もちねこ
WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」
インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です
あらすじ紹介
同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
「顔に泥を塗る」第6話
第6話の試し読みはこちらから
メイクをする面白さに目覚めたイヴ
美紅にメイクをしたことをきっかけに、他人にメイクをする面白さに目覚めたイヴ
大学で友達の女の子にメイクをしたら、その腕前に、イヴにメイクをしてほしいと言う女の子たちに休憩時間に囲まれることに!
メイクをしている女の子たちに「高倉くんって、付き合っている彼氏いるの?」と聞かれるイヴ
「恋バナが聞きたい―い!」と楽し気に話す女の子たちに、イヴは、自分の例愛対象は女の子だと言う
「だから、みんな僕の前で無防備なことを言わないでね」
女の子たちは、イヴのかっこよさにきゅーーーんって感じ!
素直で純粋な美紅にまた会いたいと思うイヴ
子供の頃から、母親がメイクをする姿を見るのが好きだったイヴ
自分でメイクをしてみたら、メイクに合わせて服も着替えたくなった
思い切って女の子の服を着てみたら、それがメイクにぴったりとあって、服を自由に着る楽しさに目覚めた
自分は、別に女の子になりたいわけじゃないし、男に好かれたいわけでもない
シンプルに「自分がやりたいことをしているだけ」
だけど、それを、そのまま受け入れてくれる人は少ない
そんな中で、美紅に会った
美紅の言葉は純粋で率直で嘘がない
(メイクしたときのキラキラした笑顔をもう一度みたいな・・・)
イヴは、フリマに美紅が来てくれるといいな・・・と思っている
週末の予定は空白のまま
一方、美紅の方は・・・
晩御飯を作っていると谷さん(←同僚)からメールが入って・・・
それは、日曜のシフトを変わってほしいってメールだった
「日曜と言えば・・・」とカレンダーを確認する美紅
そこには「はるくんの出張/フリマ」とメモが書いてある
あの日・・・(※第5話の最後)
フリマに行きたいと言った美紅に、はるくんは「僕は美紅のために言ってるんだよ・・・そんなに行きたいならつきあうけど・・・」と静かに言った
はるくんの顔は笑っているけど、ふたりの間にある空気は緊張感が走っている
美紅は、その空気にビビりながら「やめとく・・・」という
はるくんは「じゃあ、その日は家で一緒にDVDでも見よう」と言ってくれる
はるくんの答えにほっとする美紅
しかし、その後、はるくんに、急な出張が入り、美紅の予定も宙ぶらりんに空白になってしまったのだ
予定は空いているから、谷の代わりにシフトに入ることはできる
けれど、イヴくんのフリマなら、一人で行くこともできる・・・
でも、イヴと、2人きりで会うのは・・・
谷への返信を迷う美紅
もちねこ
はるくん・・・仕事で疲れて、休日の日は、外に出たくない男なのか?
「映画に行こうよ。」じゃなくて、「家でDVDを見ようよ」って!!!
めんどくさがり男子なんですかね?
布団の買い出しも、美紅ひとりで行ってほしいって思っていたみたいだし・・・
そんな、めんどくさがり屋のはるくんにとって、自分の奴隷のごとく動いてくれる美紅は都合のいい女性なのかも・・・・