ネタバレ感想「星降る王国のニナ 5巻」第20話

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身代わりの姫としてガルガダ大国に嫁ぐことになったニナ。

決して知られてはいけない秘密を抱え、王宮の中で運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。
IMG宿命を背負う王宮ファンタジー「星降る王国のニナ」どんなお話なのかチェック!

今までのあらすじ

ふりかえり

アズから「春の婚礼までにフォルトナ国にニナを連れ戻す。」と言われたニナ

自分の知らないところで何が起こっているかわからないニナは

自分にできることをしたいと女王に「フォルトナをほしい」と直談判し・・・

前話(第19話)はこちらから
注意
この記事は「星降る王国のニナ 5巻」のネタバレが含まれます

「星降る王国のニナ」第20話のネタバレあらすじ

女王と一緒に試合を観戦することに!

王様だと思っていたら・・・女王さまが登場!

驚くニナ

女王は笑って「フォルトナを望む価値がおまえにあるのか?」と聞く

ニナは微笑みながら「私には絶対的な価値があります」と答える

面白そうに口の端を上げて笑う女王ノア

ノアは、ニナに自分の横で試合を観戦するように言います

アズの回想・・・何が合って王位を継承したのかが判明!

二ナの登場を見たアズは笑ってる

どんな障害が目の前に現れても、それを飛び越えるニナの強さ

「そんなところが大好きだよ」とひとり言を言うアズ

 

そして、アズが思い出すのは父との会話

本物の王子の身代わりとして・・・いつ死んでもいいとフォルトナ国のために無欲に生きてきたアズ

だけど、そんな無欲さのせいで、ニナをガルガダ国に嫁がせてしまった・・・

後悔したアズは、「もう我慢はしない!欲しいものは欲しいと言う!」と心に誓う

 

アズは、父である王に「星の巫女姫(ニナ)を他国に嫁がせるなどあってはならぬこと」と進言し、自分に国を動かす権限を与えたら、姫を取り戻しガルガダに対する国の守りも盤石なものにする。と言う

ばかばかしい・・・と、最初は取り合わなかった王

しかし、すべての責任をアズに押し付けるチャンスかも・・・と考えて・・・

アズに1年の間ですべてを解決するように伝え、その1年間だけ王位を継がせると約束する王

取り戻した姫は、一生、星離宮に閉じ込めてやると高笑い!

 

アズは、そんな王を見ながら、「一度、渡した権限を元に戻せるものか」と心の中で思っている

 

こうして、フォルトナの王に即位したアズ

女王と王子たちの関係は?

シーンは闘技場で試合を観戦する女王とニナ

ニナは、女王と4人の王子の関係を聞く

女王は、王子たちの父親(先代の王)の妹にあたるらしく、王子たちが成長するまで、自分がそのつなぎ役として王をしていると答える

「あー・・・王子たちは、みんな、どこか頼りないですもんねー」とつい本音で答えてしまうニナ

女王は、物おじしないニナの言動を笑って「ビドーは意欲が足りぬ・・・ヨルは理知が足りぬ・・・セトは心が足りぬ・・・トートは、王の器ではない」と答える

ニナは、にっこり微笑んで「たりないものは補えばいいんですわ。セトさまには、この私が・・・」と言う

女王は、二ナのことを「野心家」だと言い、「そういうのは嫌いじゃないぞ」と答える

ニナがなにを言っても、和やかでおおらかな返事を返す女王・・・

しかし、ニナは、違和感を感じてて・・・・

手違いでやってきた剣闘士

黒の宮の剣闘士として用意したのは、罪人である元将軍であるホルトだった

しかし、やってきたのは集団虐殺をした重罪人のドグラ

ヨルは「これは、どうことだ!」と焦るが、いまさら、出場者を変更することができず、ドグラが、黒の宮の代表の健闘士として出場する

対戦相手が負けを認めても、容赦なく惨殺していくドグラ

戦いは血なまぐさいものになり、それを見ているニナは青ざめる

「これは・・・許されるのですか?」と女王に聞くニナ

女王は「推奨はされないが、禁止もされていない・・・ガルガダでは強いものが正義だ」と答える

女王の顔を見てゾワッとするニナ

 

女王と喋っていて感じる違和感の正体が、女王の目が笑っていないことだと気づく

ニナは、下手に動いたら、疑われる・・・と冷静に試合を見ようとがんばるが・・・

勝負がついているのに、攻撃をやめず、相手が息絶えるまで武器を振るドグラの暴力に立ち上がる

 

「止めてきてもよろしいですか」というニナ

女王は「黙って見てろ。王命だ」という

ニナは、にっこり微笑んで「そんなのくそくらえですわ」と剣闘士たちが戦っている闘技場へと降りていく

ドグラはニナを攻撃し!そこに助けに現れたのは!?

闘技場に降りたニナを見たドグラは、ニナに向かって襲い掛かってくる

「どうして?」と思いながら必死に場内を逃げ回るニナ

だけど、ドグラは、ニナを執拗に追いかけてくる

 

ついに、ドグラの手がニナのスカートのすそをつかみ

捕まった!?ってところで、ドグラの手を切りつけたのがアズ

アズの剣がドグラの腹に入るが、ドグラは平気そう・・・

アズとドグラの戦いとなり、それを見ているニナは「どうしたらいいの?」と必死に考えている

 

そこに登場するのがセト

セトは音もたてず、スッとドグラの背後に近寄って、ドグラの後ろ足を切り付ける

前のめりに倒れるドグラ

セトは、倒れたドグラのうなじに銃を撃つ

完全に倒れるドグラ

 

アズが、ニナに「大丈夫ですか」と手を差し伸べる

ニナがアズの手を取ろうとすると、セトがアズに向かって剣を振り上げる

アズは、セトの剣を自分の剣で止める

「次に触れたら殺すと言った」というセト

補足

  • 王族は闘いの場に入れない決まりがあるので、闘技場に入っちゃったセトを見て、セトの側近たちが頭をかかえています
  • アズは、負ける手はずだったはずのようで・・・戦うアズを見てフォルトナの使者たちが頭を抱えてる
  • フォルトナには幼名がないことを黒の宮の従者から聞くセト
  • ドグラを手配したのはトート
  • トートは、ドグラにフォルトナの姫を殺すように命じています
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もちねこ

すごくハラハラした回でした!

アズの「好き」ってひとり事に胸キュンし!

ニナに触れたアズを攻撃するセトの嫉妬に胸がキュンっとし!

キュンキュンの波がすごかった!!!

二ナの「くそらえですわ」の時の笑顔も素敵です!

女王さまは、なかなかの策士で・・・

ニナが、ここで殺されたら、フォルトナとの戦が始まるな・・・と笑ってる!

そして!ドグラを用意したトート・・・

トートは、ニナを殺すようにドグラに命令をしていますが、これの真意はわかりません・・・

ただ、トートは、セトに対して、かなり特別な思い入れがあるみたい・・・

トート・・・セトが登場したシーンでは、ゾクゾクする表情を見せています