もちねこ
いよいよ若様と婚礼できる運びになった唯!一目惚れで始まった恋がようやく成就する!!と思った8巻のラスト!!
続きとなる「アシガール9巻」のレビューです!!
「アシガール9巻」見どころ
婚礼まで5日と迫ったのに・・・またもや戦が!!
コミック9巻1P目・・・若様と21世紀のクリスマスイベント楽しむ夢を見てとても幸せな唯
阿湖姫からもお祝いの言葉をもらい、おふくろ様からは若様との初めての夜について教わって、若様は隣国との和議を着々と進めてて・・・すごいほのぼのムード!!
しかし、歴史上最も有名な戦国武将の名前がここで初めて登場する。
なんと!織田信長が、高山に、兵や武器を貸すというのです。
8巻で高山家と羽木家は和議を結びましたが、織田家が手を貸してくれるとなると憎き羽木をやっつけるチャンスとばかりに高山は戦をする準備を始めるのです。
高山家の嫡男から手紙をもらった若様はそれを城の誰よりも早く知り、兄である成之にだけ相談します。
そして、ひとり、小垣に向かうのです。
若様がひとり小垣に向かったと知った唯は、なにかあったに違いないと若様を追いかけます。
そして、戦が始まりそうなことを教えてもらい、自分も小垣についていくと言うのですが、若様に、「唯は、黒羽城に残り、手助けをしてほしい」とお願いをされ、残ることになるのです。
「必ず5日後の婚礼までに帰る」という若様の言葉を信じて待つ唯。
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若様は戻らず・・・殿様の耳に高山の動きが耳に入る
しかし、若様の帰りを待たないまま、高山が羽木に向い進軍させていることが羽木家の殿様が知ることとなり、羽木軍は一気に戦闘ムードに突入!
成之は正面から迎え撃っても勝ち目がないと殿様に進言しますが、殿様は聞く耳を持ちません
その時、若様が共に連れて行った久六がひとり単身、城に戻ってくるのです。
そして、若様が小垣城にいることを伝え、出陣をせぬよう若様からの伝言を殿に伝えます。
唯も、一緒になって、若様がどんなにみんなの命を大事も思っているかを涙ながらに訴えるのです。
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それでも、戦は免れない・・・
高山が書状を持ち使者をよこします。それには、城を明け渡すこと。そして、若様を人質としてよこすことが書かれていて・・・
羽木軍の戦いムードが一気に加熱するのです・・・
そうはいっても、数の上で、まったく歯が立たない戦さ・・・
唯は、21世紀から持ってきた不思議グッズを見ながら、何かいい手はないかと考えて・・・
閃いた!!ってところで、次巻に続くとなっています。
まとめ
あと5日で婚礼だぞー!!ってほのぼのとした雰囲気もつかの間・・・戦に向けて、再び緊迫感に包まれる巻となってしまいました。
あまーいふたりがあまり見れず、残念でしたが、緊迫した状況が続くのにかかわらず、読んでいて、笑いが漏れてしまうのは、やっぱり、ヒロイン唯の一生懸命ゆえのコミカルさ!
泣いたり、怒ったり、凹んだり・・・ほんと、いろんな表情をコミカルに見せるヒロインです。
有名武将の織田信長の名前も出てきて、ドキドキハラハラの9巻だったと思われます。
電子書籍あります
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