「パーフェクトワールド」7巻【コミック感想】

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もちねこ

こんにちは!もちねこです!「パーフェクトワールド」の7巻の紹介記事です
IMG 障害と向き合うラブストーリー「パーフェクトワールド」1~6巻【コミックレビュー】

もちねこは震災を経験したことがあるせいでしょうか?

7巻は、何度読んでも泣いてしまいます

注意
この記事はネタバレが含まれています。ネタバレNGの方はご注意をお願いします

9巻の発売は3月13日です

「パーフェクトワールド」7巻 紹介

収録内容

  • 30話~34話が収録されています

バラ売り商品はこちらから

あらすじはこんな感じ!

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画像出典:コミック帯より

鮎川の死を恐れるつぐみ

震度5強の地震が起こり・・・

つぐみがまず思い出したのは鮎川のこと

スマホを鳴らすが鮎川は出ず・・・圭吾に連絡をする

圭吾の恋人である楓は無事で、圭吾は、鮎川のもとへと向かうという

圭吾についていくつぐみ

でも・・・

車は渋滞し進まないし、余震も起こるし、救助隊の人に避難勧告が出ていると言われ・・・

みんな、余裕がなく自分のことで精一杯な様子に自分の身に非日常が起きていることをじわじわと実感し始めるのです

是枝君と長沢さんも車で松本の方へ向かってくれてて

電話で長沢さんと話すつぐみ

いつも冷静な長沢さんがふるえた声で「一刻も早く彼の安否を確認して!」というのを聞き、鮎川君が大変な状況であることがわかる

「鮎川君が死ぬかもしれない」という最悪なゾッとするつぐみ

もしかしたら・・・あの人が世界からいなくなるかもしれない!

どんな状況でもやさしく強い鮎川の姿に心打たれるつぐみ

鮎川は無事でした

助けられた鮎川が、まず気にしたのは、建築中の圭吾の家

「どんな状況でも守らなければならないものがある。」

つぐみは鮎川からそれを教えられるのです

圭吾の家の補強をした後・・・

避難所へと向かうつぐみと鮎川ですが・・・・

そこはバリアフリーじゃなく、鮎川は身体を安心して休めることができない

避難所に無事ついて、「長い一日が終わる・・・」と思ったのは束の間・・・

鮎川は病院へ向かうという

「私も行く」というつぐみ

長い一日がようやく終わる・・・と安心したはずなのに・・・それがかなわず、鮎川だってつらかったはず

なのに、淡々と病院へ行く。という鮎川

そのあと、病院についても、お年寄りにベッドを譲ったりする鮎川

つぐみは鮎川の持つ、強さとやさしさと障害と向き合う姿に胸が打たれるのです

車中泊をすることになる鮎川

つぐみは鮎川の側にいる

スケッチブックに絵を描くつぐみ

鮎川は、「もうだめか・・・って思った時、高校時代の夢を見てた」といい

つぐみも「鮎川・・・生きていてくれてありがとう・・・・」と涙を流す

気持ちは高校時代に戻り

ふたりの心の距離はグッと縮むんだけど・・・

でも、手も握り合うことさえもかなわないふたり・・・

 

もちねこ

ここは、本当切ないシーンです。

高校時代に戻ったような感覚になって、好きって気持ちが溢れるのがよくわかる

でも・・・こんなに近い距離にいて手をつなぐことさえもできない。

本当切ない・・・

 

本当に「後悔」はしていないか?と考えるつぐみ

翌日には、長沢さんや是枝くんがやってきて・・・

鮎川は東京へと搬送されることになる

長沢さんに「私がいるから大丈夫だから・・・」と言われるつぐみ

是枝くんの家に泊めてもらい、ふたりで話すつぐみと是枝くん

是枝くんが地震が起きてからつぐみのことをずっと心配していたと話して

自分が鮎川を心配したように

是枝くんも自分を心配していたんだ。と思うつぐみ

つぐみの心は不安手に揺らぎ始めます

でも・・・

この後、東京へと友達に会いにいくことになったつぐみは・・・

友達カップルが別れたと報告を受け

明るく「後悔はない」と笑うふたりの姿に

自分は、本当に「後悔」はないのか?と疑問に思い始めるのです

そして・・・・

是枝くんの家に泊まるはずだったのに・・・「わたし、行けない」と電話をし・・・

その足で、鮎川の家へと向かう

 

もちねこ

「後悔」って一体、何なんでしょうね?

「あの時ああしていれば・・・」「こうしていれば・・・」って気持ちを高校時代から溜めてて、それがいまだくすぶっている

「地震」という非日常でも強い鮎川くんの姿にひたすら感動させられた7巻でした

是枝くんもかっこいい!!

何度読んでも・・・涙がうるうるしちゃう巻です

中身をチェック!!

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