「初めて恋をした日に読む話 6巻」第15話 ネタバレ感想

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30手前にいきなりモテ期!!

もう・・・彼氏なし状態・・・できる気配もないアラサー女子にとって夢のようなシチュエーション・・・

しかし、このお話の主人公・順子にとっては、望んでいるシチュエーションではなかったようです

気になる6巻収録となる第15話のあらすじはこちらです

「初めて恋に落ちた日に読む話」おもしろさ!キャラ・作品紹介まとめ!

注意
この記事にはネタバレが含まれています。閲覧にはご注意をお願いします
MEMO
第15話は、コミック6巻に収録されると思います

「初めて恋をした日に読む話 15話」(ネタバレ)

第15話初めては、クッキー9月号に掲載です

第14話のラストで、ついに従兄弟の雅志にキスをされた順子

雅志にとっては、中学時代からの熱い思い全てを込めたキスであったが、順子にとっては、青天の霹靂のような衝撃的なキスだったようで!!

その続きは・・・

こんな感じです

雅志の気持ちをようやく気づく順子

雅志からのキスに・・・

妖怪のようなショーゲキの顔を返す順子

その妖怪のような顔に驚く雅志だが、そのまま、順子に胸元をつかまれ、ぐるんと一周し、ベランダから突き落とされそうになる!

ベランダから落ちかけて、「お前!正気か!!」と叫ぶ雅志

人殺しにはなりたくないので・・・

雅志を部屋へと連れ戻す順子ですが、その姿は、荒ぶっている獣のごとく!!!

順子は「酔っていた」ゆえの過ちにしようとします

しかし、雅志にとっては長い長い恋心を込めたキスで・・・ここで、過ちとして流すわけにはいきません

「酔っていない」と真剣な眼差しで順子を見つめる雅志の熱に、さすがの鈍感・順子も雅志の真剣さに気づきます

二人の間に緊迫した空気がながれる

しかし、ここで、大騒ぎしているふたりの声を聞きつけ、順子の父が登場!!

ふたりの緊迫する空気をぶち壊します

順子・父が退場した後で、雅志は、改めて「俺は、何も間違っていない」と順子の顔にキスを落として帰っていくのです

「応えたい」って気持ちは?

そして、その後日・・・

牧瀬さんと由利くんと順子の三人で勉強をし、由利くんが帰って、牧瀬さんと二人きりになった時に、牧瀬さんから「いい加減、告白された?」と聞かれます

牧瀬さんは、学生時代に雅志に片想いをしていて、雅志が順子にいまだ片思い中であることを知っているんですね

雅志からの告白をなかったものにしようとする順子に「相手は捨て身で向かってきているのに、応えたいって思ったことないの?」と言います

けれど、順子には、牧瀬さんの「応えたい・・・」って気持ちがわからないんです

シーンが変わり、今度は山下くんとのデートシーンとなる順子

デートといっても、山下くんが順子のことを口説いている最中なんですけどね(汗)

でも、今の順子は、雅志のことで手一杯で気持ちはここにありませんって感じ・・・

そして、山下との共通の話題として、由利の最近の様子を聞く順子

山下は「そういえば、この前の保護者会、親父さんの代理で女の人がきていたよ」と応えます

突然沸いて出た「女の人」の存在に、それが、最近、由利の様子がいまひとつの原因でないかと思う順子

心ここにあらずの順子の気をひこうと、山下は順子の足を自分の両足で「ぎゅっ」とはさみます

びっくりする順子

「今、由利のこと考えているんだなーって妬いているだけ」という山下

山下は、このあいだの順子とのデートは楽しかったと言い、次会えるまで長くてキツかったといいます

「次、会うまではもっと長いんだろーなって憂鬱」という山下

順子は、牧瀬に言われた「応えたい」って言葉を思い出し、この山下の手を取ったら、きっと仲良く一緒にいられると思うのです

けれど・・・

心が・・・

山下の指を握り返すのが怖いと言っているんですね

グイグイいくぞ!雅志!!がんばれ!!

そして、親戚の結婚式に参列することとなった順子と雅志

アラサーになり、未だ独身のふたりに親戚一同はなかなか辛辣です

「学生時代までは2人して勉強頑張って自慢だったけど、今や、孫の顔も見せないで親不孝者だぞ!」

親戚たちの「結婚しろ」攻撃にぐったりするふたり・・・

あれ以来、はじめてふたりきりとなるふたり

雅志は、この間、いきなりキスをしたことを謝ります

でも「断りいれなかったことは謝る」といい方で、キスしたことそのものは謝らない

順子は「大丈夫 忘れるから」と言うんですけど、雅志は「忘れるな」と順子の手を握ります

そして

「ずっとお前が好きだったんだ」と告白をします

順子は、動揺しながらも、すかさず、「ごめん」と言おうとするのですが、その言葉を雅志が止めます

「どんだけ長い間 おもっていたとおもってんだ。即答するな」と言います

雅志の本気の告白に、順子は激しく動揺し固まってしまいます

美和からのアドバイスに「そのとおり」だと思う順子

後日、順子が雅志に告白されたことを知る美和

煮え切らない態度でおろおろする順子に、「気持ち悪っ!」と一喝する美和

「雅志は誠意をもってあんたに言ってくれたわけよ あれこれ相手のこと考えているフリしないで、正直に普通にしてろ」と言います

美和のアドバイスに「そのとおりだ・・・」と思う順子

そして、美和とお店を出ようとしていると、入れ違いで由利・父が女性同伴でお店に入ってくる

由利・父に挨拶をする順子

横にいる女性の姿に、先日の山下から聞いた話を思い出す

そして、10代の高校生時代の頃、自分の世界がとても狭かった・・・と思う順子

でも、今、大人になって、高校生の由利を見ていると、狭い世界はすぐに割れそうな薄いガラスに覆われていたんだとわかるんです

「応えたい」って気持ちが初めて順子の中に芽生えるが・・・相手は・・・

それから、後日・・・

由利に勉強を教えている順子

順子は、由利に「お父さんに勉強を教わったことある?」と話を切り出します

そこから由利の亡くなった母の話になり・・・

由利の方から、母親が病気で死ぬ前から父親は浮気をしていた話をしだします

そして、最近、そのときの浮気相手と、また会っているのを見た。と告白する由利

淡々とした由利の告白に順子は、自分のことで手一杯で教え子である由利のことを気づいていなかったことを「最低」だと思います

順子は、由利に背中を向け「背中貸す。好きなだけ吐き出して」といいます

そして「合格したら お父さんに殴り込みに行こうね」といいます

「お母さんにも報告しに行こうね」という順子の背中に由利はなにか熱い想いがこみ上げてきたのでしょうか?

順子の背中をだきしめ顔を寄せます

順子の背中に伝わる由利の熱

順子の中で、牧瀬さんの言っていた「応えたいって思わないの?」という言葉が浮かびます

自然と、順子の手が動き、由利に手を添えるのです

見どころ

見どころは・・・

 

やっぱり、山下と雅志というイケメンふたりに言い寄られて、動揺して固まっている順子の姿ですかねー

 

もうねー

 

わたしからみたら、「う・・・うらやましい!!!」ってシチュなんですけど・・・・

 

最後まで読むと、どんなにいい男に言い寄られても、心が動かなければダメってことですよね?

 

14話・15話と由利の動きがあまりないので、どうしても、グイグイがんばっている雅志と山下くんを応援したくなるんですよねー

 

だって!雅志なんて!!中学時代から順子のことが好きなんだよー!!!

 

でも、やっぱり、順子には由利くんなのかなー?

 

最後を見ていると、そうなんだと思います

 

でも・・・由利とくっつくのにも、いろいろ大きな壁があるよねー・・・

 

どうなっちゃうんでしょう?

 

こういう登場人物!みんないい人!!って作品は、どの登場人物にも情が沸いてきて、ほんと気持ちが揺れ動かされちゃいますよね

次回の掲載予定は9月26日発売の「クッキー」です

「初めて恋をした日に読む話」6巻発売中!

6巻の9/25に発売されました

収録内容は、第14話・第15話・番外編となっています

電子版より試し読みができます。

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