「BE・LOVE」で連載中の「星降る王国のニナ」がむちゃくちゃ面白い!
繊細かつ美麗な画!
見た目は幼くかわいらしい・・・でもタフで強いヒロインが、二つの国の間で揺れ動く壮大なファンタジー!
先の展開がわからずドキドキハラハラさせられっぱなしです
美麗な表紙を見て、どんなお話なのか気になっている人もたくさんいると思います
どんな漫画なのか、おすすめポイントを紹介!
目次
あらすじ紹介!
身分を偽り姫となった瑠璃色の瞳を持つ少女!
フォルトナ国の下町で生まれたニナは、めずらしい瑠璃色の目をした少女
流行り病で母親を亡くすが、仲間たちと一緒にコソ泥のようなことをして、毎日をたくましく生きていた
が、ある日、仲間に騙されて売られてしまう
ニナを買ったのはこの国の第二王子であるアズールだった
瑠璃色の目で生まれた姫・アリシャは王宮から離れた星離宮でひっそりと巫女として暮らしていたが、ある日、不運な事故で亡くなる
3か月後には大国であるガルガダ国に嫁ぐことになっていたアリシャ
大国であるガルガダは、フォルトナ国に攻め入る大義名分をほしがっていて、少しの失態もおかすことができない
そのため、アリシャの身代わりとなる少女を探していた王子アズール
アズールは、アリシャと同じ瑠璃色の目をしたニナを身代わりにたてる
3か月後に行われる婚礼のため、姫教育を受けることになったニナ
しかし、もとは、下町でのびのびと走り回り暮らしていたニナが、決まりごとが多い上流階級の生活に馴染めるわけがない
さらに、王宮では、第一王子と第二王子アズールの王位継承争いも起こっていて・・・
数々の災難と試練がニナに降りかかってくる
ニナは、持ち前のタフさと前向きさでその試練を乗り越えていく
けれど、すべてを投げだして下町に帰りたくなることもある
そんなニナを支えてくれたのが、二ナの教育係となった第二王子のアズール
アリシャとして生きていくことになったニナのことを、唯一「ニナ」と呼んでくれるアズール
アズールがニナを呼ぶときの声がいつしか特別な愛情であふれるようになり、ニナはアズールと気持ちを通じ合わせるのです
しかし婚礼の日は容赦なくやってきて・・・
ここがすごい!!!見どころ3つを紹介!!
タフでやんちゃ!どんな困難も乗り越えるヒロインが強くてかっこいい!
下町でコソ泥のようなことをして生きてきたニナ
とにかくタフで、雑草のような根性の持ち主
見た目はかわいいし!正装したらちゃんと姫に見えるのに!
本音を喋るときには、「バーカ!バーカ!」「チッじゃねーよ!!」
まあ~・・・とにかく口が悪くて、むちゃくちゃやんちゃ!
けれど、姉御肌というか・・・面倒見がいいというか・・・
懐がとても広くて温かい心根の持ち主
下町で暮らしていた頃は、貧しさに耐え、城に来てからは、上級社会の暮らしのストレスに耐え・・・
時々、ギブアップって感じでどん底まで沈む
でも、必ず立ち上がる
貧しかった頃・・・辛い目にあうたびに、仲間たちに「こういう星の元に生まれたから仕方ないんだ」と何度も諦めるように言われたニナ
でも、「こういう星に生まれたから仕方ない」んじゃなくて、自分がその道を選んで進んでいくんだ!という強い覚悟がある
見た目を裏切る強いタフさがこの上なくかっこいいヒロインなのです
タイプの違うヒーローがふたり?!どっちを選ぶ?
コミックの1~2巻では、ニナのことをアリシャ姫の身代わりに仕立てたフォルトナ王国の第二王子のアズールといい雰囲気になります
両思いになって、アズールは、ニナをガルガダに輿入れさせたくなくていろいろ頑張ってくれます
でも、ニナは、ガルガダに嫁ぐことがアズールを守ることにつながることを知り、アズールのもとを離れて、ガルガダ国に嫁ぐ
そして、そこで冷血で他人と心を通じ合わせないセト王子と出会うわけです
他人と心を通じ合わせない男なので、輿入れしてきたニナにも興味がないセト王子
いちゃもんをつけて、フォルトナ王国を攻め入る道具としかニナのことを見ていませんでした
だけど、ニナは、フォルトナ(アズール)を守るという強い覚悟があってガルガダ国に嫁いできたので、何度、ひどい目に合わされてもセトの側から離れようとしません
ニナの強情さに、冷血だったセトの心も少しづつ溶かされて・・・
ニナに対して特別な感情を持ちはじめます
人として尊敬できるイケメン王子のアズールと、傲慢で俺様キャラなのに、その行動や言葉の裏にはニナへの愛情があふれているセト
どちらも王子も魅力的すぎて、読んでいる読者は、どっちの王子を応援していいのかわからない!
ニナ自身の気持ちも揺れつつあります
どっちを選ぶのか?選ぶ日がくるのか?と、ドキドキさせられっぱなしなのです
うっとり!ファンタスティックで異国情緒豊か!わかりやすい設定もよし!
とにかく画が美しい・・・
ニナの衣装の繊細な美しさは、ニナが動くたびに、華麗に動きます
城の内装も華やかできらびやか
特に、各話の扉絵のクオリティが高い!
画を見ているだけでうっとりします
そして、なによりいいのは、「わかりやすさ」!
複雑なファンタジーものは設定をかみ砕くだけで疲れてしまうって方も多いはず!
この作品は、難しい設定がないので、登場人物たちの心情部分にだけ注目して楽しむことができます
感情移入がしやすいのもおすすめポイントのひとつ!
気になる最終回は!?
コミック1巻「第1話」の冒頭で、「罪人扱い」をされているニナが登場しています
「嘘をついた罪だ」と言われているニナ
これは、ニナがアリシャであると偽ったことを指していると予想できます
ニナは「同じ人に二度、殺される」と心の中で思っていますが、二ナの近くにはアズールがいて、罪人として処刑されるニナを見下ろしています
どうも、アズールの命令でニナは処刑されるらしい?と予想ができますね
しかし・・・どういう展開を経て、このシーンにたどり着くのか?がむちゃくちゃ気になります
ただ、このシーンが着地点ではないと思います
口コミを見ていると、「アリシャとして殺されて、再び、ニナに戻れるのでは?」という意見が目立ちます
だとしたら・・・やはり、ニナはアズールと最終的にはくっつくのでしょうか?