「アシガール5巻」森本 梢子【コミックレビュー】

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もちねこ

こんにちは!もちねこだよ!!本日の記事は、「アシガール5巻」のレビュー記事です。9巻の発売に合わせて、各巻レビューを書き始めたけど、9巻の発売日までに8巻までたどり着けるかむっちゃ不安だよ~汗

前巻では自分も辛い目に合いながらも若様の危機を救った唯!!

そして、それから・・・どうなったかというとの6巻のレビュー記事です

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この記事にはネタバレが含まれます。閲覧の際にはご注意ください

アシガール5巻のみどころ

唯!殿様から名字をいただく

若様のピンチを助けた者として、唯は、殿様(若様の父)から名字をもらう

「林勝馬」

すごい凛々しい名前ですねー!!殿様から気に入られた唯は、御馬番か警固番役に昇格!しかし、足の早さだけが取り柄で、武術ごとはからっきしの唯・・・

そこで天野さまが、唯に稽古をつけてくれると言い出す。

翌朝から猛特訓が始まり、女子高生らしからぬ気合を叫びながら剣の練習に励む羽目になってしまう唯。

でも、ちゃっかりものの唯は、練習を抜け出し愛しの若君に会いに行く。

難儀している唯を見て、朗らかに笑う若様

「いっそのこと 女だと明らかにして奥で暮らすか?」と甘い笑顔で甘い言葉をかけてくれるんだけど、色恋沙汰には初心な唯は、真っ赤になって、いい返事ができない・・・

そこに、小平太が来て、若様の側室からの文を若様に渡すのです。

もちねこ

唯と間違えて城に招いてしまった鎌ヶ江の姫の存在をすっかり忘れていました!そうです!!若様には側室がいるのです~!!

唯!若様に嫉妬した気持ちを告白する

小平太達に諭され、鎌ヶ谷の姫のもとへ夜行くことになる若様

もちねこ

鎌ヶ江の姫には何も罪はありませんからね・・・だから、憎めないんですけど、でも、できれば一夫多妻制のこの時代にシステムは唯には理解ができなくて、陰ながら、もやもやを抱えちゃいます。

それを聞いた唯の心中は穏やかではなく、翌日の若様とのデートをすっぽかしてしまいます。

そしたら、夜、若様から唯のとこへ来てくれるんですね

「具合が悪いのかと思ってきてみた」というやさしい若様。でも、昨夜は、鎌ヶ江の姫のところに行ったんだよね?と唯の心はモヤモヤでいっぱいに・・・

唯の様子がおかしいので、帰ろうとする若様に、唯は、「若様が鎌ヶ江の姫のところへ行くのは嫌だ」って言うのです。

それを聞いた若様は、一言「わかった」って言うんです

ふたりがいいムードになったときに、早馬が駆けつけたと周囲が騒がしくなります。

どうやら、また戦がはじまるようなのです。

唯!若様に嫉妬した気持ちを告白する

若様が父親のである殿様のところにいくと、どうやら、高山軍が戦いの準備をしているという情報が届いたそうで

自ら、出陣をするという若様を止めたのが、若様の腹違いの兄・成之

そして、今回の戦には成之が行くと言いだすのだ。

翌日、成之は高山軍と繋がっていることを知っているなにかおかしい。と気づく・・・

若様にそれを伝えようとするが、成之の腰巾着である坊主に襲われ、あっという気絶させられ、成之の屋敷へと連れて行かれてしまいます。

成之は、怪しげな媚薬を使い、いろいろ知りすぎた唯を自分の思いのまま動かそうとするんだけど、唯が媚薬の効果が現れ成之にトロンとした顔を見せた時に、若様が成之の屋敷まで唯を助けにくるんだよね。

唯は、危ないところを若様に助けられたけど、若様の機嫌が超悪い。

この時、若様は、唯はお酒を飲みすぎて、前後不覚になって、成之のいいように流されていたと勘違いしているんです。

でも、ちゃんと誤解が解けて、満月の夜、デートをする約束をするんです。

もちねこ

若様は唯に対しての独占欲が生まれてきているんですね!勘違いとは言え、機嫌の悪くなった若様の下りはとってもキュンってきます

運命の満月の夜がくる

あやめにかわいく装ってもらい、満月の夜デートするふたり。

満月の夜なので、唯は、21世紀に一度戻らなければならないんですけど、この時、唯は、再び戦国時代に戻ってくるつもりだけど、若様は、タイムマシンの燃料がこれで尽きることを知っていて・・・

唯を見送る若様の表情が明るいほど切ないシーンなんです・・・

そして21世紀に戻った唯は、燃料がもうなくて、戦国時代にはもう行くことができないことを家族から知らされるのです。

ショックで呆然としながらも、再び、タイムスリップする前の女子高生ライフに戻る唯

家族から、若様の生まれ変わりがいるかもしれない。と言われ、新しい恋を探そうとするんだけど、若様の代わりになる人などいないことを実感するばかりで・・・

悲しみにあけ暮れていると、日本史の先生が、歴史の新事実がわかったと唯に教えてくれるんですね。

以前の史実では、若様は、永禄2年に死ぬとのことだったけど、新しい史実は、その後も生き延びることになっているとのこと・・・

歴史が変わったんだ!と喜ぶ唯なんですが、しかし、生き延びたことで、若様に縁組が持ち上がったと聞き、これは、もう、なにがなんでももう一度、戦国時代にいかなければ!!と熱くなるシーンで続くです。

もちねこ

もう!!もう!!ふたりの別れのシーンは、ほんとキューンってきます・・・若様の背中が切なすぎですよ・・・唯と似た女の子なんて、この先、絶対出会うことないのに・・・でも、自分の欲より、唯の家族のことを優先できる若様に惚れてしまいます・・・ほんと、芯の強い男性ですよね!!

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まとめ

5巻では、甘い空気も流れて、でも、別れもあって、すごい、読者がドキドキさせられる展開となっています。読み応えは十分あるし、この後、唯が、戦国時代に戻れるかも心配です・・・

一番好きなのは、やっぱり、唯が鎌ヶ江の姫にヤキモチを焼いちゃうシーンですね。「イヤなのじゃー」って叫ぶ唯を見て、「よく言った!!」って思いました。

好きな人に本音をぶつけるのはコワイけど、イヤなことはイヤって伝える勇気って、恋愛においてはとっても大事ですよね!!