「アシガール8巻」森本 梢子【コミックレビュー】

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もちねこ

こんにちは!もちねこだよ。8巻の表紙の若様は、むちゃイケメン!!こういう姿を見ると、ほんと、若様って感じがしますよね

緊迫した戦シーンで終わった7巻。続きはどうなるのー!!

はい。続きはこちらです。

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この記事にはネタバレが含まれます。閲覧の際にはご注意ください

アシガール8巻のみどころ

若様!羽木軍に合流する

唯が命がけで羽木軍に高山軍の動きを知らせたおかげで、策を練り直した羽木軍。

若様を助けに来た成之と若様は再開し、若様も羽木軍に加わります。

銃に倒れた唯は、目を覚まさぬまま・・・。成之から皆の者に、唯は女性であることを知らされます。

そして、「若様がご寵愛している女性」として、黒羽城に運ばれ手当てされます。

唯!女の嫉妬で嫌がらせを受ける!

黒羽城に運ばれた唯は、手厚く看病され、目を覚まし、若様の母親であるお方様に会うことになります。

お方様は、若様に似た美人さんなんですが、とても、しとやかで聡明な女性のようで、唯のことも気に入ってくれるのです。

しかし・・・あの見目麗しい若様に寵愛を受けているとして、城内の女性陣から嫌がらせを受けちゃいます。

特に、お方様の乳母である藤尾は、唯のようなちんちくりんが若様のご寵愛を受けていると信じていません。

待っているだけというの性に合わない唯は、奥女中の嫌がらせと藤尾からの威圧に霹靂しながらも、負けじとがんばります。

唯!ようやく若様と再会

7巻で、「もう二度と会えないんじゃないか?」と思いながら別れた唯を若様。

若様が戦を終え無事帰ってきて、唯を再会できます。

「こうして生きて城に戻れたのも唯のおかげ」だと礼を言う若様

若様の命を初めてあった時より何倍も何万倍も大切なものになってた

そう思い若様のことを抱きしめる唯

若様は、21世紀に残してきた唯の母や父と二度と会えないのに本当にいいのか?って聞くんですけど、唯は、「微塵の迷いもない」と答えるんですね

そしたら、若様は、キリリとイケメンな表情で、「唯 この忠清の妻になれ」って言ってくれるんです。

「なります!」と大きな声で返答する唯に、「ははは」と笑ってくれて、そして、やさしく唯を押し倒しちゃうんですね

もちねこ

このシーンは、唯の「若様!スキー!」って気持ちが、すごく溢れててとっても素敵なんです。唯は大雑把でガサツで男の子みたいな唯だけど、ほんと、心は一途な女子なんですよね!

唯!若様の父親と対面!!

しかし、主人公ふたりがあまーい雰囲気になると邪魔が入るのがこのコミックのお約束ー!!

今回は、藤尾が、ふたりの邪魔をします。

藤尾から、お方様が呼んでいると聞き、若様はお方様のもとに向かいます。

お方様は、若様に、改めて唯のことを確認するのです。

若様の気持ちを聞いたお方様は「殿に口添え」することを約束してくれます。

若様の父親である殿様もご帰還し、唯のことを聞くのですが、若様の妻にしたいという話には大反対!!

唯としては「えええーーーー!!!」って大ショックな感じなのですが、お方様のお力添えで殿様も納得します。

婚儀も来月吉日を決まり、幸せいっぱいの唯なのですが、今度の敵は、「お作法」

羽木家のご嫡男の正室ともなれば、奥を束ね皆の鏡とされるほどの奥方でなければなりません

若様の妻になるため、がんばる唯なのですが、大事なことに気づきます・・・

「私の目的ってなんだっけ?」

自分の大事な目的を思い出した唯は、若様の元へ行きます

そして「戦の時は一緒に行きますから!」と宣言するんです。

「それは・・・」と言葉を言いよどむ若様なんですが、唯が、「奥方になったら戦はだめなのなら、結婚という形にはこだわらない」と目に溢れる涙をこらえる唯を見て、許してくれるんです。

「二度と戦をせずにすむよう力を尽くすのみじゃ」と言ってくれる若様

婚儀の日に向け胸を高鳴らせる唯・・・

その唯のもとに、唯と若様の逃亡を手助けしてくれ弟子坊主の奇念が別れのあいさつを唯に言いに来ます。

旅立つ奇念を見送るシーンが8巻のラストです。

もちねこ

ようやく若様の妻になれそうな唯!若様のお父さん、お母さんにも認めてもらって、ほんとよかったよね!!って思うけど、でも、まだまだ、ひと波乱、ふた波乱ありそうという空気を残しつつの8巻ラストでした。

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まとめ

初めて読んだときも、ハラハラドキドキの巻だと想ったんですけど、改めて記事にすると、すごく緊迫していますよね・・・
でもでも、唯の初チューシーンがあるのは、この巻でした!!
姫様では若様を守れないと走る唯の強さと一途さに、思わずホロリとくる巻です。
唯を守りたい若様。若様を守りたい唯。
すごくお互いがお互いのことを大事に思っているのが伝わってきて、ほんと、胸が熱くなる巻でした!