もちねこ
WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」
インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です
もちねこ
ついに、対面した美紅の彼氏とイヴ!どうなるのか?ハラハラ回です
あらすじ紹介
同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
1巻 | 第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
1巻 | 第5話 | 第6話 | 第7話 | |
2巻 | 第8話 |
「顔に泥を塗る」第9話
もちねこ
だけど、はるくんからイヴとは縁を切るように言われて・・・
連絡先を消去
「結婚したいなら彼(イヴ)とは縁を切って」と、連絡先を消すように言われた美紅
美紅は、はるくんに、イヴは本当に女友達みたいなものだよ。と言うが
「もし、俺が“男友達みたいなものだから”と、特定の女の子と仲良くしていたら美紅はどう思う?」と聞く
「俺なら、相手が異性である以上、距離を置く・・・なぜなら、美紅が大事だから」というはるくん
美紅は、はるくんの言葉に納得できないものを抱えているが、イヴに「婚約したので、もう連絡を取れないです」とメッセージを送って、はるくんの目の前でイヴの連絡先を消去する
生まれるわだかまり
その日、仕事に行こうとする美紅に「寒いからあったかくして行きなね」と言うはるくん
美紅は、イヴの連絡先を消去した件については納得はできていないが、でも、やさしいはるくんのこういう一言に心癒される
はるくんのためにイヴとの件は、早く忘れようと思う美紅
久しぶりにコートに手を通すと、ポケットの中に、昔失くしたと思っていたイヤリングが入っているのを見つける
かわいくて、ちょっとおおぶりなイヤリング
見つかったのがうれしくて、すぐに耳につけて、ふふってご機嫌になる美紅
だけど、それを見たはるくんが「派手なイヤリングだから、美紅には合ってないよ」という
はるくんの言葉に、美紅のうれしかった気持ちが急速に萎む美紅
「似合ってないならやめておこう」と言ってイヤリングを外す
はるくんはニコニコ笑って「美紅はそのままが一番かわいいよ」という
美紅の中にわだかまりが生まれる
はるくんが好きだから、はるくん好みであろうとしていたけど・・・
はるくんを好きになってから、とにかく彼好みになろうとしてきた自分
つきあってからは、常に、はるくんの嫌いそうなものは避けてきた・・・
付き合った当初・・・
街角に飾ってる華やかな姿をした女性タレントさんのポスターを見て、美紅が「この子、好き」と行った時
はるくんは「男から見たら、こういう派手な子ってちょっと引く」と言って「僕は、清楚な美紅みたいな子が好き」と言ってくれた
あの時、美紅は、地味な自分のことを好きじゃなかったが、はるくんが「好き」と言ってくれるなら、それが正解なんだって思えてうれしかった・・・ことを思い出す
後悔したまま結婚はできない・・・美紅が向かった先は・・・
更衣室にいる美紅
そこに出勤してきた谷が現れる
美紅を見て「婚約おめでとう!式はいつ?仕事はやめるの?」という谷
そして「いいなー・・・わたしも、さっさとやめたいわー」という
谷の「仕事辞めたい発言」にびっくりする美紅
なぜなら、谷は、自分より先輩で、プライドを持って仕事をしている女性だった
谷は、「派遣だしねー・・・いくら続けてもキャリアは積めないし・・・」とやめたい理由を話しだす
谷の発言に、「自分は、仕事でキャリアを積もうなんて考えたこともないな・・・」と思う美紅
けれど・・・最初からそうだったのか?と自分に問えば・・・
そういえば、就活していた時、うまくいかなくてはるくんに愚痴った時、はるくんに「将来のことを考えたら、結婚して、すぐに辞めることができる派遣の方が美紅に向いているんじゃない?」と言われたことを思い出す
美紅は、はるくんのその言葉が「将来、プロポーズする」って意味に聞こえて、心が浮足立って派遣に登録したんだ・・・と思い出す
あれ?
わたし、はるくんに結婚してもらえなかったら、人生どうするつもりだったんだろう・・・
心がざわつきだす美紅
仕事もメイクも身に着けるものも友達でさえも、はるくんに選んでもらってる・・・
だけど、イヴと過ごした時間は、自分で選んだ時間だった
そんな相手をメール一本で切ってもいいの?
美紅は、はるくんに怒られるかもしれないけど、こんな後悔を抱えたまま結婚はできない・・・と、仕事帰りにイヴの働く店に行くのです
もちねこ
好きだから彼好みの女性になりたいって美紅の心理はよくわかる
恋は、惚れたもの負けってやつですね!
実際、はるくんは、やさしい男性だし・・・
でも、そのやさしさも彼女をコントロールするための計算で・・・そうなると・・・もやもやします・・・
でも、美紅も、はるくんに怒られるかもって思いながら、イヴの店に行ってるけど・・・
たぶん、この子・・・
はるくんが怒ることについての覚悟がないままイヴに会いに行ってるんですよね~
絶対にバレて大変なことになるよ~・・・
痛い思いをしなければいいけど・・・と心配です