もちねこ
WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」
インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です
あらすじ紹介
同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
1巻 | 第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
1巻 | 第5話 | 第6話 | 第7話 | |
2巻 | 第8話 | 第9話 | 第10話 | 第11話 |
2巻 | 第12話 | 第13話 | 第14話 | 第15話 |
3巻 | 第16話 |
「顔に泥を塗る」第17話
もちねこ
彼と別れる?怯える美紅
イヴのバイト先を一緒に出た美紅とイヴ
イヴのアウターを見て「かわいいね」という美紅
イヴが「ありがとう」と笑うと目元がキラキラする
イヴがラメマスカラを塗ってると聞いて「かわいい~」という美紅
美紅は、いまだに、あのまま彼の好みのメイクをしとけばよかったのかも・・・と悩むといい、でも、イヴのメイクを見ると、彼が何と言おうと、自分が好きなリップを塗るんだって決心を思い出すよ~。と話す
イヴは「じゃあ、もし彼が美紅さんの決心を受け入れなかったら別れる?」と聞くと
美紅は、「彼と別れる」というキーワードに怯えて震える
そんな美紅を見て、自分の昔の話をするイヴ
イヴの昔の話
イヴは、中学に上がるまでオランダに住んでいた
メイクに目覚めたのは、オランダに住んでいた時
母親がメイクをする姿を見て、自分もやりたいと言った
母は、子供用のメイク用品をイヴにプレゼントをしてくれた
さらに、母の弟には男性のパートナーがいて、その人がメイクをする男性だったので、メイクをするのが好きなイヴにとってとても恵まれた環境だった
でも、中学生の時に日本へ戻ってきて、彼女が出来て・・・
その彼女が、イヴの家に遊びに来た時に、イヴが持ってるコスメを見つけた
イヴは、彼女に「一緒にメイクする?」と誘ったが、彼女は、イヴを「オカマ」だと言って、翌日、友達に言いふらした
イヴは学校でいじめの対象になった
卒業まで周りに無視されたままだったけど、いまだに、みんながなにを言いたかったのかよくわからないと話すイヴ
明るいイヴにいじめられていた過去があると知って、驚く美紅
なんて声をかけていいのかわからなくて悩むけど、同情したり共感するのはなにか違うと思って「話してくれたうれしい」と返事をする
美紅「昔のイヴくんのことを知れてうれしい」
イヴは、美紅の返事がうれしくて照れてる
イヴ「つまり、僕が話したかったのは、その時の彼女は、僕がいじめられるなんて考えもせずにみんなに話したと思うんだ」
高校では、イヴの個性を認めてくれる友達に恵まれて、イヴがメイクするとわかってくれている彼女もできた
理解のある彼女だったが、デートの時には「男らしい恰好をしてよ」と言ってきて、当時のイヴは「つまんない要求をされるのは嫌だな」とその子とは別れたんだ。と言う
イヴ「今、思い返せば、好きな人と過ごすときくらい、相手の好みに合わせてもよかったかも・・・」
本当に好きな相手だから悩むし、自分と相手の許容範囲を探ってギリギリまで妥協して努力するのは当たり前のことだから、美紅さんが悩んでグラグラするのは、それだけ彼のことを本気で愛していたってことなんだろうと思う・・・と話すイヴ
イヴ「でも、僕の願望を言うと、もうこれ以上、彼のことでグラグラしないでほしい」
イヴは「美紅さんの、自分の気持ちに正直なところが大好きなんだ」と言って
イヴ「僕はありのまま輝いているあなたが好きです・・・だから、彼と別れて付き合ってください」
もちねこ
イヴが告白できた回でした
イヴが美紅のどこが好きなのかがっつり語っています
“ありのままの君が好き”ってとってもいいセリフですね!
美紅の答えが気になります