「アシガール 第69話」の見どころ!
ついに・・・ついに・・・本物の夫婦になれる!?
唯が目を覚まし飛び起きます
そして、自分が眠っていた場所の横に、忠清が眠った痕跡を見て、忠清が添い寝していてくれたことがわかります
そして、忠清の姿を探す唯
すると、庭に面した渡り廊下で、外に浮かぶ月を眺める忠清がいて・・・
「起こしてくれてもいいのに」という唯に、「そろそろそうせねばと思うておった所じゃ」といつもと変わらぬ様子で答える忠清
唯は、タイムマシンのスイッチとなる刀を出し、「一生のお願い」と言い、若様を21世紀に行ってほしいことを再度頼みます
しかし、忠清は、「それは聞けぬ」と譲りません
「(21世紀に)帰らねばならにはお前の方じゃ」という忠清に、「(自分がこの時代に残って)逃げて逃げて逃げまくって、絶対に捕まったりしません」と言い返す唯
「わしがこの場にお前ひとり残して逃げ出すと思うか」と、今度は唯に問う忠清
その忠清の真剣な表情に、唯は、(何をどう言っても 忠清はそんなこと 絶対にしない)と思うのです
でも、唯もここで引くわけにはいきません
どうしよう!と心で迷いながら、「それなら、私も残ります」「何があっても一緒にいます」と言います
すると今度は、軽く頭を下げながら「どうか聞き分けてくれ」と唯に頼むのです
どうあっても、この時代に残り、唯ひとりを21世紀に帰す。という忠清の決意に負けそうになる唯は、タイムマシンのスイッチそのものを、壊そうとします
その唯の姿についに忠清は大きな声をあげます
「お前をここで死なせるようなことあらば この忠清が障害 悔いのみが残るものとわからぬか!!」
忠清のその気迫に、思考が止まる唯
涙をこぼし「イヤです・・・お願い」「私は、どうしてもあなたを守りたいんです」と訴えます
その唯の姿に、忠清は、「唯 わしも同じじゃ」と言うのです
忠清が、自分とおなじように、自分の命より私の命が大事だと思っていることがわかる唯
足軽の甲冑に着替え、いよいよ21世紀に帰る時を迎える唯は、忠清に伝えたい最後の言葉が出てきません
その唯の気持が伝わったのか、忠清が、いたずらっぽい表情を浮かべ「あまり尊(唯の弟)をいじめるなよ」と言います
「なんとかせよとあまり責めては尊が気の毒じゃ」と言う忠清の笑顔に、やはり忠清の笑顔が好きだと思う唯
そして、ついにタイムマシンのスイッチを起動させるのです
そして、最後の最後、忠清に向かい「でも、若君!若君はまだ一生分 私を抱いておらぬからね!」と言い残し、姿を消してしまうのです
唯の最後の最後となる言葉に、笑い出す忠清
「それが今生の別れの言葉か・・・唯・・・お前はまことに面白い」
そこで、次号に続くです
もちねこの感想
もう・・・もう・・・ほんと、ギューーーーンってきました!!胸が痛い・・・
あの、いつも冷静沈着で淡々とした忠清が、声を荒げちゃうシーンは、ほんと、つらい・・・
唯が忠清を守りたいって気持ちと同じように、忠清も唯のことを思っているんですよね・・・
その忠清の気持が、唯に伝わった回でした
最後、唯がタイムマシンのスイッチを入れるシーン・・・
忠清の覚悟の表情が2コマに渡り描かれているのですが、ほんと切ない・・・
この直前まで、唯のことを励まして笑っていたけど、自分の気持を押えて無理していたんですよね・・・
ほんと、忠清は強い人で、優しくて、心が大きい人ですよね
大事な人にはいつも笑っていほしいっていう忠清の優しさが、すごく、胸にグットきた回でした・・・
でも、きっと、尊がなんとかしてくれると信じています・・・
「今生の別れ」だなんて、寂しいこと言わないでー!!
電子書籍
ドラマ化され、盛り上がっているアシガール!
原作のコミックの方も、ドラマ同様に、笑えて、しんみりできて、とっても面白いコミックとなっています。
最新刊の「アシガール 9巻」は、電子化されています。
もちねこ