もちねこ
BLコミックで活躍しているおげれつたなか先生が別名義「たなかマルメロ」で初の一般作コミック「俺たちマジ校デストロイ」を出版しました!!
買うつもりはなかったんだけど、本屋で、平積みされているコミックを見たら、興味が沸いてレジに持っていってしまった・・・
そして、読んだら、むっちゃ面白かったの!!
そういうわけで、今日は、このコミックのどこが面白いのか記事にしたいと思います
「俺たちマジ校デストロイ」のここが面白い
いろんなタイプの男子高校生が読んでて楽しい
すごく、ゆるーい雰囲気の男子高校に通う男の子たちが、ネオアイドルを目指す!というこちらのコミック
ネオアイドルとは、ごくありふれた一般人が、アプリに登録することで簡単に動画を配信したり、活動内容と配信したりしながら、アイドルのような活動をするってものなんだけど、簡単にネオアイドルになれる分、本気で活動する子達はごくわずかなんですね
中には、「バトルフェス」などのイベントに出たりして、ネオアイドルなのに、アイドルのように活躍している人たちもいるんです。
毎日、毎日、やりたいこともなく、ダラダラ過ごしていた、この漫画の主人公のトモは、街で、かわい女の子たちが「ネオアイドル超好き」って言っているのを聞き、女の子にモテたい!って男子高校生らしい動機で、いつもつるんでいる友人ふたりと、ネオアイドル「マジ校デストロイ」というグループを作っちゃうのです。
そして、どのメンバーも、すごい個性的に面白いのが、このコミックの面白さだと思う!!
主人公のトモは、明るくポジティブで、いつも聞き間違えばっかりするおバカさん!
そのトモの幼馴染のニーナは、実はオタクだが、オタク扱いされるのがイヤ!歌が超絶うまいが、体力は一番ない
そして、ふたりのクラスメイトのメグは、金髪で「ウェーイ」ばっか言っているおバカなコミュ障男子
こんな個性豊かな3人が、話が進むごとに、曲を作ってくれるメンバーや、ビジュアル重視のメンバーなどを集めていくんです。
そして、現在、6人も個性豊かな男子高校生が集まっています。
とにかくバカバカしく笑え、読んでて微笑ましくなる
おバカが集まると、会話に収集がつかないって本当なんだな・・・と、メンバーの会話が、ほんと、ゆるくて笑えます。
時に下品さがあるところが、リアルな男子高校生そのものっぽくて、読んでて、微笑ましい気分になれる
一生懸命練習して、練習の後は、みんなでがっつりラーメン食べて、新しいメンバーに声をかけるたび、なにか一悶着が起こる。
こうなるだろう。って展開を裏切ってくるのも面白いんですよね。
先生のユーモアが詰まった作品だと思います
一番の押しは「鈴城 御由(すずしろみゆ)」
もちねこの一番推しは「鈴城 御由」
この子、むっちゃ美麗な面立ちの男子高校生なんですけど、素のしゃべり方が女の子なんですよ!!
「みんにゃ~。にゃんにゃん」って言いながら、フリフリのコスプレ姿で踊って歌っちゃう。
でも、美麗な面立ちだとはいえ、そのフリフリの姿は、男子高校生の体型にはどうも似合ってはいないようで・・・ネオアイドルとしてやっていくことを諦めていた時に、メンバーにならないかって声をかけられたんですね
いろんな葛藤を乗り越え、最後の女の子の格好でのライブを「マジデスメンバー」に見てもらい、納得したように「ありがとう」って笑う笑顔は、むっちゃかわいいんです。
このシーンがもちねこは一番好きだなー
まとめ
ページ数が、なんと!!238ページ!!
読んでも読んでも終わらなくて・・・わたし、何分、読んでいるんだろう?って、途中、時計を見上げちゃいました・・・
メンバーを集めていく流れのあたりから急速に面白くなった気がします。
各登場人物の設定がしっかりしていてぶれないのも面白さのひとつかな?
ちなみにもちねこは、限定版とは思わずにレジに持っていき「1004円」ってレジに表示された時にびっくりしちゃいました!
通常版、限定版があるようですので、お買上げの際は、よくご確認ください。
限定版の方には、「小冊子」がついています。各キャラクターの設定が書かれたページと、描き下ろしが7P(※表紙含む)が収録されていました。
キャラクター設定を知っちゃうと、一層、思い入れが深くなってしまいますね。
もちねこ