もちねこ
WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」
インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です
あらすじ紹介
同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
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「顔に泥を塗る」第7話
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フリマへやってきた美紅
迷った末に、フリマにひとりでやってきた美紅
イヴとふたりきりで会うのはどうかと悩んだが・・・でも、フリマだし!周囲にたくさん人がいるよね?
はるくんにはフリマへ来ることを言わなかったけど、出張に行ってるし、わざわざ報告するほうが迷惑だよね・・・とはるくんには、フリマに行くことを告げなかった美紅
昔は、よくフリマに来ていた美紅は、久しぶりに味わう雰囲気に心がワクワクする
イヴと店長が出している店に行くと、商品は、ほとんど売れて、ない状態となっていた
店長は「他の店のものを高倉(イヴ)と一緒に見てきたら?」という
店長の強引なすすめで一緒にフリマを楽しむことにしたイヴと美紅
イヴのことを「尊敬している」
その日、イヴは「男の子」の格好をしていた
ふたりで歩きだして、「お姉さんのこと、名前で読んじゃダメ?」と聞くイヴ
美紅は「好きに呼んでいいよ~」と笑ってる
イヴは、ちょっと頬を染めて「じゃあ、美紅さん」と呼ぶ
そして、連絡先を交換するふたり
美紅は、自分のスマホにイヴの名前が登録されたのを確認したとき・・・
ふと、「はるくんと付き合ってから、男の子と連絡先を交換したことってないな・・・」と気づく
もしかして、男の子との連絡先交換ってダメなこと?と不安になる
でも、目の前にいるキラキラした男の子は、自分にとっては「理想の女の子」で・・・
じっとイヴを見る美紅
イヴは、美紅にじっと見られて「大丈夫?」と声をかける
美紅は「ごめん・・・今日もおしゃれだなって思って・・・可愛くもあり、かっこよくもありって感じで・・・つい見惚れちゃって・・・」という
イヴは笑って「ほめすぎ!」という
美紅は、イヴの「なりたい自分になる」ってところを本当に尊敬している。と話す
美紅の褒め殺しに「照れるけど嬉しいよ」というイヴ
どうしてそんなに自分のことを卑下するの?
そして、タトゥーシールのお店を前を通りかかった時「これ、楽しいよ」というイヴ
美紅は「タトゥー?」と驚く
イヴは「これ、シールだから!1日から2日ほどで剝がれるけど、その気軽さで、よく使ってるんだ」という
美紅に、「タトゥーは好きじゃない?」と聞くイヴ
美紅は「彼は、シールでも嫌がると思う・・・ほら、わたし、そういうキャラじゃないから」と答える
イヴは美紅の答えにムっとした顔になり
「おしゃれって楽しいものなのに・・・どうして、すぐに“キャラじゃない”とかって言葉で縛ろうとするの?」というイヴ
美紅は「せっかく薦めてくれたのに・・・盛り下がるようなことを言っちゃってごめん」と謝る
イヴは「俺は、べつに美紅さんに怒ってないよ」と言う
「僕は美紅さんのことを、すごく魅力的な人だと思っているから!あまり、自分のことを卑下しないでよ」
イヴの言葉を聞いて、自分が自分のことを卑下していることに気づく美紅
確かに・・・「私なんて地味だし・・・似合わないし」って言葉が口癖になってる
でも、それって、そうやって、「自分の身の丈はわかってます」アピールをすることで、誰からも傷つけられないようにしているだけ
イヴくんが、こんなに輝いているのは、私みたいに臆病じゃないからだ・・・
はるくんの登場に驚く美紅
そう気づいた美紅の肩に誰かの手が触れる
「美紅」と呼ばれて後ろを振り向くと、そこにははるくんがいて
出張にいっているはずのはるくんの登場に驚く美紅
はるくんは「今日の出張、依頼主の都合でキャンセルになったんだ・・・でも、家に帰ったら、美紅がいなくて・・・もしかしたらと思って探しに来た」という
美紅は、黙ってフリマにきたことを「ごめんなさい」と謝る
もちねこ
タイミングよく現れたはるくん
本当に「出張」なんて用事があったのか?と思わず疑ってしまいます
イヴと会うことで、自分自身の嫌な部分に気づいていく美紅
気づいたことで美紅は変わることができるのか?