「主人恋日記」吉永ゆう 第1話 ネタバレ感想

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「ベツコミ 2021年9月号」より、吉永ゆう先生の「主人恋日記」がスタートしました 優秀な家族に囲まれたメガネっ子のヒロインが大変かわいい作品! どんな恋が描かれるのか?楽しみですね

注意
この記事は「主人恋日記」のネタバレが含まれます。 ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
こんな方におすすめ
  • 自信のないヒロインが成長してくマンガが好き
  • イケメン男子にテンションがあがる
  • 綺麗な画が好き

「主人恋日記」第1話 あらすじネタバレ

出来る家族に囲まれたヒロイン

ヒロインの葵のお母さんは有名な少女漫画家

母から「いつかきっと漫画の主人公みたいな恋愛をする時が来るわよ」と言われたことがある葵 だけど、現実は甘くない・・・

メガネをかけてやぼったい容姿をしている葵は、クラスメイトたちからも「えっと・・・名前はなんだっけ?」と言われるほど存在感のない女の子

もちねこ

入学してから学校で声すら出していないという・・・友達ゼロの陰キャのようです

 

クラスで席替えが行われる

葵の隣の席は、人当たりが良くて人気者の男子の水沢世那

バスケ部の世那は葵を見て「辻村さんって、辻村樹先輩の妹だよね」と話しかけてくる

葵は「ちがいます」と答えるが、世那は「いや・・・ちがわないだろ」と言う

葵の兄の樹は、バスケ部の次期キャプテン候補と言われるほどスポーツ万能な高校生

有名人の兄と自分を比べて卑屈になってしまう葵は、なるべく、あの兄の妹と知られたくない 

「あまり、人に知られたくないから・・・・」

そう答える葵のことを不思議そうな顔で見ている樹

もちねこ

少女漫画家の母・・・スポーツができてみんなから人気者の兄・・・ 葵は、そんな輝く存在の家族と自分を比べて、「自分なんか・・・」と思っているみたい

クラスメイトからの失礼な言葉

教室にいる葵に話しかけてくる女子2人組

「ねえねえ・・・辻村さんのお兄ちゃんって、今、彼女いるの?」

「辻村さんのお母さんは漫画家なんでしょ?」

サインがほしい。出品したら高嶺がつくかも・・・・ お兄ちゃんに彼女いる?と話しかけてくるふたりのことをキッとにらむ葵

葵の態度に「感じ悪い」と言って離れていくふたり

「家族の才能に僻んで、性格歪んじゃったのかなー」という声が聞こえる

世那の態度を不思議に思う葵

その様子を見ていた世那

葵は黙々とプリントをしているが、手に消しゴムが当たり落としてしまう

それを拾った世那

世那は、両手をグーにして葵の前に差し出す

どっちの手に消しゴムがはいっているでしょう?と聞く世那

葵は「え?」って感じで・・・・「みぎ?」「ひだり?」と答えるが、どっちの手にも消しゴムはない

葵は「?」って顔

世那は葵の机の上を指さす

そこに葵の消しゴムが置いてあって、葵はびっくりする

世那と目があう葵

世那はふっと笑ってて・・・・

葵は、世那の笑いを不思議に思っている

昔は違ったんだけど・・・

帰り道・・・二人組の女の子たちに言われたことを思い出している葵

「あの子たちの言っていることは間違っていない・・・」と思う

子供の頃は、葵もいろんなことに挑戦して、努力していた

だけど、なにをしても身にならず挫折してきた

周りの友達から賞賛をあびるのは兄と母だけ・・・

葵は、劣等感に苛まわ、気持ちがどんどん萎縮していき、気が付けば独りぼっちになってしまった

兄が世那を連れて帰ってくる

家で夕食を作っていると樹が世那を連れて帰ってくる

驚く葵

世那はお姉さんと二人暮らしなのだが、今日は、姉が不在でひとりだというので、連れて帰ってきた!と明るい樹

「泊まっていけよ」と世那に声をかけている

お母さんはイケメンが家にやってきたとテンションが高くなっている

お母さんも樹も世那を泊める気満々で!

そんな中、ひとり冷静に、「好き勝手言っているけど、誰がご飯を作るの?ねえ?」と言う葵

身勝手な兄を説教し、「お母さんも、ネーム終わったの?先月も担当さんを泣かせたばかりでしょ」 と母親にも説教をしだす

ふたりのことを怒りながらも、世那に「今日、酢豚だけど大丈夫?」と声をかける葵

世那は、学校とは違う葵の様子にちょっと驚いている?

 

食事の最中、母と兄がにぎやかな辻村家の夕食

世那も楽しそうに笑っている

 


食事の後、母とお皿洗いをしている葵

母は、イケメンを見てテンションがあがりすぎた~と反省している

母の恋愛脳に呆れている葵

「仕事柄仕方ないわよー」という母

「葵もいつか少女漫画の主人公のような恋愛ができるといいなー」と楽しそうに話す母

葵は、自分なんか、主人公なんて柄じゃないと思っている

特別じゃなきゃ主人公にはなれない

愛犬のエマの散歩に行こうとする葵

暗いからと言って、兄と世那もついてくる

一緒に歩いている兄が、葵に「おまえ、おれと兄弟だって隠しているんだって?どういうつもりだよ~薄情者~」と話す

葵は「こんな妹がいるって知られるの・・・いっくん(樹)に悪いかなって思って・・・」と答える

樹は、葵の自己評価の低さを嘆いている

「いっくんみたいに才能と自信がある人にはわからないよ」と答える葵

「物語の主人公になれる人は、最初から、そういう素質を持っているんだよ」

世那の言葉に心が動く葵

そして・・・

樹がコンビニで買い物をしている間、外で待っている葵と世那

ワンコのエマが初対面の世那になついていて、うれしそうな顔をしている

エマのうれしそうな顔にを見て、ふっと表情が柔らかくなる葵

その顔を見ていた世那が、そういう顔、学校でもすればいいのに・・・と話しかけてくる

「おまえ、もっと自信もっていいと思うよ・・・料理だってうまかったし、家族思いでいいところもあるんだから」と話す世那

主人公になるには素質がいるって言っていたけど、主人公になるのに必要なのは、特別な才能じゃなくて、ストーリーを動かす行動力だろという

「お前の人生は、最初から、お前が主人公なんだから」


世那の言葉に、自分の人生は自分が主人公?だと思う葵

 


コンビニから樹が出てくる

世那が、葵の頭をポンとして「行こうぜ、葵」と声をかける

ドキッとなる葵

心が飛び上がるような感覚に「今・・・少女漫画の主人公の気持ちがわかったような・・・?」と思う

恋愛をしたら自己肯定感があがるのでは?


帰り道・・・樹は、葵の自己肯定感をあげていきたいと話し始めて・・・・

「そうだ!葵!恋をしよう」と言い出す

モテ男子がふたりいたら怖いものなしだ!と言い出す樹

樹は「恋のレクチャーをしてやる」と盛り上がりだす

世那にも「やってみようぜ」と言われた葵は、恋をすれば、変わることができるのかも・・・と思い始めて

もちねこ

才能あふれる家族に囲まれて劣等感を抱えて陰キャになったヒロイン

そのヒロインの前に現れたイケメン!

テンプレともいえる少女漫画とも思える第一話ですが!

世那はイケメンだし!兄の樹はかっこいいし!ヒロインの葵もむちゃくちゃ顔がかわいい!!!

葵が花開いていく展開が今後楽しみな作品です