もちねこ
「パーフェクトワールド」9巻 紹介
収録内容
- 40話~44話が収録されています
つぐみの父に反対され続けるふたり
つぐみの父の入院先の病院へと訪れた鮎川ですが
つぐみの父は鮎川君の話を聞こうとしません
冷たい父の対応に傷つくつぐみ
本当は自分がふたりの間に入らなければならないのに・・・でも、つぐみは最近、父と話すことさえもできなくて・・・
鮎川君に申し訳なく思うつぐみ
でも、鮎川君は「わかってもらえるまで何度も顔を出す」と言ってくれる
もちねこ
だからこそ、あきらめたくないという鮎川くんの姿がとてもいいんです
桜の季節がやってきて・・・
つぐみが幼いころ「さくら饅頭」を買って家族でお花見に行っていた話をするつぐみ
鮎川君はその話をヒントに、お父さんに「さくら饅頭」を買ってお見舞いに行く
家族の思い出の「さくら饅頭」を見て、つぐみの父の心も和らいだのか、お父さんはずっと無視していた鮎川くんに声をかえてくれて、散歩へと誘う
お父さんは自分が車いす生活をするようになったことで、鮎川のがんばりがよく理解できるようになったことを伝えますが
同時に、自分が車いす生活になったことで家族にどんなに負担をかえているかもわかるようになったといい
だからこそ、つぐみとの結婚には賛成ができない。ことを鮎川に伝えます
鮎川のことを認めてるし、尊敬もしている。だけど、結婚には賛成できないというお父さんのつらさがわかるがゆえに、それ以上なにもいえなくなる鮎川・・・
でも・・・
そのあと・・・
お父さんが危篤になってしまうんです
病院のベッドで意識を失い「もしかして・・・」という状況へとなったつぐみの父
こうなってはじめてつぐみは大きな後悔に襲われます
意識のない父の横で、なぜ、父との間に距離を作ってしまったのか?と泣くつぐみ
つぐみの横には鮎川がいて、自分が、つぐみの父に負担をかけたのでは・・・と不安になっている
つぐみは、何度も何度も父のことを呼ぶのです
ラストはふたりの結婚式
意識を取り戻したつぐみの父は、自分が倒れた時、ふたりが自分の側にいてくれたことをぼんやりと見えていて
鮎川君が泣きじゃくるつぐみを支えていたのを感じていました
支えあうふたりの姿を見て、父の考えは変わります
ふたりの交際を認めてくれることになったんです
そして、鮎川君からつぐみにプロポーズがあり、ふたりの結婚式が9巻のクライマックスです
鮎川くんのプロポーズから結婚式・・・そしてラストまでは、本当に涙。涙。涙・・・
これで完結?って思えるほどの素敵なハピエンとなっています
けれど・・・
これで完結じゃない?っぽい作者様のあとがきが入っていて・・・・
続くのかな?と気になります
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