もちねこ
WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」
インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です
あらすじ紹介
同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
1巻 | 第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
1巻 | 第5話 | 第6話 | 第7話 | |
2巻 | 第8話 | 第9話 |
「顔に泥を塗る」第10話
もちねこ
イヴの元に向かうのですが・・・
まだ「友達」だって言ってくれる?
イヴがバイトするお店の前までやってきた美紅
でも、一方的に縁切りメッセージを送った手前、ビビってお店に入ることができない
そこに、店の中から、バイトを終えたイヴが出てきて!
店の前にいる美紅を見て驚くイヴ
イヴの隣にいたバイトの子が「誰?」と聞くと、イヴは「友達」と答える
イヴがまだ、「友達」だと言ってくれることに胸がいっぱいになる美紅
自分の価値感を押し付けていた
イヴは、美紅が預かっていたリップを取りにやってきたと思って、リップを差し出す
美紅は、「これを取りに来たんじゃないの・・・メッセージの件はごめんなさい」と必死に謝る
ひたすら謝る美紅に「ここじゃなんだし・・・」と駅前に場所を移す二人
イヴは、婚約祝いだと言って美紅にテイクアウトのコーヒーをおごる
駅前にあるベンチに座るイヴ
美紅は、「あんなメッセージを送ったのに・・・」と、申し訳なさそうにコーヒーを受け取る
イヴは、「美紅さんは、彼氏の気持ちを尊重することを選んだだけ・・・それでいいんだよ」と言ってくれる
美紅は「選んだわけじゃない・・・」と心で思っている
イヴは「自分も悪かったから・・・」と話しを続ける
美紅が、無理をしているように見えたから、「自分の好きなものを選んでいいんだよっ」て伝えたかったんだよね・・・と話すイヴ
「でも、僕みたいに、自分の好きな色を選びたい人間もいれば、好きな人の好きなものを身に着けるのが好きな人もいる
自分の価値感を押し付けすぎちゃったなって反省している・・・」
「そんなことない!」と言う美紅
美紅の決意宣言!
「わたし・・・選んでない・・・」
かれに嫌われるのが怖くて、彼が望むものを身に着けるしかなかっただけ・・・と言う美紅
「でも、イヴに出会って、自分で選んだリップを塗って街を歩いた時、初めて、自分を好きになれた気がした!」
自分で選んだものを身に着けている・・・それが、誇らしかった。と話す美紅
「これからは、私が好きな私を彼に愛してもらいたい・・・」
「これからもイヴと友達でいたい。」
美紅は、今日、帰ったら、彼にちゃんと話す。という
イヴは、美紅の決意宣言を聞いて「僕も自分の好きな色のリップを塗っている美紅さんが好き」と言ってくれる
イヴの言葉に照れる美紅
イヴは、さっき返したリップを決意の記念に塗って見ない?と提案する
自分の気持ちをちゃんと言葉にできた美紅の心は晴れやかで、イヴにリップを塗ってもらい、はるくんとちゃんと話そうと家にかえるのですが・・・
もちねこ
自分の好きなものを身に着けた自分をかれに愛してもらいたい!という美紅
でも、はるくんは、自分の好きなものを身に着けている美紅が好きなので・・・
そう簡単にはいかない気がします
これは・・・
もはや、合わないふたりってやつなのでは???
はるくんの反応がどうなのか?
美紅が傷つくことにならないのか?
不安ですね!