河原和音!待望の新連載スタート!「太陽よりも眩しい星」第一話

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「別冊マーガレット 2021年7月号」より、川原和音先生の新連載がスタートしました

今回のヒロインは、身長が167センチという外見コンプレックスを持っている女の子

小学校時代から大好きだった男の子が、中学生になって急成長し、急激に女の子たちにモテだして遠い存在になってしまって・・・

成長した彼を遠くから見ているだけだったのですが・・・

その恋が高校入学とと共に動き出します

ヒロインの心情変化を丁寧に描いた作品

胸キュンが詰まったとっても素敵なお話となっています

では!紹介をしたいと思います

注意
この記事は「太陽よりも眩しい星」第一話に収録予定のネタバレが含まれます。
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

「太陽よりも眩しい星」第一話「手を伸ばした日」

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画像引用:「別冊マーガレット 2021年7月号」より

もちねこ

第一話は65Pのボリュームです。
紹介記事も長めとなっています

みんなより大きいことがコンプレックスのヒロイン

中学3年生の岩ちゃん(←岩田朔英)

身長167センチ

身体測定の時、周りの女子たちより頭ひとつ分、大きい

本人は、それが恥ずかしくてたまらないって感じ・・・

無邪気に周りの女子たちから、「健康カードを見せて」と言われた岩ちゃんは、見ないでって感じであわてて後ずさる・・・

すると、後ろにある扉に激突し、扉ごと、後ろへ倒れる

倒れた場所にいたのは神城光輝

倒れてきた岩ちゃんに「大丈夫?」と声をかけて、落ちている「健康カード」を拾ってくれる

見られた!と真っ赤になる岩ちゃん

神城は、健康カードに書かれている数字が見えただろうに「見てないから」と言って、岩ちゃんに健康カードを渡す

去っていく神城

女子たちが「神城かっこいい!」と騒いでいる

「え?チャラそうじゃない?」っていう女子もいて・・・それを聞いて「神城はチャラくないよ」と言う朔英

朔英の初恋は小学生の時!

神城と朔英は小学校が一緒だった

小学校の入学式で会ったふたり

小学校に入ったら一番楽しみなことを「給食」と答える朔英に対して、牛乳が飲めない神城は、給食がつらいって顔をしてて・・・

朔英は、神城に「牛乳、飲んであげるよ!」と声をかけた

神城はにこーって笑って「いいの?」と答えて!

その神城の笑顔に一目ぼれした朔英♥

 

もちねこ

この時の神城は、かなりのちびっこ!朔英は、神城を見下ろしている

 

小学校生活の中で、身体の小さい神城のことをよくかばった朔英

神城を助けて、先生に怒られることもあったけど、神城は、いつも「俺のせいで怒られてごめん」と感謝の気持ちを伝えてくれた

朔英には、そんな神城がかっこよく見えて!

自分より小さい男の子だけど、大好きだった

 

小学生の時、体が小さかった神城は、クラスの女子からモテなかったのだが

中学生になって、背が伸び出して、中3となった今では、朔英の身長も追い越してしまった

そうなると、女子たちから、羨望のまなざしで見られるようになり、モテだすように・・・・

加えて、小学校の頃は、下の名前を呼び合って、無邪気にずっと一緒にいれたけど、中学生になってからは、クラスが離れたことで、昔のように話すようになくなった

いつしか、下の名前呼びは苗字呼びになり・・・朔英は、それを、ちょっと寂しいと思っている

この感覚は、「押しが急に売れ出した」って感覚だな・・・と思っている朔英

運動会の係を一緒にすることになって

運動会の係になる朔英

係が話し合う教室へ行くと神城がいる

学年ごとに旗を作るのだが、二人一組で作ってくださいと言われ、神城から「一緒にやらない?」と誘われた朔英

放課後、ふたりで教室に残って旗作りをすることになる

旗を作っていると、小学生のころを思い出す朔英

自転車の荷台に乗っけてもらって・・・

外が暗くなり帰ろうかと一緒に校内を出る

神城は自転車を取りに行くが「あれ?鍵がない」という

鍵を探すふたり・・・

でも、見つからなくて、「仕方ないから、歩いて帰るか・・・」という神城

朔英は「待って!目をつぶって、朝からのことを思い出そうよ!」という

朔英の言葉に目をつぶる神城

目をとじた神城を見てドキドキする朔英

すると、神城が「あ!」と叫んで!

「ポケットだ!」と、自転車の鍵をポケットから出す

そして、朔英のことを後ろに乗せてあげるという神城

朔英は自分の身体の大きさを気にしているので「重いからいいよ!」と遠慮するが、神城は、「いつもサッカー部のやつらを乗せてるから大丈夫!」と朔英を自転車の後ろに乗せてくれる

 

自転車に乗りながら、小学校時代の話をするふたり

 

神城「岩田(朔英)さ・・・今でも給食好き?」

 

朔英「好きー」

 

神城「俺さ・・・もう好き嫌いとかないんだぜ」

 

朔英「え!よかったね!!!」

 

神城と会話をしていて、うれしくなる朔英だけど、そこで、自転車のタイヤがパンクする!!!

朔英は、真っ青になって「ご・・・ごめんなさい」と言う

神城は「なんで謝るの?」と不思議な顔

「岩田(朔英)はさー・・・小学校の時も障害物競走で後から来た奴に道を譲ってたもんなー」と言って、「遠慮なんていらないから」と笑う朔英

朔英には、その光輝の顔がキラキラして見える

でも、神城はやさしいから、誰でも、自転車の後ろに乗せるし、どんな遠くでも「送るよ」っていうんだろうな~・・・と思ってて・・・

心の中で「光輝はやさしいね」とつぶやく朔英

神城のことをつい見ちゃう朔英だけど・・・

運動会当日がやってくる

重い縄を運ぶ仕事を頼まれた朔英

「神城くんと一緒に運んどいて」と言われ、神城を探すと、神城は女の子たちに囲まれていた

朔英は、声をかけることができず、重い縄をひとりで運ぶ

 

そして、騎馬戦に出る朔英

上にのっている女の子が超やる気の子で、下で支えている朔英はみんなに押されてボロボロ状態になる

観戦している男子たちから「超こえ~」って声が聞こえる

近くには、きれいな格好でキラキラしている女の子たちもいて、ぼろぼろになっている自分と見比べてしまう朔英

 

目の前では、男子の騎馬戦がはじまっている

神城も騎馬戦に出てて、上にのって、次々、対戦相手のはちまきを取っていく

みんなに注目される神城を遠くから見ているしかない朔英

 

神城が自分を見ることなんてない・・・と寂しいって気持ちが湧いてくるが、それを打ち消そうとする朔英

「借り物競争」で岩ちゃんの手をつかむ神城

次に「借り物競争」に出る朔英

取った紙には「好きな人」とあって、とっさに神城の方を見るけれど・・・

でも、朔英は、仲良しの女友達の元へ走ってゴールへ引っ張っていく

係の人に紙を渡す朔英

係の人が「好きな人?」と聞いてきて、女友達とがっしり腕を組み「仲良しアピール」をする

 

出番が終わった朔英が、席に戻ると、借り物競争に出ていた神城が、朔英の方へまっすぐ走ってくる

「岩田」と言って手を差し出す神城に、驚きつつも、その手を握る朔英

一緒にゴールをし、係の人が「お題チェック」をする

紙を見た係の人は「え?」とビックリした顔になって朔英を見る

朔英の横で神城が「声には出さないで!」と首を横に振る

朔英が「なんてお題なんだろう?」と不思議に思っていると、係の人が「え・・・お・・・“大きい女子”」と言って・・・

周りから「あー・・・確かに!」と納得の声があがる

朔英も、笑うしかなくって・・・「よかった!お題に合ってた」と笑う

 

ひとりで席へ戻る朔英

「大きい女子」・・・それは事実で悪口じゃない・・・と思う

だけど、目に涙が浮かぶ

 

朔英を追いかけてくる神城

朔英の腕をつかんで「違うんだ!」という

本当は「かわいい子」と書いてあった。という神城

係の人が、俺が言わないでってアピールしたから、気を使って変なフォローをしたんだ・・・ごめん・・・という神城

一生懸命謝る神城を見て、「大丈夫」と顔を赤くする朔英

朔英は、神城のやさしさに、「かなわないから恋をしてはいけないってルールはないんだ・・・」と気づく

ムリ目な恋だけど頑張ってみよう

卒業式がやってくる

神城から「母さんが岩田(朔英)の写真も送れって言うんだよね」と言われて、神城と一緒に写メを撮る朔英

朔英は、勇気を出して、撮った写真を私にも送ってほしいな。という

アドレスを交換するふたり

春からは一緒の高校だし、高校では同じクラスになれるといいね。と話すふたり

朔英は、この恋をがんばることを決意するのです

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もちねこ

外見的なコンプレックスを持つヒロイン

小学校の時は仲良しだった幼馴染が中学生になって遠い存在になってしまったという展開が、なんとも胸がきゅんとなる展開です

特に、ふたりの小学生時代のエピソードがかわいい!

にこっと笑うちびっこ神城の笑顔に、小さいながらも胸がきゅんっとなる小学生の朔英がかわいすぎる!

朔英の恋を見守りたいと思います