16話!ネタバレ感想「王の獣」5巻

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こんにちは!もちねこです

「Cheese!2020年6月号」より「王の獣」の紹介です

こちらが4巻の続きとなります

もちねこ

この物語は・・・

人間の支配下に獣の特性を持った「亜人」たちがいる世界で、弟の仇をとるため亜人の少女・藍月(らんげつ)が女であることを隠し、第四皇子・天耀(てんよう)の従獣となる異世界ファンタジーです

今までのあらすじ

ふりかえり

皇族である天耀に対し、日増しに特別な感情が大きくなる藍月

自分の立場を再認識し、この思いを誰にも知られてはいけないと葛藤しはじめるが・・・

注意
この記事は「王の獣」」5巻に収録予定のネタバレが含まれます。
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

「王の獣」第16話 あらすじネタバレ

藍月の気持ちを知りながら傍観するしかできない太博

大きなため息をつく天耀(てんよう)

 

太博(たいはく)「いかがなされたのですか?」

 

天耀は、藍月(らんげつ)の髪に花を飾ったら、可愛かったから「可愛い」と言ったら逃げられてしまったことを話す

「男に向かって可愛いなどと・・・わたしが悪いんだ」という天耀

藍月が女であることを知ってる太博は、天耀の話を聞いて藍月に同情をする

でも、亜人の身で皇族である天耀さまに惹かれるなどもってのほか!!!と思う

 

藍月のことを憐れだと思うが、味方をすることもできない太博

 

それに、藍月の真の目的は、弟の蘇月(そげつ)の敵討ちのはず・・・

目的を見失うことはないだろうから、このまま傍観しつづけることにするのです

敬愛か?恋か?迷う藍月

翌朝・・・

天耀に朝のあいさつにきた藍月

怖い顔で「もう一度いいますが、女にするようなことを僕にしないでください」と念を押す

天耀は、笑いながら「うん・・・そうだな」と答える

そして、たくさんのお菓子を藍月の前に並べて「おまえはどんなお菓子が好きなんだ?」と聞いてくる

藍月はお菓子をじっと見て「どれも口にしたことがないのでわかりませんが・・・」と答える

「では、ひとつづつ食べよう」と、藍月と庭でおやつを食べることにする

藍月の入れたお茶を「うまい」と言って飲んでくれる天耀

隣に座ってる藍月は、天耀さまへの気持ちが敬愛なのか恋なのか・・・再び迷いだす

だけど、天耀さまが藍月の肩に寄り添うようにして眠りだして

藍月は天耀さまの重みを肩に感じて動けなくなるのです

どうか隠し通してくれ!

そして・・・

シーンは変わり、天耀さまが筆と紙を用意していて・・・

字が読めない藍月に文字を教えてあげようという天耀さま

文字を教えてくれると聞いてうれしい顔になる藍月

だけど、天耀さまが「蘇月にはきちんと教えてあげることができなかったから・・・」と言うのを聞いて

じわりと自分の中にイヤな感情が沸き上がるのを感じる

 

天耀さまにとって、自分は蘇月の身代わりなんだろうか・・・

 

自分は、蘇月の無念を晴らすためにここにいるのだから、それで問題はないはずなのに、この胸に広がるイヤが気持ちはなんなんだろう・・・

 

もやもやする気持ちを抱えてしまった藍月

立ち上がり「文字なら、太博に教えてもらいます」という

天耀さまは「藍月」と名前を呼ぶが、藍月は無視してその場を去っていく

 

その様子を見ていた太博

藍月が抱く感情は、きっと「初恋」なのだと気づいて、心から「できるなら隠し通してくれ・・・」と願ってる

天耀に背を向けて歩く藍月の目には涙が浮かんでいる

そのまま人目のない庭の隅でうずくまり泣く藍月

その藍月に声をかけてきたのは、第三皇子の江凱(こうがい)だった・・・

もちねこ

皇族には恋をしてはいけない!

女とも絶対にバレてはいけない!

藍月の秘める思いがつらいです!

天耀はやさしくてとってもいい主人なんだけど、その天耀のやさしさが逆につらいです!

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