もちねこ
WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」
インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です
あらすじ紹介
同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
「顔に泥を塗る」第5話
第5話の試し読みはこちらから
イヴのバイト先に連れていかれて
仕事帰りにイヴと待ち合わせた美紅
イヴは自分がバイトしている雑貨屋さんに美紅を連れていく
イヴがバイトしているお店は、華やかでかわいい小物が並んでるとっても素敵なお店だった
店に入って「わぁっ!」って思わず声が出る美紅
イヴは、店長を紹介するね。と、店長を連れてくる
美紅の前に現れた店長が、これまた個性的でエネルギッシュで華やかな女性で!
舌ピに鼻ピ、タトゥーにメッシュを入れた派手な髪をした迫力のあるいで立ち
店長と話してて、イヴが大学に通ってるハーフだと知る
怖がらせてごめんね
そして・・・・
イヴにお茶を出してもらい、ゆっくり話すことに・・・
美紅は、「店長さん、いい人だね。」と話す
イヴは、店長のことをリスペクトしてて、バイト以外の業務以外も学ばせてもらっているんだ。と答える
そして、美紅のことを店長に話したら、注意されて・・・
だから謝りたくて、今日は、時間を取ってもらったんだ。と話すイヴ
「謝るって?」と聞く美紅
イヴは、自分は女の子になりたい男ではないけれど、女装をしていると、自然に仕草も女っぽくなるし、自分が男だって忘れていることがある
だから、気軽に美紅を食事に誘っちゃって・・・きっと、美紅を怖がらせたと思う・・・
ごめんなさい。と謝る
美紅は「そんな!」と首を横に振って!
「イヴくんは素敵な人だと思うし、あの日、メイクをしてもらえてうれしかったから」と答える
イヴは、美紅に、自分が作ったネックレスをもらってほしい。と、自分でハンドメイドしたネックレスを出してくる
いろんなネックレスがあって、それを見て「うわ~!綺麗~!」と言う美紅
その中にある赤い花のモチーフがついたネックレスを見て「これ、かわいい」というのだが、「でも、赤って、はるくんは嫌がりそう・・・」と思ってしまう美紅
その横にあるネックレスは、大ぶりのネックレスで「これもはるくんが嫌いっていいそう・・・」と思い
その横にあるネックレスは色が濃すぎて「これは、濃すぎる・・・はるくんは淡い色が好きだし・・・」と思ってしまう
どれを選んでも「はるくんに否定されそう」と選ぶことができない美紅
黙る美紅の首元に、イヴが赤い花のモチーフがついたネックレスを合わせる
鏡に映る自分を見る美紅
美紅には、そのネックレスがとても素敵なものに見える
イヴも「お姉さんは、赤が似合うね」と笑ってくれて・・・
(イヴくんなら、自分のほしい言葉をくれる・・・たとえお世辞でも、欲しい言葉をもらえると幸せになる・・・でも、はるくんは・・・・)
思わず、イヴとはるくんを比べてしまう美紅
(でも、はるくんは私のことを思って言ってくれているんだから・・・はるくんは悪くない・・・)
ネックレスをイヴに返す美紅
「やっぱり、もらうのは申し訳ないから・・・」
そしたら、イヴが、「週末フリマに出るから、その時、遊びに来てよ」と言う
美紅は、フリマのチラシをもらって帰ってくる
美紅は人ごみが嫌いでしょ!?
家に帰ってご飯を作っている美紅
フリマに誘われて断れなかったのは、イヴのいる世界が素敵だと思ったし、もっとイヴと話してみたいと思ったからなのだが・・・
どうしよう・・・と悩んでいる
すると、はるくんが帰ってきて!
帰ってきたはるくんはフリマのチラシに気づいて、「なにこれ?」と聞いてくる
美紅は、「そうだ!はるくんも誘えばいいんだ!」と思い、「友達が出るらしくて・・・」と話し出す
そしたら、はるくんが「美紅は人ごみ嫌いでしょ?フリマとか苦手なんじゃない?」と言う
はるくんの顔は笑っている・・・けれど、「これは、嫌がってる顔だ・・・」と察する美紅
「美紅は人ごみが苦手だし、やめておいた方がいいよ」というはるくんの言葉に違和感を感じる美紅は、思わず、「わたし、人ごみは苦手じゃないし、友達が出てるし、行きたいかな・・・」という
すると、みるみるはるくんの顔が怖くなって!
もちねこ
イヴくんが働く可愛い小物でいっぱいの雑貨屋さんに入って「わぁっ!」って感動の声を出す美紅
美紅本人は、たぶん、かわいいものが好きなんですよね
でも、地味な自分には似合わないと思ってきたのかもしれません・・・
ネックレス一つ選ぶのにも、はるくんが好みそうなものを選ぼうとするシーンは、美紅自身が、美紅の考えでモノを選べなくなっているのがよくわかります
最後に、みるみる怖い顔になったはるくん
はるくん・・・コワイ・・・