もちねこ
WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」
インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です
あらすじ紹介
同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
1巻 | 第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
1巻 | 第5話 | 第6話 | 第7話 | |
2巻 | 第8話 | 第9話 | 第10話 | 第11話 |
2巻 | 第12話 |
「顔に泥を塗る」第13話
もちねこ
イヴに電話をし!
美紅が怒ることができる場所
美紅から電話をもらったイヴは、すぐに美紅のいる場所にかけつけてくれた
美紅は、はるくんからきたメールの話をする
「なんで、わたしだけが悪いみたいな言い方をするのかって・・・・すごくむしゃくしゃして、つい、勢いでイヴくんに電話をしちゃった・・・」
美紅の話を聞いて、美紅の彼氏に対して怒るイヴ
そして、「美紅さんが怒れる場所に連れて行ってあげる」と言って!
イブが連れてきてくれたのはバッティングセンター
美紅は、バッティングセンターにくるのは初めてでアワアワ!
イヴは「“バッティング”と“怒る”って似てるんだよ!どっちも練習しないとできるようにならない」と言って、美紅にバットをわたす
「飛んできたボールを、これまで、美紅さんが彼に感じてきたモヤモヤだと思って打ってみて」
美紅は、飛んでくる球にバットを当てようと振るが、当たらない
できないよ~って泣き言をいう美紅
イヴは「ボールを見て!問題から目を離さないで」と声をかける
「バットを振らなきゃ、一生打てないままだよ」
イヴの声援に、必死にバットを振る美紅
でも、当たらない
すると、イヴが「彼が赤の他人だったら許せなかったことってある?」と言って
美紅は、はるくんにクレンジングを掛けられた時のことを思い出す
モヤモヤを吐き出せた美紅
はるくんは、あの件について、「嫉妬をした」と説明をしてくれたけど、でも、あの時のはるくんは、わたしが派手なメイクをしたことに怒ってた・・・
まるで汚いもののように扱われた自分
あんな扱いを受けて、すごく傷ついた
そもそも、なんではるくんは、私のメイクにそんなにこだわるの?
似合ってないって、それは、はるくんの好みだよね!?
はるくんに、対等な人として扱われていないことに気づいた美紅
怒りでバットを振ったら、ボールが当たる!!
途端に、次々くるボールを打ちながら、はるくんへの不満が爆発して叫びだす!
怒るだけ怒った美紅は、はるくんがいつも言っている「美紅のためだよ」という言葉は、すべて「はるくん自身のため」だと気づく
「はるくんの嫌なところに気づいちゃった」と泣く美紅
ずっと目をつぶって気づかないふりをしていたのに・・・と泣く美紅に、イヴは「気づかないふりをしてても痛かったんでしょ」という
「気づかないふりをしてても、痛いものは痛いし、傷つけられたら傷がつくんだよ・・・自分を守らないと、いつか傷だらけになって動けなくなってしまうよ」
イヴの言葉に「うん・・・」とうなずく美紅
美紅ははるくんと距離を置くことに・・・
その日、家に帰った美紅は、荷物をまとめる
自分のものをまとめるとスーツケースひとつとボストンバックひとつに収まってしまった
「この家にあるものは、すべてはるくんのものだった・・・私は、使わせてもらっていただけだった」と気づく美紅
はるくんのことは嫌いになれないけど、でも、今は、距離をおくべきだと置手紙を残して家をでていくのです
もちねこ
イヴのおかげで、はるくんに対して胸の奥に抱いていた不満がはっきりした美紅
美紅は、はるくんと距離を置きたいと家を出て行きますが
家を出て行く美紅の背中を見る男の影があります
これは、スーツを着ているし、はるくんなのかな?
美紅は、はるくんと距離を置くだけだと思っているみたいだけど・・・
モラハラ男にそれが通じるのか?
次回の展開に期待です