身代わりの姫としてガルガダ大国に嫁ぐことになったニナ。
決して知られてはいけない秘密を抱え、王宮の中で運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。
宿命を背負う王宮ファンタジー「星降る王国のニナ」どんなお話なのかチェック!
目次
今までのあらすじ
アズから「春の婚礼までにフォルトナ国にニナを連れ戻す。」と言われたニナ
自分の知らないところで何が起こっているかわからないニナは
自分にできることをしたいと女王に「フォルトナをほしい」と直談判し・・・
「星降る王国のニナ」第20話のネタバレあらすじ
女王と一緒に試合を観戦することに!
王様だと思っていたら・・・女王さまが登場!
驚くニナ
女王は笑って「フォルトナを望む価値がおまえにあるのか?」と聞く
ニナは微笑みながら「私には絶対的な価値があります」と答える
面白そうに口の端を上げて笑う女王ノア
ノアは、ニナに自分の横で試合を観戦するように言います
アズの回想・・・何が合って王位を継承したのかが判明!
二ナの登場を見たアズは笑ってる
どんな障害が目の前に現れても、それを飛び越えるニナの強さ
「そんなところが大好きだよ」とひとり言を言うアズ
そして、アズが思い出すのは父との会話
本物の王子の身代わりとして・・・いつ死んでもいいとフォルトナ国のために無欲に生きてきたアズ
だけど、そんな無欲さのせいで、ニナをガルガダ国に嫁がせてしまった・・・
後悔したアズは、「もう我慢はしない!欲しいものは欲しいと言う!」と心に誓う
アズは、父である王に「星の巫女姫(ニナ)を他国に嫁がせるなどあってはならぬこと」と進言し、自分に国を動かす権限を与えたら、姫を取り戻しガルガダに対する国の守りも盤石なものにする。と言う
ばかばかしい・・・と、最初は取り合わなかった王
しかし、すべての責任をアズに押し付けるチャンスかも・・・と考えて・・・
アズに1年の間ですべてを解決するように伝え、その1年間だけ王位を継がせると約束する王
取り戻した姫は、一生、星離宮に閉じ込めてやると高笑い!
アズは、そんな王を見ながら、「一度、渡した権限を元に戻せるものか」と心の中で思っている
こうして、フォルトナの王に即位したアズ
女王と王子たちの関係は?
シーンは闘技場で試合を観戦する女王とニナ
ニナは、女王と4人の王子の関係を聞く
女王は、王子たちの父親(先代の王)の妹にあたるらしく、王子たちが成長するまで、自分がそのつなぎ役として王をしていると答える
「あー・・・王子たちは、みんな、どこか頼りないですもんねー」とつい本音で答えてしまうニナ
女王は、物おじしないニナの言動を笑って「ビドーは意欲が足りぬ・・・ヨルは理知が足りぬ・・・セトは心が足りぬ・・・トートは、王の器ではない」と答える
ニナは、にっこり微笑んで「たりないものは補えばいいんですわ。セトさまには、この私が・・・」と言う
女王は、二ナのことを「野心家」だと言い、「そういうのは嫌いじゃないぞ」と答える
ニナがなにを言っても、和やかでおおらかな返事を返す女王・・・
しかし、ニナは、違和感を感じてて・・・・
手違いでやってきた剣闘士
黒の宮の剣闘士として用意したのは、罪人である元将軍であるホルトだった
しかし、やってきたのは集団虐殺をした重罪人のドグラ
ヨルは「これは、どうことだ!」と焦るが、いまさら、出場者を変更することができず、ドグラが、黒の宮の代表の健闘士として出場する
対戦相手が負けを認めても、容赦なく惨殺していくドグラ
戦いは血なまぐさいものになり、それを見ているニナは青ざめる
「これは・・・許されるのですか?」と女王に聞くニナ
女王は「推奨はされないが、禁止もされていない・・・ガルガダでは強いものが正義だ」と答える
女王の顔を見てゾワッとするニナ
女王と喋っていて感じる違和感の正体が、女王の目が笑っていないことだと気づく
ニナは、下手に動いたら、疑われる・・・と冷静に試合を見ようとがんばるが・・・
勝負がついているのに、攻撃をやめず、相手が息絶えるまで武器を振るドグラの暴力に立ち上がる
「止めてきてもよろしいですか」というニナ
女王は「黙って見てろ。王命だ」という
ニナは、にっこり微笑んで「そんなのくそくらえですわ」と剣闘士たちが戦っている闘技場へと降りていく
ドグラはニナを攻撃し!そこに助けに現れたのは!?
闘技場に降りたニナを見たドグラは、ニナに向かって襲い掛かってくる
「どうして?」と思いながら必死に場内を逃げ回るニナ
だけど、ドグラは、ニナを執拗に追いかけてくる
ついに、ドグラの手がニナのスカートのすそをつかみ
捕まった!?ってところで、ドグラの手を切りつけたのがアズ
アズの剣がドグラの腹に入るが、ドグラは平気そう・・・
アズとドグラの戦いとなり、それを見ているニナは「どうしたらいいの?」と必死に考えている
そこに登場するのがセト
セトは音もたてず、スッとドグラの背後に近寄って、ドグラの後ろ足を切り付ける
前のめりに倒れるドグラ
セトは、倒れたドグラのうなじに銃を撃つ
完全に倒れるドグラ
アズが、ニナに「大丈夫ですか」と手を差し伸べる
ニナがアズの手を取ろうとすると、セトがアズに向かって剣を振り上げる
アズは、セトの剣を自分の剣で止める
「次に触れたら殺すと言った」というセト
補足
- 王族は闘いの場に入れない決まりがあるので、闘技場に入っちゃったセトを見て、セトの側近たちが頭をかかえています
- アズは、負ける手はずだったはずのようで・・・戦うアズを見てフォルトナの使者たちが頭を抱えてる
- フォルトナには幼名がないことを黒の宮の従者から聞くセト
- ドグラを手配したのはトート
- トートは、ドグラにフォルトナの姫を殺すように命じています
もちねこ
すごくハラハラした回でした!
アズの「好き」ってひとり事に胸キュンし!
ニナに触れたアズを攻撃するセトの嫉妬に胸がキュンっとし!
キュンキュンの波がすごかった!!!
二ナの「くそらえですわ」の時の笑顔も素敵です!
女王さまは、なかなかの策士で・・・
ニナが、ここで殺されたら、フォルトナとの戦が始まるな・・・と笑ってる!
そして!ドグラを用意したトート・・・
トートは、ニナを殺すようにドグラに命令をしていますが、これの真意はわかりません・・・
ただ、トートは、セトに対して、かなり特別な思い入れがあるみたい・・・
トート・・・セトが登場したシーンでは、ゾクゾクする表情を見せています