こんにちは!もちねこです
マーガレットで連載中の森下suu作「ショートケーキケーキ」の連載を追いかけています
この記事はコミック11巻に収録予定の内容となっています
「ショートケーキケーキ」は 11巻まで電子配信中!
目次
「ショートケーキケーキ 第57話」(ネタバレ有)
マーガレット21号(2018)にて掲載されています
どうしても素直になれない鈴
突然現れた鈴に、嫌悪感丸出しで「どこまで俺を陥れたい?」と聞く理久
天は、理久に「話をきいてあげて!」と訴えます
一瞬、理久の心が動いたかのように見えるのですが、鈴が「お前なんぞ、どこにも居場所がないんじゃ」と言ったことで、再び怒りモードで「出てけよ」という理久
鈴は、「クソババァ!うちをゴミ置き場にすんじゃねぇ」と出ていく
理久姉は鈴の態度に「なんなの?あの言い方・・・」と不快感を表す
白岡さんは、「(お前らが)やったことと大して変わんねぇだろ。言っておくけど、どんな不幸エピソードを持ってこようと同情なんてしねぇ」と言う
千秋も「今から話す内容が、これ以上理久を傷つけるなら話してほしくない」と言う
理久は、ふたりに「ありがとう」といい、「それでも全部聞きたい」というのです
あやめ(理久の実母)が語る「理久を捨てた」理由
理久の母は3つ上の男性との間に蛍(理久の姉)ができて産みます
けれど、彼の実家が大変厳しく、結婚が許されなかった
彼はやさしいけれど通い婚状態で、大学生ということもあってほそぼそとお金を支援してくれるだけ・・・
すごく孤独になり、子育てに疲れ切った理久の母親は、二人目を産むことで彼との結婚を認めてもらおうとしたのです
しかし、二人目を授かったことで、彼の実家から「縁を切れ」と言われてしまう
乳飲み子を抱え、途方にくれた理久の母親は、高校時代に通っていた水原家の真幌を思い出します
真幌がとても子どもをほしがっていたのを思い出し、理久を水原家に捨てたのです
「私を憎んでいるでしょう」という理久の母親
理久は「ずっと会いたくて・・・何度も想像した・・・憎んでいません」という
理久の母親は「こんな母親でもいいのなら、一緒に暮らさない?」と理久に聞きます
理久は、真幌がつけていた育児ノートを差し出し、真幌がどんなに手をかけて自分を大事に育ててくれたのかを語る
「深い愛情をかけて育ててくれたのは真幌母さんです」という理久
理久「だけど・・・ずっと言いたかった。すごくありきたりだけど、俺を産んでくれてありがとう」
鈴を追いかける理久・・・だけど・・・
理久が振り返るとそこには驚いた顔の鈴がいる
駆け出す鈴
「追いかけて!」と声をあげる天
理久は鈴を追いかけ浜辺へと行き着きます
けれど、鈴は、追いかけてきた理久に優しい言葉をかけることができない
「お前のことなんて大っきらいだ!」と叫びます
鈴のその態度に理久は、背中を向けて去っていく
天は鈴に「あなたは誰?何になりたいんだったけ!?」と叫ぶのです
もちねこ
天に「何になりたいんだっけ?」と言われて、笑いながら「お兄ちゃんになりたいんじゃ」と思っていた頃の子どもの鈴の姿が描かれています
これ・・・乳飲み子をかかえた理久・母を見捨てた旦那の方がむかつく~!!
ゆめねこ
もちねこ
子どもを捨てることは絶対にダメなことだけど、よほど追い詰められていたっぽい!
ゆめねこ
「ショートケーキケーキ 第58話」
ついに仲直りできたふたり!感動の回です
理久を浜辺まで追いかけた鈴
理久の行先を千秋と白岡さんが阻み、理久は立ち止まります
つらそうな顔を見せた後に、大粒の涙を流し「話を聞いてくれ」という鈴
理久はその姿に幼い頃、自分のために何度も泣いてくれた幼いときの鈴の姿を思い出します
鈴「お前がいなくなったあの日から 俺の世界はぐちゃぐちゃじゃ」
理久「は」
鈴「理久・・・お前は俺なんていなくても幸せなのか?俺だけがお前といたいって思っとったんか・・・そんなのいやじゃ・・・離れないでくれ」
強くてかっこいい兄にはなれなかったけど、でも、俺は、理久のお兄ちゃんになりたい・・・・
そういって涙を流す鈴を抱きしめる理久
理久も泣いている・・・・
その理久が泣いている姿に驚く鈴
鈴「なんじゃ 泣きすぎじゃ・・・」
鈴が「長い間 ごめん」とあやまり、理久は「ずっと、待ってた」と答えます
仲直りしたふたりに周りで見ていた千秋・白岡さん・天は歓喜をあげ駆け寄ってきて、ふたりを抱きしめます
白岡さんは生前、眞幌が、「ふたりを神様からの授かりものだと思って事・・・そして、二人で助け合い生きて欲しいと思って、理久をこの家にひきとったこと」と語っていたことを話します
白岡さんの言葉に胸をうつふたり
そして・・・最後は、鈴が理久に「水原家に戻ってこい」というセリフで次回に続くとなっています
もちねこ
ゆめねこ
もちねこ
「ショートケーキケーキ 第59話」
仲直りした理久と鈴。おじいさんとも和解
長い兄弟喧嘩を終わらせた理久と鈴は一緒に水原家へと戻ります
二人一緒の姿を見てうれしそうな白岡さんと天
水原家に入る前に理久はちょっと照れて「心配かけてごめん。ありがとう」と言います
理久の言葉に感動する白岡さんと天と千秋
家に入ると・・・
いきなり鈴が倒れる
みんな驚くんだけど、鈴は爆睡状態
眠る鈴の横にいてその寝顔を見ている理久の姿に白岡さんはまたもや涙・・・
翌朝・・・
理久と鈴がみんなのところに行くと、天や白岡さん、千秋たちが理久の誕生日のお祝いをしてくれる
ケーキは天の手作り
理久はパクパクたべて、天の目を見ながら「今までで一番おいしい。」と言ってくれる
天の中に「うれしい」気持ちがいっぱい広がります
そして・・・
おじいさんが帰ってくる
理久と鈴の姿に「おまえらどうせくだらん事でもめていたんだろう」という
理久は、祖父に、今後はこの家の当主になる鈴を支えていきたい。と伝えます
祖父はため息をついて「鈴はお前よりも出来が悪いんじゃ」という
その言葉に鈴がキレる
自分がどんなに努力してがんばっているか語り「俺を認めろ!」と目の前にあったテーブルを投げ飛ばしてしまう
鈴の怒りをみた祖父は「その太々しくて野心家なところは若いころの自分を見ているみたいじゃ」というのです
鈴は、「俺にだってじいちゃんの血が流れているんじゃ」という
祖父は、「私からいうことはひとつじゃ・・・お前たちは俺より先に死ぬな」というのです
下宿のみんなで温泉に行きましょ!と提案する理久
ひと段落ついた水原家
理久は下宿へと向かいます
そして、今回のことで迷惑をかけたしみんなで温泉に行きませんか?と提案するのです
「ショートケーキケーキ 第60話」
理久からの愛の告白
下宿にみんなを温泉に誘いに来た理久を外まで見送る天
天が鈴の気持ちを動かしてくれたことを白岡さんから聞いていた理久
理久は「天 めちゃくちゃ好き。俺だけのものじゃなきゃ嫌だ」と天の頬をギュっとする
そして、「改めて自己紹介します」と自分の名前から通っている高校。性格を語りだします
そして、兄と最近仲直りできたのは芹沢天さんのおかげだといい
理久「いつも俺を照らしてくれる。第一印象はクールな女の子。だけど本当はものすごく繊細・・・俺の人生に現れてくれてありがとう」
そして・・・
「天の最強になりたい」という理久の告白に涙があふれる天
この告白を実は木の陰でこっそり聞いていた下宿の面々
ドサドサドサッと倒れてくる
その中にいた千秋が天に「理久が男でよかったよ・・・」と言い出す
千秋はとにかく理久のことが大好きで、もし理久が女の子だったら、振られても振られても愛してしまうと思う。と真剣に語りだす
理久は千秋の重い愛にゾゾゾ・・・としてる
あきれながらも、「もし、おまえに好きな相手が現れたら全力で力になってやる」というのです
千秋は「理久だいすきー」ってなってる
みんなで温泉にいくことになり・・・夜ふたりきりになり・・・
そして・・・
下宿のみんなと鈴や白岡さんたちと温泉へと行くのです
とってもにぎやかで和気あいあいとした時間を過ごします
夜・・・天と理久はふたりきりになる
昼間はみんなと一緒でふたりきりになれなかった
「やっとふたりだね」という理久に照れる天
理久は「天 俺に甘えていいよ」とやさしく抱きしめてくれる
天は「じゃあ好きって言って」という
ぎゅーってして「大好き」と言ってくれる理久
「他にもいって」という理久のお願いに、天は照れながら「ずっと一緒にいたい」「いろんなところにでかけたい」「いろんな感情を共有したい」と言います
そして・・・
天は「キスしたい」と言って・・・
理久がやさしいキスを天にしてくれるのです
「ショートケーキケーキ」11巻