コミックの7巻が発売されて絶好調連載中の「初めて恋をした日に読む話」の最新話の紹介です
イケメン3人に言い寄られているのに、恋愛偏差値の低さから戸惑うばかりで変顔オンパレードのヒロイン・順子!!
いよいよ受験まで1年をきり、恋愛どころの話じゃないはずなのに?!
でも!恋する心はいつだってノンストップ!!
注目の第18話となっています
2019/2/25に「初めて恋をした日に読む話 8巻」発売!
- 第18話と番外編が収録だよ!
- 番外編 「ガールフレンドは5分で出来る」
目次
「初めて恋をした日に読む話 第18話」
前回のあらすじ
学生時代は勉強一筋の優等生が、アラサーになりモテ期到来!
従兄の雅志・元同級生の山下・塾の教え子の匡平からアプローチを受けた順子
その中で、教え子である匡平に「男としてみてる」ことを認めてしまう
そんな中で行われたリアルセンター試験。匡平の結果はなんとかC判定まであがったが・・・
7巻も好評発売中!第16話・第17話・番外編が収録
C判定の匡平に受験の怖さを力説するも、匡平の態度にたじたじ
「受験までいよいよ一年きった。君に言っておかなければならないことがある」と塾講師らしい緊張感で匡平の前に立つ順子
今回の模試でC判定をとった匡平
C判定の合格率は40~60%
だが受験は確率ではない
「模試はあくまで“もしかして受かるかも”の、もし!!
ずっとA判定で合格確実と言われたのに奇跡の大どんでん返しを見せた先生の背中を忘れるな!!!」
順子・・・大きく不合格と書かれた背中を匡平に見せる
そんな順子の熱意を受け取っているのか?受け取っていないのか?
涼しい顔で順子のスカートのホックが開いていることを指摘する匡平
匡平「ほかの誰にも見せないでください」
匡平の色気をにおわす一言に順子最大のおもろ顔!!
あの匡平からの「男としてみてくれる?」という質問に「はい」と答えた日から、匡平は「恋愛モンスター」となった・・・気がする順子
匡平が順子を見る熱い視線に負けじと「明日!夕刻、重大発表がある!覚悟しておくように!!!」と叫ぶのです
匡平には勉強一色になってほしい。順子が考えた作戦は?
匡平が恋愛なんて入る余地がないほど追い込もうとする順子が考えたのは「塾合宿」
牧瀬先生と一緒に特別集中カリキュラムを考え、近場の宿に泊まってみっちりやりこむというのもの
匡平が学校を休むことになるので、学校の先生である山下にも協力を頼む
本格的になってきた匡平の受験勉強に、仲間たちも「いよいよまじの受験生じゃん」と大騒ぎ
匡平は、父親に塾からもらった勉強合宿のプリントを見せ「行きたい」という
頭から反対されると予想している匡平だが、父親は「好きにしろ」と容認
匡平・父としては、前話にて、頭を下げてきた息子の気持ちを無視できないと思ったみたい・・・
匡平には勉強一色になってほしい。順子が考えた作戦は?
受験合宿には、順子・牧瀬・エトミカ・匡平の4人でちょっと古びた和風の宿で行われます
落ち着いて集中できる環境でみっちり勉強できるよう様々な配慮がされている
牧瀬は下ネタにからめての暗記方法を熱弁!
それを聞いている匡平の顔に笑みが浮かぶ
最近、難しい顔や無表情な顔しかみせていなかった匡平の笑顔に順子のテンションは上がります
こうして、なかなかいい雰囲気の中、勉強合宿は進んでいくのです
そして・・・
実は、この勉強合宿をするにおいて牧瀬さんは順子にある条件をだしていました
それは「ちゃんと匡平とコミュニケーションをとること」
牧瀬は、二人そろってはりきりすぎている姿を心配しているんですね
順子は、匡平とコミュニケーションをとろうと、寝る前に別室に匡平を呼びふたりきりになります
順子は匡平に「最近の君の態度を改めてもらいたい。君の浮ついた空気をぶち壊したくてこの合宿を催したんです」と真剣な顔で言う
匡平は「そういうのうっぜーっつってんのに、お前も聞き分けねーな」という
匡平のタメ口と上からの態度に順子、目が飛び出る
そして、匡平は「ひとつ気になって気が散ることがあって・・・」と前置きし、以前、山下と朝の公園にいたとき、ヤッたのか?と聞く
恋愛初心者の順子は、匡平の口からでた「ヤッた」の一言に爆発!
ドアップになって「なっとらん!!!」と力いっぱい叫ぶ
興奮しすぎて咳き込む順子
匡平はそんな順子を後ろから抱きかかえ、順子の足先をさすりながら「よかった」と言うのです
そのシチュエーションに順子は汗だらの変顔・・・
そんな順子を置いて、匡平は涼しい顔で部屋を出て行っちゃうのです
雅志と山下とデートする約束をしちゃう順子
勉強合宿していることを聞いた雅志が、夜道、草木をかきわけボロボロになりながら宿へとやってくる
雅志は、受験シーズンとなって昔のことを思い出しているんじゃないかって順子を心配している
順子は、そんな雅志の気遣いに「今度、ふたりでどっか出かけようか」と声をかける
順子からの誘いに雅志は、宇宙に放り出されるほどの衝撃を受ける
帰り道・・・うれしすぎて、会社の友達に「一緒にお赤飯食べて」と号泣しながら電話する雅志・・・
そして、山下も合宿の様子を見にやってくる
順子が風呂掃除をしているところにやってくる山下
隙だらけの順子の背中から服の中に手をつっこみ動揺した順子は頭から水をかぶっちゃう
そのまま、頭が濡れてしまった順子の髪を洗ってくれる山下
順子の髪を洗いながら山下も、気が張っている順子のことを心配している声をかける
順子は自分が受験の時、判定がよかったがゆえに周りからの期待も大きくて怖かった・・・と話す
そういうとき、がむしゃらにつきあってくれる先生がほしかった。という順子
匡平にとってそういう先生に自分がなりたい
順子の答えに「おまえは由利(匡平)に関してはイラつくくらい一生懸命だな」といい、「この先、ちょっとは俺のこと好きになれそう?」と聞いてくる
順子は、正直に雅志と会う約束をしていることを話します
今の自分はまっとうな恋愛をしたくて焦っていることを話す順子
山下は「それ、ただ由利(匡平)から逃げたいだけだろ」という
そして「いいよ。俺も試せよ」と順子の手を握って見つめる
とにかく匡平から逃げたくて仕方ないという本音を見透かされた順子は「わたし、あの子から逃げきれるならなんでもする」と、合宿が終わったら山下とも会う約束をするのです
匡平からの「ありがとう」の一言に湧き上がるときめき
合宿の勉強の後、お茶を入れる順子のもとへやってくる匡平
匡平は、そこで、合宿を開いてくれてありがとう。と順子に言う
匡平は、模試の後から気がはやって家にいてもなかなか休めなかったけど、この合宿にきて、久しぶりに眠れたことを順子に伝えます
「ありがとう」と笑う匡平の笑顔に心の中のある感情が大きく揺り動かされる順子
そして・・・
そのあと・・・
牧瀬に、さっき由利(匡平)を思わず抱きしめそうになったことを白状します
順子「あの子を独り占めしたいような・・・あれは、先生が生徒に思うようなやつじゃなかった」と自分の中に生まれた感情に対してまいっている順子
牧瀬は、順子はとっくの昔から由利(匡平)のことしか考えてないと言います
順子は牧瀬さんの言葉を受け止める
そして、牧瀬さんに「絶対誰にも言わないで」と口止めをします
牧瀬さんは「そんなんバレたら合格させても講師失格。気づかれる前にちゃんと整理して大事に忘れな」と順子にいうのです
しかし・・・
匡平がふたりの会話を聞いていて・・・・
勉強合宿最終日がきて、解散するシーンになります
自分の中に生まれた感情を「捨てる」と決めた順子は、匡平の目を見て講師らしくアドバイスをします
順子(この先、君は大人になって今の私と同じ年になって、きっと振り返る・・・わたしは、今の君に好きになってもらうより、大人になった君に認めてもらえる人になりたい)
そして・・・
宿の待合いのところのソファで眠る順子
先に帰ったはずの匡平が帰ってきて
眠る順子にキスをするのです
順子が恋愛脳であれば、恋も仕事もゲットできるところなんでしょうが・・・
ある意味、不器用。ある意味、真面目すぎるゆえにそれができない
年上の女性だからこそ、こういう考えになっちゃうのかも・・・
受験生の匡平のことを思えば、確かに、色恋沙汰に振りまわされている場合じゃないのも事実で・・・
ラブコメのようでいて・・・そうじゃないのがこの漫画の面白いところかなって思います
とってもドキドキできた回でした