もちねこ
この記事にはネタバレが含まれます。閲覧の際にはご注意ください
アシガール4巻のみどころ
若様!21世紀にタイムトリップ!!
唯の機転で戦国時代から21世紀の唯の弟の尊の研究室にまで飛ばされた若様
突然現れた負傷している見知らぬ男性の姿に腰を抜かす尊だけど、若様の胸元に手紙が差し込んでいるのに気づく
それを読むと、「若様を助けて」と唯からの言葉があり、尊は救急車を呼び、若様を病院に連れて行きます。
病院で一命を取り留める若様
目を覚ますと、見たことがない景色が広がるのに、取り乱したりしない若様。尊に、「わしは、何もわからぬ時はすべてわかる顔で何も言わぬ 見えぬ時は(見えるまで黙することじゃ」と言うんです。
さすが、戦国武将~!と尊敬の眼差しを向け、今の状況を若様に話す尊
そして、尊が用意した服を来て、次の満月まで唯の家で過ごすことになるんです
若様!450年後の黒羽城の石垣を見に行く
ここが450年後の世界だと言っても、どこか信じきれていない若様を、尊は、黒羽城の史跡につれていきます。
そこで、若様は、歴史の上で、自分の死が近いことを知るのです
さすがの若様もその事実に落ち込むのですが、唯が、歴史を変えることができると信じていると知り、自分の力で運命を変えてみようと気持ちを前向きに切り替えます
しかし今夜、戦国時代に戻るという当日・・・
若様の傷が開き再手術となり、帰る機会を次の満月の日へと繰り越すことになってしまうのです。
その頃、唯は、指名手配中!!
忽然と姿を消した若様。
唯には、若様かどわかしの嫌疑がかかり、高山方の間者という汚名まで着せられてしまいます。
しかし、御馬番の仲間たちに助けられ、捕まること無く逃げきり、天野様の家で匿ってもらうのですが、逃げた唯の変わりに、おふくろ様が捕まるのです。
おふくろ様を助けるため、せっかく逃げたのに奉行所へと出頭する唯
「たわけ せっかくに逃げおおせたものをのこのこ出てくるとは」とおふくろ様に怒られる唯
涙を流し「きっと叱られるだろーなーと思いましたけど 黙って隠れることなんてできませんよ」
もちねこ
唯!さすがに心が折れそうなる
きっと、満月の明朝には、若様はこの時代に帰ってくると信じ、牢屋に入れられる唯
しかし・・・若様は帰ってこないんですよね・・・
帰ってくるはずの若様が帰ってこず、若様が死んだのではないかと不安になる唯
若様を守ると決めて、ずっと走り続けてきたけどさすがにもう・・・心が折れそうです!!
若様は、満月の夜、唯の家で唯の家族に別れのあいさつをします。
その時、尊から、タイムマシンの燃料が残り少なく、あと2回しか使えないことを知らされます。
あと2回だけということは、今夜、若様が戦国時代に戻り、次に唯が21世紀に戻ってきたら、もう二度とふたりは会えないということなんですね。
それを聞いた唯の両親が「唯は、(21世紀に)帰らないと言い出すんじゃないか?」と言い出します
若様は、唯の両親に、唯を必ず21世紀に返す約束をして、戦国時代に戻っていくのです
若様、唯のピンチに間に合う!
若様の生死がわからぬまま、心がポッキリ折れてしまった唯は、熱を出すのですが、その状態で奉行所での取り調べが行われます
あまりに弱々しい唯の姿に、高山の間者には見えないと取り調べをやめようという動きが出るのですが、そこに、成之(若様の腹違いの兄)が来て、ウソデタラメをでっちあげ、唯を犯人に仕立てようとします
成之の命令で唯の服を脱がそうとした時・・・
若様が戻ってくるのです!!
唯は、天野様の家に連れて行かれ、ゆっくり静養し、ようやく愛しい若様に再会できます
そして、若様は、唯にタイムマシンのスイッチとなる短剣を返します。
「あと何回使えるんですか?」と聞く唯に「あと1度と申せばいかがいたす?」と聞く若様
「だったらもう家に帰ることはあきらめます」ときっぱり言い放つ唯に、「いまのは嘘じゃ。あと、2回使えると申しておった」という若様
そして、次の満月に必ず21世紀に帰るよう唯に伝えるんですね
もちねこ
まとめ
4巻は、ずっと、離れ離れのターンでしたが、21世紀の若様が、むっちゃかっこいいんです!!制服姿という読者サービスまでしてもらえて!!もう、制服姿の若様を拝めるだけで冥福!!
唯も心折れそうになりながら、本当、がんばったと思える巻でした。