「ひだまりが聴こえる-リミット-2巻」第6話 文乃ゆき【Canna Vol.57】

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もちねこ

こんにちは。もちねこだよー。今日は、BL作品のレビューです

BLマンガ雑誌の「canna」は、近場の本屋に置いていなくって・・・まあ、なにかのついでにネットで買おうと思っていて、先日、ようやく発注することができました

お目当ては、「ひだまりが聴こえる-リミット-」の1巻の続きです

1巻が第5話で終わっていたんですが、その続きとなる第6話が掲載されていました

この作品は、映画化もされたし、きっと、「好き!!」ってファンの方も多いと思うんですよねー

ご興味があれば、ぜひ、このまま読み進めてくださいね

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人気!「ひだまりが聴こえる-リミット-1」文乃ゆき
MEMO
<span style=”color: #ff0000; font-size: 18pt;”><strong>この記事は、BLコミックの記事です。</strong></span>閲覧にご注意ください。こちらは、コミック「ひだまりが聴こえる-リミット-」2巻に収録されると思われます
attention
この記事にはネタバレが含まれます。閲覧にはご注意をお願いします。

 

 

「ひだまりが聴こえる-リミット- 第6話」の見どころ!

難聴者である航平は、閉ざされていた自分の世界を大きく開けてくれた太一に恋をし、同性同士という壁を乗り越え、恋人同士になります

けど、大学をやめて社会人になった太一と、大学生の航平とでは気持ちのすれ違いが多くなっていきます

太一が社会人になり新しい出会いをしていくことをうれしく思う反面、もやもやする嫉妬を覚えてしまう航平

同時に、自分の難聴について、「人工内耳」の手術を受けることを医者から提案され、太一に相談できない悩み事が増えていきます

そんな時に出会った、「耳なんて聴こえなくてもいいじゃない」という耳が全く聴こえないリュウとの出会いは、航平に衝撃を与えます

第6話では、リュウという強烈な存在の考えに揺れ動く航平と、難聴者と健常者の間にある見えない壁のようなものについて描かれていました

<h3>おおまかなあらすじ(ネタバレ含) </h3>

もちねこ

ここからがネタバレになります。ネタバレNGの方は、回避をお願いします

「人工内耳」とは一体なんぞや?

「ひだまりが聴こえる-リミット-1巻」を読んで、航平が「人工内耳の手術を受けることをそんなに悩むのか?わからない?」って思った読者もいたと思った方がいたんではないでしょうか

そういう読者のためにか、6話では、太一が、会社の人から「人工内耳」について、説明を受けるシーンが入ります

人工内耳とは・・・

頭に埋め込む補聴器のようなものであり、電子信号で直接、脳に音を伝える装置だあり

未就学児でも受けることができる手術だけど、それまで聴こえていた音とは別物になるため、慣れるまで何ヶ月もリハビリが必要で、スポーツするのに制限があったり、MRIが撮れなくなるというリスクも同時に抱えることになる

そして、最悪のケースは、手術までしたのに合わない場合があるということ・・・

航平が、「人工内耳」の説明書を持っていたのを知っているたい太一は、航平が、ひとりでまた抱え込んでいるんじゃないかと心配になります

航平と会ってちゃんと話したいと思う太一ですが、どうも、「会って話したい」という一言を伝えることができないみたいで・・・

すれ違ったままのふたり・・・

太一は、中途半端な気持ちを抱えたままとなってしまいます

マヤと安田先輩が食事に行った先で疎外感を感じたのは・・・

航平の友人である難聴者であるマヤのことを意識している安田先輩が、マヤのことを食事に誘います

マヤは、自分と同じ耳に障害を持つ梅谷の店に安田を連れて行きます

安田は、以前、マヤがこの店に航平と一緒に来たと聞き、複雑な心境になるのですが、それに追い打ちをかけるように、マヤと梅谷の会話が盛り上がってしまいます

「似た者同士・・・聴こえない同士のほうがうまくいくんかね?」

「ひだまりが聴こえる-リミット-」の1巻で安田の友人が、安田に言った言葉です

安田は、難聴者同士盛り上がるふたりの雰囲気に「入っていけない」という疎外感を抱くのです

 

「君の彼女 かわいそうだね」

フットサルに興じる航平とリュウ

リュウが華麗にプレイする姿を「すごい」と思う航平

難聴者の中にいて、思い切り体を動かした航平は「こんなに運動したのって いつ以来だろう」と考えます

リュウは、難聴者の仲間と会社を立ち上げいて、その会社のイベントに航平を誘いますが、その横から、女の子が、この後の飲み会に行こうとふたりに声をかけてきます

積極的に航平にグイグイくる女の子に、リュウは、「(航平は)彼女持ち」だと伝えます

そして、「近いうちに別れるから、そしたら誘いなよ」とも言います

そのリュウの言葉に、びっくりする航平

帰り道、「なんで、そういうこと言うかな?」とリュウに尋ねる航平

リュウは「聴者となんて ずっと一緒にいられるわけない」と以前言ったことと同じことを航平にまた言います

航平は、「なぜ そんなに聴こえる人を嫌うのか?」とリュウに訪ねます

リュウは、「嫌ってないよ 向こうが俺たちを見下してるの 自分たちのほうが数が多いからって それが常識みたいに思っている」

 

「聴こえるって そんなに偉いの?」

 

リュウのその言葉に、ひっかかりを感じた航平は、「ちゃんと理解しようとしてくれる人もいる」と言うのですが、

 

「君の彼女 かわいそうだね」「君の彼女は ずっと君の世話をする羽目になるよ」

 

リュウのその言葉に、きっぱりと反論ができず言いよどむ航平

その時、航平とリュウの後ろを、太一・千葉・天童の3人が通り過ぎていきます

そこで次回に続くとなっています

もちねこの感想

 

航平はリュウの「君の彼女はかわいそうだな」って言葉に反論する言葉が浮かびませんが・・・

もちねこは「太一は、航平と一緒にいて、幸せだと思うよ・・・」と言ってあげたいです

でも、航平自身が、心のどこかで、自分が太一に迷惑をかける存在であると思っているから言い返すことができないんですよね・・・

なにが幸せで、なにが不幸なのか、決めるのは個人のはずですが、周りから与えられる強い力に、自分の気持ちそのものが見えなくなることがありますよね

 

実は、もちねこ・・・実は、リュウの兄は、太一と一緒に働く千葉ではないかと思っているんですよ・・・

予想なんですけどね・・・

第6話のラスト、リュウは、太一たちが後ろを通り過ぎていくのに気づき、目で追うんですね

そのリュウの視線で、航平が、自分たちの後ろを通り過ぎる太一たちに気づくのですが・・・・

これ、リュウは、太一ではなく、千葉の姿に反応したんじゃないのかな?って思っています

リュウが、なぜ、こんなに聴者に対しイヤな気持ちを抱くのか?

次回は、そこら辺がはっきりとわかるのではないかと期待しています。

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