ネタバレ感想「顔に泥を塗る 」第1話

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WEBサイト「コミックタタン」にて人気連載中の「顔に泥を塗る」

インパクトのあるタイトルと表紙もすごいのですが、メイクが巧くなりたいのに上手にできないと悩むヒロインが、モラハラカレシと向き合うことで成長していこうとする姿にドキドキする作品です

あらすじ紹介

同棲中の彼氏・ハルにそう言われ続け、25歳になってもメイク初心者の美紅。 メイクの腕は全然上達しないけど、このまま彼と結婚して仕事を辞めるなら、 それもそれでいいのかも…と思っていた矢先、美紅の前にメイク好きの男の子が現れる。 綺麗に施されたメイクに感激した美紅だったが、ハルの反応は信じ難いものでーー? メイクで自分の人生を取り戻す、人生再起ストーリー!

注意
この記事は「顔に泥を塗る」のネタバレが含まれます。
ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

「顔に泥を塗る」第1話

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自分に似合うメイクがわからない

百貨店の案内嬢として働く25歳の柚原美紅

童顔のせいもあって、派手な化粧が似合わないとナチュラルメイクをしているのだが

職場の先輩である渡邊に「25才なら、もっとしっかり化粧をしなさい」と言われ、大人メイクへの第一歩として真っ赤なリップに挑戦する

真っ赤なリップを塗った美紅を見た同棲中の彼氏のはるくんは「なんか中学生が頑張って厚化粧をしたって感じがするね」と言う

グサッとなる美紅

はるくんはニコニコしながら「派手な色は美紅には違和感があるよ」と言って・・・

 

「俺なら、変にケバい人よりナチュラルにかわいい子に接客されたいな」

 

はるくんの「変にケバい」という一言に傷つきながら、「そうだね~」と笑っている美紅

自分は地味顔だし、どんな化粧が正解なのかわからない・・・どうしたら正しい顔になれるの?と悩むのです

ちゃんと化粧をしないと客にも舐められる?

同僚に相談すると「メイクが薄いとお客様にも舐められるし、これを機にイメチェンしてみれば?」と言われる

確かに美紅は変な客に出会う確率が多い

それってメイクのせいだったの!とショックを受ける美紅

ちょうど目の前にやってきた客が「トイレってどこ?」と美紅に聞いてくる

美紅が答えていると、客は、さりげなく美紅の手を触りはじめて・・・美紅は「うん?」って思いながらも手を振りほどけない

何も言わない美紅につけあがった客が「案内してよ~」とニヤリ顔になる

舐められている・・・と思う美紅だが、きっぱりと拒絶ができない

助けてくれた綺麗なお姉さん!

その時、綺麗にメイクをした女性が「これ、セクハラ?または痴漢?」と声をかけてきて・・・

痴漢扱いされたおじさんは激怒!

すると、綺麗にメイクをしたお姉さんは毅然とした態度で「客の立場を利用して手を触るって、かなり悪質なセクハラだと思うけど?」という

逃げていくおじさん

 

きれいなお姉さんは、美紅ににっこり笑って「つい割り込んじゃった」と言う

そして、お姉さんは「実は落とし物をしちゃって・・・」と、買ったばかりのメイク商品を探してほしいと言う

美紅は、「確認しますね」と遺失物センターに連絡

女性の落し物は、男子トイレにあったそうで・・・

美紅は言い出しにくそうに、「男子トイレにあったそうです。」という

するとお姉さんは「あ・・・メイクを直した時に忘れたんだ~」と明るく答えて!

「え?」となる美紅

 

もちねこ

目の前にいる綺麗なお姉さんは「男」だったのです!!!

 

「こんな美女が男って!?」と驚く美紅

「男の子なのに、こんなに鮮やかなリップが似合うんだ・・・」と感心する

 

鮮やかなメイクが似合わないなんて、ただの言い訳だ・・・と反省した美紅は、男の子が買っていたものと同じメーカーの化粧品を買おうと化粧品カウンターに立ち寄るのです

再会!メイクをしてもらって!

帰り道・・・

メーカーのロゴが入った紙袋を持って歩く美紅

すると、目の前から、昼間に会った女装男子が歩いてくる

思わず「赤いリップがとってもお似合いです」と声をかけてしまう美紅

考えるより先に声が出てしまって、アワワ・・・となるが、女装男子は、美紅が、自分が買ったものと同じメーカーの紙袋を持っているのに気がついて!

「ちょっと、おしゃべりしない?」と声をかけてくれる

 

美紅と男の子は一緒にカフェへ

目の前にいる美女は、自分のことを「イヴ」と名乗る

そして、「こういう格好していると変な目で見られることが多いから!お姉さんには純粋にほめてもらえてうれしい!」というイヴ

 

「どうしてメイクしているの?」と聞く美紅

イヴは「メイクが好きだからだよ!」と答える

メイクが好きで、メイクに合わせて服を着ているだけ!

 

「僕は、メイクをすることで、その日なりたい自分になるんだ」

 

メイクが心の底から好きって感じのイブを見て、感動する美紅

そして、自分には自分に似合うメイクがわからないことを話す

「彼氏にも厚化粧って言われちゃって・・・」と話すと、イヴは「ひどい!」と言って、「可愛いメイクをして彼氏をみかえしてやろう!」と言うのです

迷う美紅

だけど、「万人に愛されるメイクなんてないからこそ、自分も相手も好きになれるメイクを見つけられたらうれしいよね!」と背中を押されて!

イヴが持っていた真っ赤なリップを使ってメイクをしてもらうことに!

 

メイクをし終えた美紅

鏡の中には、赤いリップが似合っている自分が映っていて、心の底から驚く!!

「すごい!」と感動する美紅に「すごいのはお姉さんだよ・・・メイクは脇役。主役はお姉さん」というイヴ

美紅は、心の底からイヴに感謝をする

はるくんの反応は・・・・

はるくんに早くこの顔を見せたいとそわそわしながら、はるくんの帰りを待つ美紅

帰ってきたはるくんは、美紅の顔を見て「その顔、どうしたの?」と驚いている

美紅は「メイクしてもらったの!どうかな?」と聞く

はるくんは「どうって・・・今朝と全然違うね」と答える

美紅は、褒められたと思って、うれしそうに「はるくんに気に入ってもらえるかなって待ってたの」と答える

けれど、「いいなんて一言も言ってないよ」と冷たい返事が返ってきて・・・

はるくんの言葉に「え?」となる美紅

 

目の前のはるくんが静かに怒っていることに気づく

はるくんの不機嫌さに、心がキュッと縮まる美紅

はるくんは洗面台からクレンジングを持ってきて、美紅の顔にかける

「その化粧・・・似合ってないから」と笑うはるくん

「汚い顔を落としてから、なにがあったか説明して」と言うのです

 

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もちねこ

メイクがわからないっていうのは、すごーーーく、よくわかります

色を選ぶひとつにしても、自分が好きな色と似あう色って違うし、自分の感覚よりも他人の意見に振り回されちゃいますよね

25歳でちゃんとしたメイクを覚えたいとおもっている美紅

女装男子のイヴと出会ったことで、その1歩を踏み出せた気がしましたが

まさかの彼氏のひどい言葉と態度に、心を縮こまらせています

彼氏の意見に振り回されている美紅

変わることができるのか?

今後の展開に期待したいですね!