人気!「ひだまりが聴こえる-リミット-1」文乃ゆき

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もちねこ

こんにちは!もちねこだよ。

「ひだまりが聴こえる」は、難聴者の航平と、裏表がない明るくおおらかな太一の恋愛を描いたラブストーリー

難聴者である航平の障害や、男同士であるという戸惑いに、考えさせられることも多く、ドキドキもできる素敵なコミックです。

耳が聴こえないことは不便ではありますが不幸じゃありませんし、恋をした相手がたまたま男の子だった・・・

心に訴えかけるテーマが大変読み応えのあるコミックとなっています

BL作品だからって、読まずにいないのはもったいない!!

たくさんの人に読んでほしい作品のひとつです。

今日はこの作品のよさを語っちゃいます

ひだまりが聴こえる-リミット
ときめき度
(4.0)
面白さ
(4.0)
(4.0)
大人女子度
(3.0)
おすすめ度
(5.0)
注意
この作品のジャンルは、BLコミックとなっています。キス止まりのふたりとなっています

「ひだまりが聴こえる-リミット-」

社会人と学生でスレ違い始めるふたり

シリーズ1作目、2作目を経て、ようやく恋人同士に慣れた航平と太一

ひだまりが聴こえる【おまけ付きRenta!限定版】

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シリーズ1作目!航平と太一の出会いを描いた映画化された人気作

ひだまりが聴こえる−幸福論−【おまけ付きRenta!限定版】

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すれ違いながらも、付き合えるようになったシリーズ2作目

でも、甘い雰囲気とは程遠く、社会人と学生という時間のズレからすれ違いが始まってしまうのがこの巻

例えば、たまに会っても、共通する話題がなかったり・・・

ちょっと旅行でもしようと、計画をたてても、太一に急な仕事が入ればそちらを優先させなければならなかったり・・・

太一も、航平との約束を反故にして参加することになった、会社の新人研修の時、先輩から「学生と違って社会人て何かと融通聞かないでしょ 学生同士の内はうまくいってたカップルでも 就職してからすれ違いが多くなっちゃたりして・・・」と言われ、ちょっと、焦っています

でも、太一は、すごい単細胞だから、仕事が忙しくなってくるとそっちのことしか考えられなくなっちゃうの・・・

そして、航平は航平で、実は太一の会社の先輩の千葉に嫉妬しちゃっているんです。

それは、たまに会う太一が、会社の先輩の千葉さんの話ばっかりしているせいもあるんですが・・・

航平が、さらに、焦りを感じちゃう描写が、これまたすごく上手いんです

太一が参加した新人研修の様子は、会社のホームページで見ることができるんですけど、その中に、千葉さんを写した一枚があるんです

太一のことが好きな航平は、常にホームページをチェックしていて、千葉さんの横に太一が写っていないことを確認して、どこか安心を覚えるんですね

でも、後日、その千葉さんを撮った写真が太一が撮ったものとわかり、すごいショックを受けるんです

心が狭い・・・いや、器が小さい・・・航平が太一のことが好きすぎて、嫉妬のしすぎだってわかっていても、どこか航平の気持ちに共感もできますよね

一社会人と学生・・・一緒にいる時間が少ないから、こういう誤解や焦燥感が生まれるのかもしれません

一緒に時間を共有することで生まれる絆ってありますよね・・・

でも、いろんな事情から、一緒に過ごせないカップルだって、この世にはたくさんいるはず・・・そういう場合は、どうやって、会えない時間を埋めていくのか・・・

会えなくても、たくさん、話すことの大切さを考えさせられます

でも、航平は千葉さんにヤキモチを焼いていることを太一本人には言えません

社会人と学生という立場の違いからすれ違っていくふたりが、すごく読んでいてハラハラするんです

新キャラの登場

この作品は、シリーズ1作めから、難聴者の社会での立ち位置について考え、主人公である航平なりに答えをだしてきました

このシリーズ三作目では、今後、全く聞こえなくなる可能性がある航平が、病院の先生から人工内耳の手術を勧められます

人工内耳とは、耳の中を通ってきた音を電気信号に変換して脳に送る器官を埋め込む、いわゆる人工の耳です

わたしから見たら、それで、耳が聴こえるようになるのであれば、手術すればいいじゃんって思うのですが、頭を切開するという手術を受ける覚悟も必要だし、入れた後は、行動制限もかかってしまい、最悪の場合、手術までしたのに聴こえが悪いというケースもあるようです

簡単に決断して、受けれる手術とは言い難いようです

人工内耳の手術に迷う航平の前に現れたのが、ほとんと全く聴こえない体でありながらも、ニコニコ暮らしているリュウです

リュウは、スマホのゲームアプリの会社で働き、会社は、難聴者しか雇わない方向で、平然と「うちの会社に聴者はいらない」と航平に言います

働き方が多様化されたことで、難聴者だけで集まって完結した社会が作れるということでしょうか・・・

そのリュウが、「人工内耳なんて必要ない」といい、健常者とつきあっていると知れば「住んでいる世界が違うのだからどの道 うまくいきっこない」と航平に言い放ちます

このリュウの存在は、すごく、航平や読者に問いかけをしてくるんですね・・・

航平もリュウとの出会いで、自分が難聴者でありながら、「全く聴こえない」人との間に分け隔てを持っていることに気づき、ショックを受けます

難聴者だけの世界にいるのであれば、耳が聴こえなくても、なんの問題もない・・・

リュウのいう理屈はわかります。

でも、リアルはそうじゃない

リュウは、たまたま、そういう会社に就職し、そういう世界で生きていますが、すべての難聴者がそういう社会で生きれるはずがないというのが、今の現状だと思います

ちなみに航平の彼氏の太一は、難聴者も聴者も共に笑って生きれる社会を作りたいとがんばっています

この巻では、太一とリュウの接触はないんですけど、今後、太一とリュウが出会うことで、どのように話が展開してくのか、すごく楽しみです

まとめ

航平の場合、生まれ持っての難聴じゃないため、どうしても、未だ、自分が難聴者であるというリアル感を掴みきれずにいます。

自分が難聴者であるという現実が受け入れられず、そうかといって、周囲から理解をされないと憤りを感じる

そして閉ざされた世界にいることで自分を守っていた時、彼の心を開けてくれたのが、太一の明るさでした

太一も、航平が笑っていられる社会が作りたいとがんばっている途中です

航平には、その太一に思いが届いているかどうかは、ちょっとわかりませんが・・・

届いていない可能性の方が大きいと思います

届いていないから、難聴者であることを受け入れているリュウの存在に、ショックを受けてしまうんですよね・・・

航平!!ヤキモチを焼いている場合じゃないぞ!!って思うんですけど、航平は、ほんとに太一のことが好きだからなー・・・

ちなみのこちらの巻は、1巻となっています

こちらの巻では、太一の過去が具体的に描写されていたり、あの明るくていつも笑っている太一の泣き顔が描かれていたりして、見ごたえのある巻となっています

難聴者の航平がどういう決断を下すのか?太一との仲はどうなるのか?

次巻もとても楽しみな作品となっています。

電子書籍の方は、只今、Rentaさんが先行配信となっています。

サンプルボタンを押すと即立ち読みができます