ネタバレ感想「ゆびさきと恋々 17話」5巻

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こんにちは!もちねこです

「デザート 2021年5月号」より「ゆびさきと恋々」の紹介です

もちねこ

この物語は・・・

第11回ananマンガ大賞の大賞受賞!

「このマンガがすごい! 2021」オンナ編にて第9位にランクイン!

ミュージカル化も決定し!2021年最も注目したい少女漫画です

聴覚障害のある女の子の「雪」と、世界を飛び回る男の子の「逸臣」の恋を描いたピュアラブコミック!

前回のあらすじ

ふりかえり

逸臣の家にお泊りした雪

逸臣に大事にされていることをヒシヒシと実感中

そして、逸臣は桜志に接近し!

 

4巻 第13話 第14話 第15話 第16話
5巻 第17話 第18話 第19話 第20話
注意
この記事は「ゆびさきと恋々」」5巻に収録予定のネタバレが含まれます。
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

「ゆびさきと恋々 17話」

話が通じない逸臣にイライラしっぱなしの桜志

桜志を強引に引きずり校内を歩きだす逸臣

校内を歩く逸臣に海外からの留学生たちが次々、英語で話しかけてきて、逸臣も英語で返事をし、それを見ている桜志

もちねこ

あきらかに、普通の日本人からはかけ離れていますよね・・・桜志から見たら、もはや、逸臣が別世界の人種に見えていそう・・・

 

桜志を「国際サークル」まで連れてきた逸臣

ふたりきりになって、「ここじゃないと話せないことでもあるんですか?」とムスッとした態度の桜志

逸臣は、突然「小麦粉のパンで何が好き?」と話し出す

脈絡もない質問に「は?」って顔になる桜志

桜志の返事も聞かずに「俺はカレーパンが好き」と話し続ける逸臣

桜志は「なんで、あんたに俺のパンの趣味を話さなきゃダメなんだよ!」と声を荒げる

桜志の怒ってる姿など見えてないかのように、「どこのサークル?」「何学部?」と、どんどん質問責めにする逸臣

「話が通じねぇ!!!!」と一層荒れ狂う桜志

すると「じゃあ、俺のどこが嫌いなのか教えろよ」という逸臣

話にならん!と部屋を出て行こうとする桜志に「雪のことが好きなんだろ」という逸臣

桜志は立ち止まって「そんなんじゃねー」と答える

「俺が、あんたのことを嫌いなのは、俺を挑発してきたし、夜遅くに雪を呼び出したりして非常識だからだよ」という

部室を出た桜志に「じゃあ、19時に森町のバス停にこい」という逸臣

桜志は「はあ?」って嫌な顔

逸臣は「来たら、なんでも言うことをきいてやるから」と言う

桜志の回想

ブスッと顔をしながら、逸臣との待ち合わせ場所へ行く桜志

逸臣は桜志を京也のバーへと連れていく

逸臣のちょっとした仕草が海外かぶれしてて、桜志は「かっこつけるなよ」とブスッとしているが、酒が入って、ちょっとずつ本音がホロリと出てくる

そして、フラフラ状態になるまで飲んで、ひとりで帰ろうと店を出る桜志

心配した逸臣が追いかけてくる

桜志は、フラフラ状態で「おまえ・・・こっちに入ってくんな」という

もちねこ

桜志のいう「こっち」とは?ここから桜志の子供の頃の回想がスタートです

子供の頃の桜志は、初めて、姉と雪と手話でしゃべっているのを見たとき、雪がにこにこして手話をしている姿に見とれちゃう

姉が持っている手話の本に興味を示した桜志

そして、夏祭りの日・・・

空にあがる花火を見ている雪を遠くから見る

視線に気づいた雪は、桜志の方を見る

桜志は雪に手話で話しかける

遠く離れているのに、会話をするふたり

手話で話しかけている間だけは、周りがどんなにうるさかろうと、そこには2人だけの世界があって、雪の目はじっと自分の方に向けられている

その感覚がとても心地よかった桜志

もちねこ

回想終了です・・・桜志のいう「こっち」というのは、「雪と桜志」だけのいる世界のことみたいですね・・・

この気持ちを言葉なんかじゃ表現できない

桜志は逸臣に、「なんでも言うことを聞くって言ってたよな・・・じゃあ、雪と別れろ」という

逸臣は「別れるって、俺一人じゃできない」と答える

「雪が俺と別れないだろ」という逸臣

桜志は「なんだよ?その自信は?」とムッ

 

逸臣「自信じゃなくて、信頼関係を築いていくんだよ」

 

桜志は、逸臣には出会いが多いし、他にいくらでも相手がいるじゃん。と言う

逸臣は、もし大学で雪と出会えなかったとしても・・・いつか出会うし、どこで出会っていても、自分は雪を選んでたよ。という

逸臣の返事を聞いた桜志は、「自分の中にある感情を、誰もが使いたがるような言葉で表すことはできない・・」と思う

「俺は、付き合っている奴がいるのに奪うとかは好きじゃねー。だから、さっさと終われ!!!」と叫ぶ

桜志の目には涙が・・・

自分の涙に驚く桜志

でも、同時に気持ちが軽くなっていく気がする

逸臣は桜志の頭をわしわしと撫でて「おまえのこと、嫌いになれないな」と言う

桜志は、逸臣の手を静かに叩いて「あいつを泣かせたりするようなことがあったら、その時は関係ねーからな」という

逸臣は「だから、泣かせねーって!」と優しい顔

どんな作品?「ゆびさきと恋々」を無料で試し読み!

もちねこ

桜志は雪のことを「好き」だと思うんですけど、桜志にとって、「好き」なんて言葉じゃこの気持ちを現せないってくらい「好き」みたい・・・

桜志自身も、この感情をどう表現していいのかわからずつらいって感じかな?

でも、「俺は、付き合っている奴がいるのに奪うとかは好きじゃねー。だから、さっさと終われ!!!」って叫んだことで、つらかった気持ちが解放されたって感じっぽいです

桜志は、雪のことがすっごくすっごく好きで、雪の幸せのためなら身を引いたってことなんでしょうね・・・

今回の逸臣は、なかなか食えないキャラっぽかったですね・・・

こういうキャラだったっけ?と思いながら楽しませてもらいました