「アシガール7巻」森本 梢子【コミックレビュー】

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もちねこ

こんにちは!もちねこだよ!!7巻の展開はドキドキハラハラです。全体的に切なくて、物語そのものは緊迫した状態となっています。

阿湖姫と間違われ高山方に連れされれた唯!!

そして、それでどうなったの見逃せない7巻の展開がこちら!!

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この記事にはネタバレが含まれます。閲覧の際にはご注意ください

アシガール7巻のみどころ

若様自ら、唯を救いに高山に出向く

阿湖姫と間違われ、敵方の高山に連れ去られた唯を助けるため、若様は、阿湖姫の兄と偽り、単身、高山の城に入ることに成功します

若様のことを阿湖姫の兄と思っている高山方の殿様から唯と息子の婚礼を行いたいという申し出を受けるのですが、唯の弟の作った不思議道具の力を借り、唯と若様はふたり、高山の城を逃げることに成功します。

「これぞ、王子様に救われた姫だよ!」と唯が若様の腕の中であまーい気分に浸るのもつかの間・・・・

高山は、唯と若様を捕まえようと山狩りを始めるのです。

なんとか山を超え、自分たちの領内に帰ろうとする若様と唯

唯!ついに若様と初チュー

夜、心優しい坊主たちのいる山寺で一休みできることになるのですが、夜中に眠れない唯が外に出ると、そこには若様がいるんですね。

戦場では眠りが浅くすぐ目が覚めるという若様をぎゅっとしたいって気持ちが湧き上がる唯

「次、若様とそういうチャンスがあったら、絶対に逃さんぞ!」って、高山にとらわれていた間思っていたことを若様に伝え、あまーい雰囲気がふたりに流れ、チュ~しちゃいます。

しかし、甘い雰囲気になると邪魔者が入るのが、このマンガのお約束のようで・・・・

もちねこ

唯のおめでとう!!場所は、全然甘くないけど、空気は十分甘い!!ようやく、念願叶って、若様とちゅーできたよー!!

唯!羽木軍を助けるため、高山軍を突っ切る

若様が唯を姫抱っこで寝所に連れて行こうとすると、寺の坊主がやってきます。

どうやら、寺にいる小坊主のひとりが、高山に唯と若様の居場所を密告しに向かったようで、夜明けを待たず、坊主たちも連れて逃げることになるのです。

そして、翌日、山の上から見下ろすと、若様の軍が、高山軍と対峙しているのがわかるんですね。

山の方にも高山軍の伏兵がいますが、若様の軍である羽木軍はそれに気づいていません。

このまま戦いが始まれば、伏兵の存在に気付かない羽木軍が不利になることは明らかです。

どうにかして、羽木軍にそれを知らさなければならないんですが、どうやって知らせていいのかわからない・・・

唯が、自分が高山軍をつっきって、羽木軍に知らせることを提案しますが、若様は、そんな危ないことさせるわけにいかないと反対します。

どうすればいいの?と迷う唯は、弟・尊が作った不思議道具の「でんでん丸」を使い若様を気絶させ、坊主達に後を任せ、高山軍を突っ切って、羽木軍のもとへと向かうのです。

「もう会えないかもしれない・・・」と思いながら、若様のもとを離れる唯の姿が切ない・・・

唯は、高山軍の打った銃に倒れますが、無事、羽木軍のもとへたどり着き、高山軍の伏兵がひそんでいることを無事知らせることができるのです。

唯が命がけで高山軍の動きを伝えたことで、作戦を練り直す羽木軍。

そこで、次巻に続くとなっています。
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まとめ

初めて読んだときも、ハラハラドキドキの巻だと想ったんですけど、改めて記事にすると、すごく緊迫していますよね・・・

でもでも、唯の初チューシーンがあるのは、この巻でした!!

姫様では若様を守れないと走る唯の強さと一途さに、思わずホロリとくる巻です。

唯を守りたい若様。若様を守りたい唯。

すごくお互いがお互いのことを大事に思っているのが伝わってきて、ほんと、胸が熱くなる巻でした!