の獣」第26話 あらすじネタバレ

藍月はショックで駆け出して・・・

衝撃の事実に打ちひしがれる藍月

耐えられないとばかりに天耀さま向かって手を伸ばす

天耀さまは両手をひろげて藍月を受け止める姿勢になるが

藍月が飛び込んだのは太博の腕の中!!!

 

天耀さま・・・

 

「あ・・あれーーーー!?」

 

もちねこ

ちょっと顔が赤くなってる天耀さまがかわいい~

 

その光景を見ていた江凱さまは「グブフッ・・・」

つい、おかしくて笑っちゃう

 

太博にしがみつく藍月に「大丈夫か?」と声をかける天耀さま

藍月は、ビクッとなって部屋を飛び出す

江凱さまは「あいつを落ち着かせておけ。こっちはこっちで調べるから」と天耀さまに告げる

今まで自分は一体なにをしていたのか?自分を責める藍月

廊下を走る藍月

皇族の従獣になるため、戦い続けてきた記憶を思い出す

この国では、亜人が戦の前線に立って戦う

そこで手柄を立てなければ皇族の従獣になることはできない

自分と同族の亜人を傷つけ、ひたすら武勲を立ててきた藍月

時には、皇族の遊びで、戦場で顔なじみになった相手にも容赦なく刃物を突きつけなければならないこともあった

記憶の中にある戦場で戦う藍月の手は、べっとりと血で染まっていて、とても重い

 

もちねこ

ここ・・・自分の中にある寂しさや悔しさをただただ昇華させるために戦い続けた藍月のつらさに胸がいたくなります

私のために側にいてくれ

廊下を走る藍月・・・

脚を踏み外して転ぶ

目の前に見える自分の手を見て、自分の手はべっとりと汚れている・・・と思う

なのに・・・なんのために・・・・

床に届きそうなくらい伸びた髪を持っている刃物でザクザク切りだす藍月

ボロボロになる髪

そこに追いついた天耀さまが後ろから声をかける

天耀さまを見て、再び逃げる藍月

 

藍月が逃げたのは池の中にある石盤の上

 

「来ないでください」

 

本当は、蘇月ではなく自分がここにきていたはずだったのに・・・

そしたら、蘇月は死なずにすんだのに・・・

蘇月は生きながらにして、どれほどの苦痛を与えられたのか・・・

僕は、一体、なんのためにたくさんの命を奪ってきたのですか?

 

涙を浮かべて「消えてしまいたい・・・」という藍月

 

天耀さまは池の中に入り、そのまま水の中を歩いて石盤の上にいる藍月の元へくる

藍月の目の前に座り、蘇月を自分の従獣に選んだのは自分だという天耀さま

不安そうに心細い顔をしていた小さい蘇月を見て、自分なら、この子を救ってやれると、いかにも皇族らしい傲慢な気持ちで蘇月で選んだと話す

 

「私は、必ず蘇月を見つけて、おまえにも蘇月にも、私の力でできることをしていくよ」

 

「だから、おまえは私の側にいて、私を幸せにしてくれ」

 

藍月は、そうすることが僕の贖罪になりますか?と聞く

天耀さまは、藍月に「わたしはおまえを愛してる」と告げ、どんなに自分が藍月のことを特別におもっているか語ります

藍月だけがわたしに与えられるものがある。という天耀さま

両手を広げて「叶えてくれ」という

藍月は、ゆっくりとそろりと天耀さまに触れる

藍月を抱きしめてくれる天耀さま

天耀さまに抱きしめられた藍月は再び泣き出す

その藍月に天耀さまがそっと口づけて・・・

 

最後は、江凱さま

蘇月を隠すならどこなのか?と探っている

後宮の奥深くなら、限られたものしか出入りできない・・・都合のいい隠し場所だ。と言っている

そして、最後のコマには、後宮の奥深くにいる髪の長い従獣の後ろ姿があって・・・

もちねこ

最初、両手を広げて藍月を抱きしめる気でいたのに!

簡単にそれを裏切られ「あれー?」ってなっちゃう天耀さまのかっこ悪さ!

でも、後半は、そのかっこ悪さをリカバリーするがごとく、藍月を慰めるシーンが投下されて!

すっごいキュンってきました!

特に、藍月のことをどんなに特別に思っているか語るシーンがすっごいよかったですね~

 

そして、藍月の悲しみは本当によくわかる

あの時ああすれば・・・と後悔で胸がいっぱいになって、自分を責めつづけるってやつですよね・・・

 

最後には蘇月らしい後ろ姿の登場人物もでてきています

背中しか見えないので顔はわからないけど、絶対に美人さんなんだろうなーって雰囲気がします

早く顔が見たいなー!

「王の獣」を無料で試し読み!