本当の裏切者はだれ?「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」2巻 ネタバレ感想

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丘上あい先生が描くジェットコースター・ラブサスペンス

ただの不倫もののマンガかと思いきや!?

登場人物全員が嘘つき!という人の欲望をセンセーショナルに描いたコミックです

2巻には6~9話、特別読み切り「鳴かぬ蛍が身を焦がす~37.8℃~」が収録。

注意
この記事は「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」2巻のネタバレが含まれます

「ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~」登場人物紹介

荻野爽(爽)

女性ファッション誌編集部で働く35歳
夫の一真とのふたり暮らし

荻野一真

爽の夫。広告代理店に勤めている。
一見、優しくて理解のある完璧だんな。実は不倫中

瑠衣

爽の行きつけのバーで会う友達。爽の愚痴をいつも聞いて慰めてくれるが、実は、一真の浮気相手

「Episode 6」元カレとの再会に浮かれるが!

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画像出典:コミック2巻裏表紙

初恋の人との再会!

爽が思い出した定食屋は、秋山の実家だった

高校時代、秋山と爽が一緒に過ごした定食屋を、店を継いだ秋山が改装しイタリアンのお店にしたのだ

初恋の人との再会に涙・・・という展開にはならず

開口一番に「おまえ・・・老けたな」という秋山

その秋山の言葉にムッとなって「相当久しぶりに会うんですけど・・・開口一番にそれってどうなんですか?」と言い返す爽

秋山の高校時代と変わらない態度に爽の心はリラックスする

秋山が出した料理をほとんど残したモデルさん

撮影の後、爽は、「朝からなにも食べていないから(残ったものを)食べてもいい?」と聞く

秋山の作った料理を大きな口をあけて豪快に食べる爽

その食べっぷりを見た秋山は「おまえ・・・相変わらずがっつくなー」と感心してる

秋山の指には結婚指輪が光ってて

それを見た爽は「結婚したんだね」と言う

秋山は「おまえもだろ」と言い返す

でも、秋山は、後で、実は爽が撮影前に昼食をすでに済ましていたことを知る

爽の気遣いになんともいえない顔になる秋山

 

その日、爽は「チートン」に行って、元カレに会った話をする

心臓のドキドキが止まらないってぐらいコーフンしている爽の姿を見た瑠衣は「よっぽど好きだったんですね」と声をかける

マスターの龍さんは「爽ちゃんは、結婚してるんだからときめいちゃ駄目だよ!」という

瑠衣は「結婚したら別の人にときめいちゃダメなんて法律ないですよ」という

スタッフの未来ちゃんが「うちの母親だって韓流スターのおっかけしてますよ」という

瑠衣は「また仕事で絡んだら・・・どうなるかわからないね~」というけど

爽は「ない!絶対にない!」と否定する

そういいつつも、初恋の人と再会した余韻で胸がときめいている爽

一時でも元カレにときめいてしまったことを反省する

その日、爽が家に帰ると真っ暗で、まだカズくん帰ってないんだな・・・とリビングに入っていく爽

すると、パッと電気がついて、そこにはホールケーキを持ったカズくんが「じゃーーーーんっ!」と登場

びっくりする爽

「なにこれ?どうしたの?」と驚くと

一真が笑顔で「毎年恒例の“出会った記念日”」と言う

爽は驚くと同時にうれしくて感動する

こうして、爽は、一時でも秋山にときめいてしまったことを反省するのです

 

シーンは爽の会社へ

バイトの男の子の寺嶋くんが、仕事をしている爽に「荻野さんって美人なうえにめっちゃ優しいですね」と声をかけている

寺嶋くんは、まだ大学生の男の子で、その無邪気さを見て「かわいいな」と思う爽

そして、同時に、「自分は人妻だから、(だんな以外の男の人を)こういう風に思っちゃだめなんだな」と反省する

そして、初恋の秋山と再会できる日を夢見ていた自分の考えがすでにダメだったと思う

わたしも、ちゃんと結婚指輪をつけよう・・・と思うのです

なのに・・・仕事の帰り道に秋山から電話がくる

出ると「おまえさーこれから見せ来る?」と、爽がお店に忘れたマフラーを取りに来いと言う秋山

爽は、秋山に「おまえ呼び」されたことで、あっという間に気持ちが高校時代に秋山のことが好きだったときに戻ってしまう

爽を「おまえ呼び」するのは、秋山だけだった

言葉は乱暴だけど、いつもやさしかった秋山の高校時代の笑顔を思い出す爽

もちねこ

元カレの秋山とは、嫌いになって別れたわけじゃないし、ときめいちゃうのは仕方ないことだと思います

でも・・・秋山もすでに既婚者みたいだし、これ以上の発展は期待薄な感じ?

「Episode 7」人ってけっこう嘘がうまいと思う

一真と瑠衣の出会い

一真と瑠衣の出会いは雨の日・・・

男ともめてた瑠衣は、もめている男に突き飛ばされこける

こけた瑠衣を助けず去っていく男

それを見た一真は、思わず濡れている瑠衣を助け起こす

瑠衣は、泣いていて、「触らないで!」と言って去っていくんだけど

一真の足元には瑠衣が落としたスマホがあって・・・

スマホを拾う一真

翌日、瑠衣が落としたスマホに瑠衣から電話が入る

それに出た一真は、瑠衣と会うことになる

「昨日はごめんなさい」という瑠衣

そして、程よく飲んで気持ちよくなったところで、瑠衣の方から一真に手を重ねてきて・・・関係がスタートしたのです

「出会った記念日」にホールケーキを用意する一真

秋山の店に忘れたマフラーを取りに行く爽

秋山は爽にご飯を出してくれて、高校時代の他愛もない思い出話で盛り上がる

高校時代に私が買ったおやつを秋山が食べた!なんてつまらないことで文句を言う爽

秋山は「もう忘れろよ!おばちゃん!」と笑ってる

爽はムッとするけど、同じ思い出で盛り上がることができて、高校時代と変わらない秋山の態度にうれしさを感じるとともに

秋山からの「忘れろよ」という言葉に傷つく

フラフラする自分の心を持て余す爽

会社の飲み会でその不安を発散させるがごとく飲みまくる!

バイトの寺嶋くんが「旦那さんと喧嘩したんですか?」と笑顔で聞いてきて

爽は「してないし!」と、この間、一真がわざわざ用意してくれたホールケーキの画像を見せる

そのケーキ・・・並ばないと買えない人気のお店のホールケーキだったみたいで

周りのスタッフたちが「すごい!結婚記念日だったんですか?」と聞く

爽は、「出会った記念日」をいまだに祝っているというのが恥ずかしくて、絶対に言えない!と口をつぐむ

黒く塗りつぶされた卒業写真

会社の飲み会の後、飲み足りない爽は瑠衣に電話をし「チートンで飲もう」と誘う

「チートンは定休日ですよ」と答え、家飲みに誘う瑠衣

瑠衣の横には一真がいて、「今から人が来るから」と一真に帰るようにいう瑠衣

一真は「なに?男?」と聞くが、誰がくるかは興味がなさそう

瑠衣は、一真が出て行った後に「気にならないなら聞くんじゃねーよ」と怖い顔を見せる

瑠衣の家にきた爽

爽は、一真からもらったデリエのホールケーキを手土産に持ってきた

一真からせっかくもらったケーキだけど、一真が甘いものが好きじゃないせいで、ほとんどが残っていた

瑠衣は、甘いものにあうお酒を用意しますね!と立つ

瑠衣が立ったときに、ふっと匂った香りになにかを感じる爽

でも、深くは考えない

瑠衣に、秋山と再会したことで、時間を巻き戻すことはできないけど、後悔ばかりを考えてしまう・・・と話すさやか

瑠衣は、爽のことを抱きしめて「爽さんはいつもでも若々しくて可愛いですよ」と言う

瑠衣からする匂いに、やはり、なにかを感じる爽

でも、それがなんなのか言葉にはできない

そして、瑠衣がトイレに立ったときに、棚に並んでいる卒業アルバムに気づく

爽は「卒アル見るよー」と声をかけ、開ける

すると、そこには、黒く塗りつぶされた写真があって・・・

見てはいけないものを見てしまった!とあわてて卒業アルバムを棚に戻す爽

瑠衣に初めて抱く違和感

そして・・・・翌日、今度はチートンで飲んでいる爽と瑠衣

すると、マスターがホールケーキを出してくる

マスターは「今日は俺の誕生日なんだよ」とドヤ顔

そのホールケーキは、一真が買ってきたケーキと一緒のケーキで

「わざわざ並んで買った!」とうれしそうなマスター

けれど、瑠衣と爽はうれしそうな顔じゃない

マスターは「どうしたの?」と聞くと

爽が「実は、昨日、瑠衣ちゃんと同じやつをホール食べしちゃって・・・」といい

瑠衣が「そうなんです・・・爽さんの旦那さんが“出会った記念日”に買ってきたらしくって」と答える

瑠衣のその言葉に、ギクッとする爽

爽は、旦那と一緒に出会った記念日を祝っているというのが恥ずかしくて、誰にもそれを言ったことがない

同時に、昨日感じた瑠衣が身にまとう匂いに違和感を感じたことを思い出す

「Episode 8」人ってけっこう嘘がうまいと思う

瑠衣のことを何も知らないと気づく爽

一度気づいた違和感が不信感に膨れ上がり、グルグルしだす爽

チートンでひとりで悩んでいると、未来ちゃんが「どうしたんですか?」と聞いてくる

今日は、マスターが釣りに行ってて、店には未来ちゃんしかいない

マスターと一緒に釣りに行っている人の名前を聞いて「それって不動産の人だっけ?あれ?経営?」となる爽

飲み屋で出会った人って、意外と職業とか知らないことが多いよね・・・とポツリと言う

未来ちゃんは「それって瑠衣さんのことですか?」と聞く

「あの人、自分の話ってしないですよね」という未来ちゃん

もちねこ

未来ちゃんは、瑠衣が時々見せる複雑な表情に気づいているんですね!

爽と瑠衣は「チートン」で会って意気投合し、飲み友達になった

でも、爽はいつも自分のことばかり話して、瑠衣のことを聞いてこなかったことに気づく

瑠衣のことを何もいらないから不安になるのか・・・・と思う爽

そして、家に帰った爽は眠っている一真の顔に鼻をちかづけ匂いを嗅ぐのです

秋山からの言葉に迷いがふっきれて!

プライベートに不安を抱えることになった爽は仕事中もボーっとすることが多くなる

上から喝を入れられる爽

ちょっと気分を変えようと、給湯室でコーヒーを入れに行くと、そこには寺嶋くんがいる

寺嶋くんは爽の顔を見て「疲れてますよ。大丈夫ですか?」と声をかける

でも、明るく「キレイだから大丈夫ですよ!」と言う

調子のいい寺嶋に呆れる爽

そしたら、今度は真っ赤になって「おれ、荻野さんのことをすごく尊敬してるんです」と言い出す

「社会人として尊敬しています!オレでよければなんでも言ってください!」と一生懸命な顔で言う荻野

それを給湯室の外から聞いているのが爽の後輩である結

もちねこ

結は、爽と一緒に組んでよく仕事をしている女性社員です
秋山のお店に撮影の時も、爽と一緒にいました

爽が部署に戻ると、結が早退した。と聞かされる

そして、結が秋山のお店への届けるはずだった書類を爽が届けに行くことになる

秋山のお店に行く爽

秋山は新作のメニューを出してくれて、感想を聞かせてくれ。という

爽は、「美味しい!」と言って食べつつも「もうちょっとバジルが効いていた方がいいかも」と言う

秋山は、爽の舌を信じてるのは、自分の父親が信じていたからなんだと話す

爽は「そんなに簡単に人を信用しちゃだめだよ」という

秋山は「そういえば、お前は、昔から誰も信じてねーもんな」と答える

爽は、昔から、先回りしてガードしてってところがあって、すごく疲れそうだなって思っていたと話す秋山

「誰も信じないで愛想笑いしてるくらいなら、思った通りにしたほうがいい」と言うのです

爽は、その秋山の言葉に、ぐるぐる悩んでいた気持ちがすっきりした気持ちになる

ついに、一真の浮気現場を見てしまう

帰り道・・・チートンのマスターから、釣った魚があるから食べに来てよ!とメールが入る

「瑠衣ちゃんは?」と返信する爽

「瑠衣ちゃんは彼氏と一緒だって!」と返信が帰ってくる

爽は、一瞬、考えて、瑠衣に「今から会えないかな?」とメールをする

爽から「いいですよ。じゃあ22時でいいですか?」と返信が返ってくる

今の時間は21時20分

そのまま爽は瑠衣の家へと向かう

そして、瑠衣のマンションの前につくと、ちょうど、瑠衣の家から出てくる一真がいて

玄関をあけ、別れを惜しむようにキスをするふたりの姿をみる爽

「Episode 9」人ってけっこう嘘がうまいと思う

すべての人が疑わしく思える爽だが・・・

ショックの爽は、そのまま若菜の家へと行って、寝込んでしまう

若菜も、だんなの浮気相手が友達って・・・それはさすがにないわ・・・と同情してる

だんなの浮気相手に「子供を作るか作らないか」なんて相談をした自分を情けない爽

初恋の相手である秋山と再会し、胸がときめいたことを認めるけど、でも、だんなである一真のことも本当に大事なんだよ・・・と泣く

離婚経験のある若菜は「泥仕合をするなら証拠集めをしといたほうがいいよ」という

若菜のところを出て帰る爽

その途中でチートンの前を通るけど、そこには寺嶋がいて!

寺嶋は会社を休んだ爽を心配してわざわざ、爽が行きつけの店であるチートンのマスターのところはやってきたみたいで・・・

チートンで一緒に座る爽と寺嶋くん

寺嶋くんが、わざわざ見舞いにきてくれたということを不審に思っている爽

寺嶋の真意を探ろうと「寺嶋くんは、どうしてこのバイトを始めたの?」と聞く

すると、寺島は、高校時代に、爽の書いた「つらい今日は日々遠ざかる」というコラムを読んですごく感動した!と話し出す

彼女にふられたばかりの寺嶋は、その記事に救われたというのです

爽は、寺嶋を疑ったことを反省する

そして、マスターのやさしさや寺嶋の気づかい・・・自分が過去に書いた「つらい今日は遠ざかる」というコラムに救われる気持ちになる

自分には、まだ、受け止めなければならない事実がまだある・・・と思う爽

本性を見せた瑠衣

そして、チートンから帰り道・・・

爽に声をかけてきたのが瑠衣

いつもの明るい顔で「どうしたんですか?チートンの帰りですか?」と聞く瑠衣

フツフツと怒りが湧いてくる爽

頭の中では「やめろ」と思っているのに、「そうやってかわいい声だして近寄ったんだ・・・わたしにも旦那にも・・・まんまと騙されたよ」と口に出してしまう

そして、自分は旦那と別れる気はないから!ときっぱりと言うのです

それを聞いた瑠衣は大笑いしだす

「爽さん・・・そんなんだから、だんなさんが外に女を作るんですよ」というのです

さらに「爽さんって、ええかっこしじゃないですか?わたし、爽さんみたいな女一番嫌いなんです」と堂々と言い切る

「自分で仕事を選んできたのに、子供を作らないのも旦那さんのせいにして追い込むって!そんなの旦那さん、息が詰まっちゃいますよ~」

「わたし、欲しいと思ったものは手に入らないと気が済まないんです・・・既婚者?不倫?それがなに?」と愉快そうな顔でほほ笑む瑠衣

さらに、元カレに会ってときめいた爽は「心の浮気」をしているといい

「体の浮気と心の浮気・・・どっちが罪なんですか?」と聞く

もちねこ

いや・・・

心でときめくくらいいいじゃん!って思うんだけど・・・

どんなどや顔で責められるようなことしていますか?

瑠衣が爽へ向ける敵意がすごいです

以前のかわいかった瑠衣を思い出して、爽は思わず泣いてる!

特別読み切り「鳴かぬ蛍が身を焦がす~37.8℃~」

もちねこ

2巻には、「BE・LOVE」に掲載された特別読み切り「鳴かぬ蛍が身を焦がす~37.8℃~」が収録されています

秋山と爽の高校時代のエピソードとなっています

高校時代の爽の両親は不仲で毎日のようにケンカをしていた

特に母親は、その日によって別人のように感情的になり、一緒に過ごす爽は母から受けるストレスに辟易してて、学校でもひとりでふさぎ込んでいることが多かった

そんな爽に声をかけて、バイクに乗せてくれたのが秋山

秋山は、言葉は乱暴だし、優しい言葉なんてひとつもかけてくれないけど、この秋山と一緒に過ごす時間は爽にとっての救いになる

でも、秋山は爽に「好き」って言葉を言ってくれない

その日も、父と母は大喧嘩をし、キレた母親が爽を連れて家を出て行こうとする

巻き込まれた爽は心の中で、秋山に「助けて!」と叫ぶ

そしたら、本当に、バイクに乗った秋山が現れて!

なんで?と聞く爽に、秋山は「呼ばなかった?」と聞く

爽は「呼んだ」と答えて、秋山のバイクに乗るのです

秋山と爽は蛍がいる川辺について、横になって腰かける

蛍が舞う姿に感動をする爽

「本当はどうしてきてくれたの?」と聞く爽

秋山は「帰りたくないって顔してたから、また親ともめてるんだろうなって思って・・・」と答える

秋山の家もいろいろあるみたいで、だからわかった・・・と話すのです

爽は秋山みたいに強くなれない・・・と話す

秋山は、言いにくそうに「俺は、おまえのそういうところが・・・なんか、それでも強くいよーとしている感じみたいなのが・・・」とゴニョゴニョ言う

でも、うまく言葉にできないみたいで頭をかかえる秋山

爽は国語の授業で習った短歌を思い出す

その短歌は、「あれやこれや口に出す人よりも、口に出さない人こそ心の底では深く相手を想ってる」と内容の歌で

秋山は、いつも乱暴な口ぶりで・・・たった一言の「好き」って言葉さえ言ってくれないけど、誰よりも自分のことを大事に思ってくれているとわかるのです

頭を抱えている秋山に「秋山・・・わたしのこと好き?」と聞く爽

秋山は爽の顔を自分に寄せてキスをして「聞こえた?」と聞く

爽は「聞こえた」と泣く

もちねこ

高校時代の爽にとって、つらい日々の中、秋山だけが光のような存在だったんですね

過去の思い出だからこそ、キラキラした形で大人になった今も抱き続けてしまう

そういう爽の気持ちがよくわかる内容となっています

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35歳の爽(さやか)は、優しくて完璧な夫とふたり暮らし。結婚して10年経っても子作りをしない夫に、爽は子供がほしいという本心を打ち明けられずにいた。そんな爽の気持ちを晴らしてくれるのは、年下の友人・瑠衣(るい)と行きつけのバーで語りながら飲む時間。爽は瑠衣のことを心から信頼し、なんでも話していた。
しかし、瑠衣には爽が知り得ない、ある「秘密」があり――!?

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