ネタバレ感想「星降る王国のニナ 6巻」第21話

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身代わりの姫としてガルガダ大国に嫁ぐことになったニナ。

決して知られてはいけない秘密を抱え、王宮の中で運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。

IMG宿命を背負う王宮ファンタジー「星降る王国のニナ」どんなお話なのかチェック!

今までのあらすじ

ふりかえり

命を狙われたニナ

助けたアズは、セトの怒りを買ってしまう

前話(第20話)はこちらから
注意
この記事は「星降る王国のニナ 6巻」のネタバレが含まれます

「星降る王国のニナ」第21話のネタバレあらすじ

「ニナ」と呼んだセト!驚くアズ

アズに向かって剣を抜いたセト

セトの剣を自分の剣で止めたアズール

そこで女王が「やめよ!」と二人の戦いを制止する

女王は、闘技場に入ってはならぬという決め事を破ったセトに1か月の幽閉を命じる

これによって、「白の宮」は失格!

兵士たちに取り囲まれるセト

ニナは、アズのこともセトのことも心配で、どちらのこともチラチラと見る

アズの名前を呼ぶことはできない

セトの名前を呼ぶニナ

セトも、「ニナ」と名前を呼んで・・・

アズールは、セトが「ニナ」と言ったことに驚いた顔をする

もちねこ

「ニナ」という呼び名は、「アリシャ」の身代わりとして生きると決まったときに一度は捨てた名前
真実を知っているアズだけが呼ぶ名前だったはずだから、セトがそう呼んだことにびっくりしている

ビドーに連れ出されて街へ行くニナ

「白の宮」と「黒の宮」が失格となったが、闘技場での戦いは続く

祭りは続いているが、ニナは、塔の上に閉じ込められたセトのことが心配で様子を見に行く

だけど、塔に入ることが許されない

自分がやったことが、アズにもセトにも迷惑をかけてしまったと沈むニナ

 

沈むニナの元に「紫の宮」のビドーが訪ねてくる

キラキラ男子のビドーは「せっかくの祭りなんだから、街にお出かけしよう」とニナを誘う

女好きのビドーの誘いに、疑いの目を向けて断るニナ

ビドーは「何もしないよ~」と強引にニナを連れ出す

 

こうして、ビドーの馬車が停まる場所へ連れていかれたニナ

 

そこには、フォルトナ国から来た使者団もいた

使者団の中にはアズの姿もある

「これは、いったい・・・?」とビドーに聞くニナ

ビドーは「フォルトナの使者にも、祭りを満喫してもらおうと思って~!さそっちゃった!」と笑ってる

ニナは、心の中で「何考えてんだ!!!」と焦っている

負けた国の民は「奴隷」となる

ビドーの横に乗って街に出るニナ

祭りでにぎわっている街中を見て、気持ちが晴れてくる

人も多いし、みんな楽しそうだし、とっても華やかな街

フォルトナに比べて、すごく豊かな国だと思うニナ

 

ふと・・・どうして、こんな豊かな国がフォルトナがほしいんだろう?と疑問に思う

 

そうこうしていると、二ナの目に「人買い」をしている集まりが目に入る

「お祭りの日なのに!」と声をとがらせるニナ

ビドーでは、ガルガダには「奴隷制度」があることを説明する

征服した国の民は、奴隷として働かされる

「ガルガダでは、お金があれば、奴隷を買って、つらい仕事をさせるんだ」というビドー

ニナが「そんなの辛いじゃないですか」と答えると

ビドーは、微妙な顔をしながら「まあ、気分のいいものではないね」と答える

 

ビドーの答えに、ニナは「もしかして、この人、まともな人なのかな?」と思う

黒髪の使者とはどういう関係?

ビドーは、ニナとアズの関係を聞いてくる

「もしかして、あの黒髪の使者って、君の想い人?」

ニナは、顔が一瞬強張る

「何言ってるんですか~」と言うが、声が裏がっていて・・・

ビドーはニヤニヤ

「黙っていてあげる。姫と護衛の恋物語!そういうの楽しい!」というビドー

だけど、「幽閉されているセトは蚊帳の外」と笑ってて・・・

ニナは、ビドーのことを一瞬、いい人だと思ったけれど、それを訂正・・・

信用できない。と心を固くする

 

そんなニナを見たビドーは、黒髪の使者と街を歩いておいで!と言って馬車をおろす

ふたりきりになったニナとアズ

アズと一緒に街を歩くことになったニナ

アズは「どういうつもりだ?」とビドーのことを不審がっている

ニナは「正体はバレてないから!なんか・・・勘違いしているみたいで・・・」と話す

アズは「信用するな。どこに行くときもヒカミを連れていけ。眠るときもついていてもらえ」と言う

せっかくふたりきりになったのに説教をしだすアズのことが面白くないニナ

「アズのばか!」と心で叫んで走り出す

突然走りだしニナにびっくりのアズ!

ニナを追いかける

逃げるニナ

 

どんどん逃げて、人気のない場所までやってきたニナ

そこでアズに捕まる

「どういうつもりなんだ?」と呆れるアズ

ニナは「それはこっちのセリフだよ!」と言い返す

アズが、突然、王様になったこと。連れ戻すと言ったこと・・・。私の決意はどうなるの?ひどいよ!と怒りながら泣く

 

「ちゃんと!伝えてよ!」

 

アズは「ごめん・・・言葉が足りなかった」と謝る

そして、アズは、ニナがガルガダに行って離れ離れになった日に、流されていくだけの運命に逆らうと決めたんだ。と話す

「ガルガダのいいようにはさせない・・・もう何も恐れなくてもいい・・・だからフォルトナに帰ろう」と言って、ニナを抱きしめるアズ

フォルトナには帰らない

アズの唇がニナのおでこや目元に触れていく

そして、最後に唇に触れようとしたとき、ニナが拒否

驚くアズ

つらそうに「あたし・・・ガルガダからフォルトナを守るって決めたんだ・・・だから、フォルトナには帰らない」と言う

泣きそうな気持を必死に抑えて笑うニナ

 

「アズがやる気ならフォルトナは大丈夫だよ」

 

我慢していた涙はこぼれてくる

そして「来なければよかったのに・・・」と言ってしまうニナ

ニナの言葉にショックを受けているアズ

ニナは、アズを置いて走り出す

今度こそと怪しいクスリを作るトート

闘技場でドラグを使ってニナを殺そうとしたトート

怪しげなクスリを作っている

二ナを殺すことに失敗したドラグのことを「使えない奴」と言って、「最初からこうすればよかった」と言っている

 

トートは、セトを崇拝しているのか、部屋の壁にセトの肖像画を飾っていた

セトの肖像画を見ながら「僕の死の神・・・」というトート

そして、作ったクスリを小瓶に詰めて、花かごの中にそっと忍ばせる

 

この後・・・暗転が入って・・・

次のシーンでは、花かごをなにものから預かっている二ナの世話係のアンが描かれています

アンは「それは、健康に良さそうですね」と言っている

春を待たずにフォルトナを侵略!

シーンは女王へ

側近から、フォルトナの現状報告を受ける女王

王が変わったことで、フォルトナが力をつけてきていると聞いた女王は春を待たずにフォルトナを侵略することを決定する

こちらにはセトがいるから、なんとかなる。という女王

 

最後に、塔に幽閉されているセト

星空を見ながらニナのことを考えている

ニナがアズを見る視線が気になっているセト

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もちねこ

ニナにフラれたアズはショック!

セトがニナのことを「ニナ」と呼んでいるのも聞いちゃったし・・・

このままアズが勘違いするのではないかとハラハラです

コミック1巻の冒頭を思い出して不安でいっぱい・・・

そして!

ビドーにアズへの気持ちがバレたニナ

ビドーもセトも、ニナがアズを見る視線で、「なにかある?」って思うくらいだから

ニナは、気持ちはアズにあるけど、セトへは同情みたいな気持ちが湧いているのかな・・・

心はセトとアズの間で揺れ動いているような描写があるので、ここら辺は、ちょっと曖昧なのですが・・・

あと、気になるのがトートですよね・・・

怪しげなクスリを作って、小瓶につめています

アンちゃんが「健康によさそうですね」と言っているから、身体にいいクスリとかなんとか言って渡したんだろうか?

 

ニナが飲まないことを祈りたい!!!

 

そして!そして!

春を待たずにフォルトナを侵略することを決定した女王!

アズは、「春までにニナをフォルトナに連れ戻す」と言っているけど・・・

あと、気になるのは・・・

闘技大会で優勝したものが、ニナと結婚できるって約束はどうなったんだろう・・・

「白の宮」と「黒の宮」が失格となって、結局、どの王子も勝てなかったってことで決着がついたってことかな?