「アシガール 12巻」第76話 ネタバレ感想

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こんにちは!もちねこです。

「ココハナ」2018年8月号が発売されたので、その中から「アシガール」最新話のご紹介です

注意
この記事にはネタバレが含まれています。閲覧にご注意をお願いします

「アシガール第76話」紹介(ネタバレ有)

若君が現代で生きていけるよう準備が始まっています

現代に来て1ヶ月

若君は・・・すっかりこの時代に溶け込んでいる

若君にタイムマシンのスイッチがあと1度しか使えないことを話した尊には、若君が現代でいきてゆくことを真剣に考え始めているように見える

尊だけでなく両親やとなりのおじいさんも同じように思っていて、若君がこのままこの世界で生きていくけるよう戸籍をどうするか話し合っている

尊や唯の両親が自分たちの息子として役所に届けようと思っているけど、それをしたら唯と若君は結婚ができなくなる

となりのおじいさんが、自分が若君の親として役所に届けようと言ってくれる

木村先生から聞く羽木家のその後

唯は、若君とイチャラブな日々を満喫している

やたらとモテる若君にやきもきしつつも、学校の帰りは自転車で迎えにきてもらい、休日には遊園地・映画・プラネタリウム・水族館といろんなところにでかけている

唯は、なにか新しいものを見るときの若君の子供みたいな驚く表情が好きみたい

若君と毎日いっしょにいて、浮かれっぱなしの唯に尊は、「もう少し若君の気持ちも考えたら?」というのですが、唯は、明るく「いいじゃーん!ずっと夢見てたことがいっぱいあるんだもん!」と、若君に壁ドンをしてもらう始末

浮かれっぱなしの姉にあきれる尊

そんなある日、唯と若君が一緒に帰っていると、羽木家の歴史に詳しい木村先生とばったりと会う

木村先生は、「その後の羽木家の調査がばったり進まないんだ」と唯に報告する

木村先生によると、羽木忠高(若君の父)が野上を出て緑合(ろくごう)の御月家に向かったことまではわかっているが、その後の消息がわからないという

資料が見つかってないだけでは?と聞く唯ですが、御月家の資料は膨大にあるが、その中に羽木の名はないという・・・

可能性としては・・・

  • 別の地にいった
  • なにかが起こって緑合にたどり着けなかった
永禄4年以降の記録に名前が出てこない以上、やはり、黒羽城で滅んだ可能性もあるという木村先生の話を聞いた若君の顔が曇ります

唯が再び戦国にいく決意を若様に言う

夜・・・尊が目を覚まし冷蔵庫をのぞいていると、若君の寝ている寝室から唯の声がする

「次の満月で二人で戦国に戻りましょう」

唯のその言葉に驚く尊

若君は、タイムマシンのスイッチは後1度しか使えないと答えるのですが、唯は「若君は羽木家の惣領として大きな責任を負って、いつも自分の事以上に家臣や家族、領民のことを考えてきた。その責任を投げ出して幸せになれないと思う」と言う唯

木村先生の話を聞いたから言っているんじゃないと前置きをし

「最初からそのつもりでした。二人で戦国に戻って 一生若君の側で若君を守って生きる」と言い切る唯

だからこそ、今のうちに、若君と一緒に色んな所にいって、若君にたくさんのものを見せたかった。という唯

戻りましょう!二人で!!という唯の迷いのない言葉に、若君は、唯の頬をさわり、「お前はまこと大たわけじゃ」というのです

ふたりの会話を聞いていた尊

いつの間にか、母もそこにいて

ふたりで、唯がそんなことを考えていたんだと驚くのです

見どころ
やたらとはしゃぐ唯を見て、たぶん、こういう流れがくるんだろうなーって思っていたんですけど・・・

いざ読んだら、ちょっとうるうるってきちゃいましたね・・・

若君は唯のために尽くそうと、現代で生きていくつもりでいたんですよね

若君は、あまり表情を出さないんですけど、その無表情さの中に、若君の心の揺れ動きがちゃんとあって、それが伝わってきてよかったですね

※この続きは7月27日発売の「ココハナ」に掲載予定となっています

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