ネタバレ感想「星降る王国のニナ 5巻」第19話

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身代わりの姫としてガルガダ大国に嫁ぐことになったニナ。

決して知られてはいけない秘密を抱え、王宮の中で運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。
IMG宿命を背負う王宮ファンタジー「星降る王国のニナ」どんなお話なのかチェック!

今までのあらすじ

ふりかえり

使者を装ってガルガダ国へやってきたアズール

アズールから「春の婚礼までにフォルトナ国にニナを連れ戻す。」と言われ

ニナは驚くが・・・

前話(第18話)はこちらから
注意
この記事は「星降る王国のニナ 5巻」のネタバレが含まれます

「星降る王国のニナ」第19話のネタバレあらすじ

フォルトナ発祥の伝承話

「春の婚礼までに、ニナをフォルトナ国へ連れ戻す・・・」

ニナの心は、アズールが無茶なことをするのではないか・・・と不安でいっぱいになる

翌日、ヒカミになにか詳しい話を知っていないのか?と聞くニナ

ヒカミは、「なにも知りません」と答えるが

「本来、星の巫女姫を敵国に嫁がせるなど、あってはならないことなのです」と言って・・・

そしてフォルトナに伝わる伝承話を語り始めるヒカミ


 

昔、「星の民」という万物の精霊と話す不思議な力を持った流浪の民がいた

その民たちは、瞳は青色で、星の声を聞き、大地と話すことができる不思議な力を持っていた

流浪の民として旅をし続ける彼らだったが、とある貧しい土地で、一族の娘が、その土地の青年と恋に落ちてしまう

娘は、星の民たちの反対を押し切り、青年と結ばれた

星の娘の導きの元、貧しい土地は栄えだす

それが今のフォルトナ国のはじまり・・・


 

伝承話を語ったヒカミは、それゆえ、王族には、まれに青い瞳の子供が生まれると言う

そして、青い瞳に生まれた姫が「巫女」になるのは、人里離れて星離宮の奥で暮らしていると、本当に、不思議な力が宿ると言われているから・・・

そんな特別な巫女を自国に取り戻したいと思うのは当然のことだと話すヒカミ

 

ヒカミは、ニナに何もせず待っておくように言われます

セトの言葉に心折れるニナ

何もしなくていいと言われたニナ

自分をめぐって何かが起こるのに?それを知らなくていいのかな?と気持ちが晴れない

元気がないニナを見て心配するセト

ニナは、セトに「あたしがフォルトナを攻めないでって言ったらどうする?」と聞く

セトは、フォルトナ侵略は決定事項だ。と答える

「フォルトナの姫を嫁にしたものを王位を継がせる」というのも、生まれた子供がフォルトナを支配するのにいい道具になるからだ。というセト

 

セト「誰も、フォルトナの姫の意志などあるものとは思っていない」

 

セトの言葉に、心が折れるニナ

「もういやだ~!どこまでいっても、わたしは誰かの手の内・・・」と、半泣きで城内を駆け走る

走って走って、城の一番てっぺんにある見晴台までやってくるニナ

ニナが泣いていると、鳥たちがニナを取り囲む

びっくりして「何!」というニナ

驚いた鳥たちが一斉に羽ばたいて!

ニナは見晴台から城下街を見下ろす

どこまでも続く街並みが目の前に広がる

 

街から見たお城はすごく大きかった

でも、本当は街の方がずっと大きい!!!!と思うニナ

 

大きく深呼吸をし「バーーーーーカッ!!!」と大きな声で叫ぶ

「王様!ムカつく!わたしもバカ!いちいち凹むなぁぁぁ!!!」と自分を励ますニナ

全部守るって決めたじゃないか!と戦う決意をするのです

闘技大会当日がやってきて

そして、祭りの日がやってくる

街の人たちが円形闘技場へとやってくる

今回の大会ではフォルトナの姫がかかっているらしい・・・と噂をする観客席の人々

小国の田舎娘を?と、みんながバカにしている

4人の王子たちもフォルトナからの使者たちも大会会場へ入っているが、ニナの姿がない

セトの従者たちが、ニナの姿がないですね・・・と話していると、どよめく観衆たちの声が!

なにごと?とみんなが注目しているところに目を向けると、そこには美しく着飾ったニナがいた

さっきまで「田舎娘」だとバカにしていた観衆たちも、二ナの美しさに驚嘆の声をあげている

ニナは王がいる席まで歩いて跪く

王のいる席はカーテンで仕切られて、王の姿は見えない

ニナは、丁寧な言葉で王に挨拶をし、今回の大会で自分が褒美になっていることを話しだす

 

ニナ「私を褒美に臨むと言うのなら、喜んで身を捧げましょう・・・代わりに、私にも王から褒美をくださいませんか?」

 

王の従者が、王の代わりに「望みを申せよ」と言う

ニナは美しい笑顔を浮かべて「どうか、わたしにフォルトナをくださいませ」という

 

二ナの願いにフォルトナの使者も4人の王子たちもびっくり!!!

 

すると、カーテンの中から高らかな笑い声が響く

その笑い声を聞いて驚くニナ

カーテンの中から登場したのは女性

「山育ちの小娘だ・・・頭に花が咲いているなどといろいろ聞いたが、愉快なことを言う」と言う女性は、自分こそガルガダの王であるノア・ハレだと名乗る

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ガルガダの王が「女性」だったいうこともびっくりですが!

そのいで立ちが!

片目眼帯をつけた女騎士風なのもびっくり!!!

え?でも、セトのお母さんの話が出た時、過去の回想シーンで王様が出てきましたよね?

セトの父親である王様が失脚し、その後、女性が王様になったってことでしょうか?

4人の王子の誰かの母親ってわけじゃないよね?

今回、気になったのは、ガルガダの街人たちが、フォルトナのことを「小国」とバカにしているところです

フォルトナは小国で、あまり価値がないって様子なのですが・・・

でも、この女王さまは、むちゃくちゃフォルトナのことを欲しがっているんですよね・・・

ここ・・・なんで?って、ちょっと違和感を感じませんか?

そして、気になるのが、ヒカミが話したフォルトナ国の伝承話・・・

不思議な力を持つ星の民・・・伝承話だけど、本当にそういう不思議な力を持つ人たちがいたのかも!

そして、青い目を持っているニナは、その一族の末裔である可能性も・・・

謎がどんどん広がっていっていますが・・・

どういう展開が待っているのでしょうか?

 

次回に期待です