こんにちは!もちねこです
目次
9巻までのあらすじ
お互い自分の片想いと思い込んでいる朱里と和臣のくっつくようでくっつかないモダモダターンが続いています
そんな中、ずっと家の中の雰囲気が悪かった朱里が、母親から「離婚するかも・・・」と聞かされ、悩みだします
でも、由奈(朱里の友達)と理央(朱里の義兄弟)がつきあっていることを思えば、自分が母親についていくべきところ・・・
そうなると、今住んでいる場所を離れなければなりません。和臣とも離れ離れに・・・
悩む朱里の前に現れたのは、元カレの亮介。
亮介に思わず愚痴ってしまう朱里ですが、それを和臣に見られ、和臣も朱里の親が離婚しそうなことを知ります・・・
そして?
「思い、思われ、ふり、ふられ」第37話
朱里から離婚のことを詳しく聞く和臣。またもや、告白する機会を逃す
和臣から「親の離婚について」聞かれる朱里
なぜ、元カレの亮介には話して自分には話してくれなかったのか?と聞く和臣に、朱里は、和臣も落ち込んでいるときだし、そんな余裕がないかなって思って・・・と答えます
過去に亮介に「頼りなさそう」と言われたことを思い出す和臣
和臣は、「山本さんが頼ってくんなきゃどうしようもないじゃん」と思わず口に出てしまいます
朱里は、一瞬きょとんとして、和臣の言う言葉がわからないですが、「頼りないなんて思ったこと、一度もないよ」と答えてくれます
和臣は朱里に向き合って「山本さんが悩んでいるときは言ってほしい」とちゃんと伝えるのです
朱里は和臣に「由奈のことだから“イヤッ”て言えないでしょ。でもずっともやもやを抱えると思う。だから、離婚したら母親について前に住んでいたところに引っ越すかも・・・」と話します
和臣は、自分勝手な朱里の母親に憤りを感じますが、朱里は、そんな母親を憎めないと答えます
「わたしは大事にされていないわけじゃない」と語る朱里
自分勝手な母親だとわかっていても、かばってしまう自分に呆れて笑うしかない朱里に、和臣は「大丈夫。分かるよ」と言ってくれるのです
「分かるよ」
朱里は、ずっと誰かに言ってほしかった。と思い、涙が溢れそうになります
その言葉を大好きな和臣がくれたことを嬉しく思う朱里
溢れそうになる涙をグッとこらえ精一杯笑う朱里の姿を見た和臣の気持ちはグンッと膨れ上がります
そして何かを言いかけるのですが、その前に朱里が「乾くん(和臣)とは、同士みたいなもんだしね」と言うのです
友達宣言ともとれる朱里の言葉に、膨らんだ和臣の気持ちはしぼみます
「これからはもっと、相談しあえるね」と言う朱里に「うん」と答えることしかできない和臣
和臣のことを心配する理央は和臣と険悪に!?
翌日、和臣の貸してくれたDVDの話でふたりで盛り上がる朱里と和臣
「また見たくなったら貸してね!」という朱里に、そのDVDをふたりの共有物にしたいという和臣
「だから、山本さん(朱里)がここからいなくなったら駄目だ」という和臣に、朱里も「うん」とうなずきます
そのふたりの様子を見ていた理央は、和臣が朱里といい雰囲気だなって思うのです
しかし・・・
その後、由奈と一緒に中庭でお弁当を食べていると、由奈が「亮介くんは、まだ朱里ちゃんのことを好きなんじゃないかな?」と言う
理央は、さりげなく朱里自身はどう思っているのか由奈に探りを入れるのですが、由奈は、「今は、亮介くんのこと好きじゃないと思うけど、また好きになってもおかしくないね」と答えます
亮介の余裕な感じは朱里にお似合いだなって思うという由奈
その由奈の言葉に「それ分かる!」と思っちゃう理央
理央は和臣のことを呼び出し、今、朱里とどこまで進んでいるのか?聞きます
亮介が朱里にグイグイきていることを知って、和臣が出し抜かれるんじゃないかと心配するのですが、和臣の言い訳にイライラしだしてしまいます
「カズはどうしたいかを知りたいんだけど」と言う理央の言葉に、和臣もイラっときます
険悪な雰囲気になってしまうふたり・・・
そこに理央のスマホが鳴ります
出ると、由奈からで、校門で待っていた亮介くんが朱里を連れて行ったと伝える由奈・・・
そこで次回に続いています
もちねこ
朱里の気持ちに敏感な亮介の方が、もしかして朱里にお似合いなんじゃないの?ってつい思っちゃう・・・
あかん。あかん・・・。
朱里が好きなのは亮介じゃなく和臣だからね・・・ふたりを応援せねば!!
「思い、思われ、ふり、ふられ」第38話
由奈は朱里の気持ちを知り、深く反省し、そして・・・
亮介が朱里と一緒に帰ってしまった
残された理央・由奈・和臣の3人で帰ります。
そこで、由奈は、朱里が、もし両親が離婚したら、母親の方についていこうと思っていることを知ります
その理由が「由奈がやきもちを焼くかもしれないから」と聞いて驚く由奈
自分が朱里の気持を考えずに言った言葉が朱里を苦しめていることを知ります
朱里の気ぃ使いの性格を改めて思い、反省する由奈
それを聞いた理央は、「由奈ちゃんが嫌なきもちにならないくらい 俺のこと見ててくれればいいよ」と言います
理央のその男らしい一言にうれしくなる由奈
そして、自分が朱里ちゃんに対してできることはなんなのか?と考えます
亮介は朱里に告白!
朱里と一緒に帰っている亮介は、朱里がホット缶で手を温めているのに気づいて、「手、つなぐ?」と聞きます
亮介の提案に「いくら私だって 付き合ってもいない別れた人と 平気で手をつないだりしないよ」と言います
朱里のその言葉に「知ってるけど」と言う亮介
「じゃあ、なんで聞いたの?」と聞く朱里の目をまっすぐに見て「俺だって なんとも思ってないやつに 手ぇつなごうとか言ったりしないよ」と言います
そして朱里に告白する亮介
けれど、朱里は和臣のことが好きなので亮介の告白に対し、あまりいい顔をしない
亮介は、朱里に、別に好きなやつがいると知ってどんなやつか聞くんだけど、朱里は「自分ととても似ている同士」のような関係だと答えます
「お互い抱えている悩みが似ていて、多分、他の人には共感してもらえないようなことも、その人ならわかってくれるし、私も、わかってあげられる」
朱里のその返事に「それは 傷の舐めあいじゃん」という亮介
朱里とそいつの関係は「とても閉じた関係に見える」といい、「俺だったら、山本(朱里)のことを別のところから引っ張れる存在になれる」と言います
亮介のその言葉にちょっと衝撃を受ける朱里
由奈は朱里に「ここにいてほしい」と伝えます
亮介に「傷の舐め合い」だと言われたことが朱里の心に重くのしかかります
そして、家に帰ると、マンションの前に由奈が待っている
由奈は、帰ってきた朱里を抱きしめ「私のことは大丈夫だから。もう、やきもちをやかない」と言います
「だから、もし、おうちが離婚になっても、朱里ちゃんはここに残って私達と一緒にいよう!」
由奈は、朱里に、母親を選ぶか、私達友達を選ぶか?という辛い選択をさせることになるけれど、朱里ちゃんは、それを、自分で選んでいいんだよ。と伝えます
その由奈の言葉に「自分が選んでいいんだ」と心が軽くなる朱里
由奈のはげましと笑顔に、さっきの亮介の「別のところから引っ張る存在」という言葉を思い出すのです
亮介が告白したことを知った和臣。そして、朱里は…
後日・・・覇気がないまま、なにかを悩んでいる朱里の姿に、「もしかして亮介ってやつになにか言われたんじゃないかな?」と理央と由奈に相談する和臣
モジモジしている由奈の態度から、朱里が亮介から告白されたことが理央と和臣にバレてしまいます
最後のページは、亮介に「傷の舐めあい」だと言われ、似た者同士だと、それだけで満足して完結しちゃいがちだよな・・・って迷っている朱里の姿が・・・
そして、悩みながらも「私の選択は決まった」と決断するところで次回に続いています
もちねこ
特に相手を思いやるあまり言いたいことを飲み込んじゃう和臣と朱里じゃ、くっついても上手くいかないんじゃないかな?って気になってきました
第38話は、グイグイくる亮介くんが、むっちゃかっこよかったです。
いいなー。こういうスマートに告白してくる男の子!
なかなか実在はしないんですけどね・・・
朱里には亮介がお似合いだと思いますが、マンガとしては、和臣を選ばなきゃダメなところ?
朱里が選んだ決断はなんなのか?気になりますね
「思い、思われ、ふり、ふられ」第39話
亮介の告白「自分のことを知ってほしい」
亮介と会う朱里
亮介に言われたことを「そのとおりだな」って思ったと告げる
そして、「だから改めて思ったの。私が克服すればいいんだって」と告げる
似た悩みを持った私が克服すれば、その人の気持も分かる上に 別の所から引っ張る存在になれるって
それって最強なんじゃないかなって
そのまま亮介からの告白を断ろうとする朱里の言葉を遮り、「それが上手くいくかどうか分かんないじゃん」という亮介
亮介は朱里と付き合っていた頃、かっこつけすぎて、本当の自分を見せていなかったことを後悔しています
「言葉でも態度でもうまく伝えられたなかった」と、今度はもっと自分を知ってほしいし、朱里のことも知りたい。という亮介
亮介の新しい一面を見た朱里は、新鮮な気持ちになります
ついに和臣が亮介に宣言!
その話を聞いた理央は、和臣に「本当に朱里と亮介くっつくかもよ」と言う
和臣は煽られていると思い、「こっちにもいろいろ事情があるんだよ」と返事をする
事情というのは、告白して上手くいかなかったとき、山本さんが遠慮なく話せる相手がいなくなってしまうこと
自分だけが気持ちを伝えてすっきりするわけにはいかない。のです
けれど、理央は、そういう和臣の気持ちを知りません
だから、「後付で出来ない理由探すのだけは、みんな得意だよね」と言って去っていきます
その理央の最後の言葉がひっかかる和臣
家に帰ると、今度は兄から電話がくる
兄は、今、イギリスにいると報告してくる
そして、和臣を残してきたことを「ごめんな」と謝る
そして「お前も体のいい言い訳やめろ。俺のせいにするのは楽かもしんないけど そういうのツケが回ってくるぞ」と言う
和臣は兄からも理央と同じようなことを言われるのです
考える和臣
そして、自分がいろんなことを言い訳にして、逃げていることを認めます
そして、理央から連絡先を聞いて亮介に直接会う和臣
亮介に以前、「お前に山本さん(朱里)は無理」と言われたことのある和臣
でも、「俺と山本さん(朱里)は、それっぽっちの関係じゃないって証明してみせる」と宣言をするのです
「思い、思われ、ふり、ふられ」第40話
母に自分の気持ちを伝えようとする朱里
「自分が変わらなきゃ!」と思った朱里は、母に、「もし離婚してもここに残りたい」と言うことにします
けれど、勇気を出して、いざ、母親にそれを告げると、母親の方から「“離婚”なんて言葉を言ったのは軽率だった」と謝られます
強情な母が謝ったことに驚く朱里
そして、母もちゃんとお父さんと仲直りをしなきゃと思っていることを知る
気づくと、母が作る手料理はお父さんの好物ばかり
なのに、母が晩御飯を作っている最中に、お父さんから「仕事で遅くなるから、晩御飯はいらない」と連絡がくるのです
「仕方ないね」といいながらご飯を作り続ける母の姿に「強情で謝らない母ばかりが悪いと思っていたけれど、食べるかどうかもわからないご飯を作るのってどんな気持ちなんだろう・・・」と思う朱里
母に同情の気持ちが湧くと、またもや、「今は“もし、離婚になったらここに残る”とは言い出せない」という気持ちも生まれてくる
朱里の頭に「遠慮なくなんでも話して」という和臣の姿が浮かぶ
けれど、「和臣に頼っちゃだめなんだ!」と思う朱里
それじゃ、今までと何も変わらない!と悩む
和臣を別のところから引っ張れるように自分が変わればいい!と思ったのに、変わることの出来ない自分を「キライ」だと思うのです
そして、そのタイミングで亮介から「今からちょっと会いたいんだけど・・・」と連絡が入るのです
和臣も父親に自分の気持を話すが・・・
和臣も、「言い訳せずに動こう」と思った決心を行動に移します
父親に「俺、将来は映画をつくる仕事がしたい」と言う
和臣をなぐる父親
「兄の真似か!」と怒る
そして・・・その頃、朱里は亮介と公園で会っている
亮介は、「返事は待つ」と言ったけれど、いろいろ事情が変わってきて焦りだしたみたいです
「どう考えても、山本(朱里)を引っ張り上げられるのは俺だと思う。だから俺にしなよ」と言います
もちねこ
でも、心がどんなに「変わろう」と思っても、上手くいかなくて、気持ちが後ろ向きになっちゃうところがすごく共感した!
朱里が「自分のことをキライだ」って言っているシーンは、まるで自分のことを見ているようで・・・・
応援したくなりました