テレビドラマ化が決定した安藤なつみが描く「私たちはどうかしている」!
和菓子という美しい世界を舞台に母親の無実を証明するため数々の逆境に立ち向かうヒロインから目が離せないコミックです
実写化されるということですので・・・
これを機会に紹介していきたいと思います
目次
作品紹介
自分の正体を知られずに光月庵の椿と結婚した七桜は、母の死の真相を探るために従業員の城島に誘われ、かつて自分と母が住んでいた部屋を訪れる。しかし、女将と裏で手を結んでいる城島は七桜に近づいて痛めつけようとしていた。自分と同じような境遇の城島に自然と親近感を抱き、親身になっていく七桜。一方、城島の恐るべき過去を知った椿は、城島の企みを止めようするが!?
登場人物
花岡七桜
15年前に殺人容疑をかけられたまま亡くなった母の無実を証明するため老舗和菓子屋の「光月庵」に乗り込む
高月椿
親が決めた結婚を破談にするため、和菓子対決で出会った七桜にプロポーズした
高月今日子
七桜の正体を疑い、邪魔をしてくる
城島
人懐っこくて明るくて元気
多喜川
「私たちはどうかしている」5巻のネタバレあらすじ
前巻のあらすじはこちらから

母と過ごした思い出の部屋
椿の腕の中で目覚めた七桜は、自分が椿に惹かれていることを認める
そんなふたりを苦々しい顔を見てる女将
椿に「光月庵」の刺繍が入った職人さんの制服を着ることを認めてもらうが、女将は、七桜のちょっとした失敗を責め「あなたにこれを着る資格なんてないわ!」と制服を脱がす
「椿さんのために早くここから出て言ってちょうだい」と七桜に冷たくする女将
女将の嫌がらせに沈む七桜
その七桜に明るく声をかけてくるのが城島
城島は沈んでる七桜をかわいい和菓子が出てくるカフェに誘って励ましてくれます
そして、「光月庵の女将になったら、やることは常連客の相手ですよ。七桜さんは御菓子を作るのが好きなのに、作れなくなりますよ」という城島
椿と結婚するということはそういうことなんだ・・・と思う七桜
七桜は、話題を変えようと、城島の実家の御菓子の話をふる
城島の実家は、能登にある「しまや」という和菓子屋
わらび餅が名物で、口に入れた瞬間になくなるプルプルでトロトロなんです!と話す城島は、「部屋にあるんで食べにきます?」と七桜を誘います
城島は、従業員たちが住む離れに住んでいると話す
七桜は、幼いころ母と暮らした離れを思い出す
今まで、当時の記憶があいまいで、母と暮らした離れがどこにあるのかわからなかったが、城島のいる部屋が母と暮らした部屋だとわかる七桜
椿は城島をクビに?文句を言う七桜と再び溝が!
城島の部屋についていく七桜
城島の部屋に入ると、母とすごしたやさしい時間が頭によみがえる
テンションがあがる七桜
そんな七桜と将来持ちたい店について夢を語る城島
七桜は城島と話していると楽しくて!おしゃべりが盛り上がる!
そんな七桜に、「七桜さんは、椿さんと一緒じゃ幸せになれないですよ」という城島
七桜は現実に引き戻されて、暗い顔になる
そんな七桜に顔を近づけてくる城島・・・「俺じゃダメですか?」と言うのです
そこに入ってくるのが椿
椿は、怖い顔で「人のものに手を出す余裕があるのか?」と言う
城島は「俺、七桜さんが好きなんです」と言い返す
一食触発状態になるふたり
七桜は、この場をおさめようと椿を連れて部屋を出ていく
椿に、あいつには近づくな!と言われるが、七桜は、母との思い出をもっと思い出したい・・・と思うのです
翌日・・・椿は、城島にクビを宣告する
一方的なやり方に、文句を言う七桜
ふたりの距離がまた離れるのです
「しまや」の話を聞いた椿は気になって調べ始めるが・・・
椿の元に、百貨店の「七夕和菓子」フェアの催事企画が入ってくる
企画担当者の女性と紹介者である多喜川が椿を訪ねてきて
企画の詳しい説明を受ける椿
担当の女性は、3年前にも百貨店の催しに参加されていましたよね?わたし、その時、こちらの御菓子を食べて和菓子のファンになったんです。と言う
当時のことを振り返る椿
そして、多喜川から、その時、そのフェアに参加していた能登にあった「しまや」という店がつぶれたという話を聞くのです
「しまや」という店の名前にひっかかりを覚えた椿は、多喜川に「しまや」のことを調べてもらう
すると、「しまや」は城島の実家で、母親は、病院に入院していた
椿は、城島の母親が入院している病院に見舞いに行く
城島の母親は、椿を見て「すみません!息子には光月庵さんを恨んでも店は戻ってこないと言ったんですが!」と必死に謝り始めて!
もちねこ
多喜川さんは地主さんだし、顔が広いってことなんでしょうね!
明るみになる城島の過去!
椿は、城島の母の謝罪の理由がわからない
城島の母は、店の話をしだす
数年前、コンビニのスイーツに押されて店の経営が、借金を重ねギリギリだった時、百貨店の催事企画が店に舞い込んだ
名物のわらび餅を出して、好評だったら百貨店に店を出すこともできる!と意気こんで家族全員で死に物狂いで用意をしたのだが・・・
催事当日の朝・・・・
前日から用意して箱に詰めて積んでおいたわらび餅は無残に床に散らばっていて・・・
しまやは、催事にわらび餅を出すことができず、店の借金を返すめども立たなくなり、主人(城島の父)は心労がたたって亡くなったのです
もちねこ
しかも!当時、他人に対して冷たかった椿は、「食べてもらえるときに最高のものを出す・・・そんな当たり前のことができないから一流になれないんだ」というひどい言葉を城島に言っているんです
城島にしたら父が亡くなった恨みを、椿に向けるのは仕方ないことなのかも・・・
嘘を重ねる城島の姿に自分の姿を重ねる七桜
そして・・・
そんなことになっているとは知らない七桜は、城島が大金を片手に出て行ったのに気づいて、心配で城島の後をつけていた
城島な見るからにヤクザ顔した男に金を渡してて・・・
ヤクザ顔の男が「金が足りねえ!」と城島につめよって!
それを見た七桜は、城島を助けようと飛び出す!
ヤクザ面した男は「借金を返してもらってるだけだ」といい去っていく
どういうこと?と城島を心配する七桜
城島は、「実は、父が病気で、お店を閉じているんです・・・店の維持費でお金が必要で・・・」と嘘をつく
七桜は、「だったら、城島くんは店に戻った方がいいんじゃないの?」と言うが
城島は「名物のわらび餅を作れるのは父だけです。名物が出せなきゃダメなんです」という
七桜は、城島くんがなにか嘘をついていると気づくが、城島の姿に嘘を偽り店に入り込んだ自分の姿を投影して見てしまう
自分に今できることを精一杯しようと、翌日から、わらび餅作りを始める七桜
七桜のことを信じている椿
わらび餅を作り始めた七桜に驚く城島
七桜は、城島の父が作るわらび餅を再現させようとしてて、城島に味見を頼む
城島は、あのわらび餅は父にしか作れないんだ・・・と七桜を呆れて見ているが、七桜と接近できるチャンスだと、協力するフリをする
弾力があって・・・口に入れたとたんに溶けるわらび餅を作るため、何度も試行錯誤を繰り返す七桜
最初はバカにしていた城島も、諦めない七桜の情熱を見て心が焦り始める
さらに、店の借金を椿が全額返済したと母から聞いて!
いらだって椿に文句を言いに行く城島
椿は、「施しを受けるつもりはない!」と怒鳴る城島に、「俺も、施しをしたつもりはない」と答える
そして、近々ある百貨店の催事に、七桜が作っているわらび餅をだす。その売り上げを本来の持ち主に前払いしただけだ。と言うのです
城島は小ばかにした顔で「出すって・・・完成してないのに?」と言う
けれど、椿は、自信のある顔で「七桜が完成させる」と言うのです
七桜!まさかの妊娠?!
七桜と椿は、百貨店の七夕フェアの下見に行く
屋上では、願い事を書いて笹につるすイベントをしてて、七桜も願い事を書こうとする
以前、七桜は、椿に「小さくてもいいから二人で店をやっていきたい」と言ったことがあって、その時、椿は「くだらない」
と答えたことがある
その願いはまだ変わらないのか?と七桜に聞く椿
七桜は「椿さんにはくだらないことかもしれないけど・・・・」と答える
そしたら、椿は「やりたいなら信じて叶えればいい・・・俺の助けや許しなんてなくてもお前は自分の力でやりとげる・・・俺が惚れが女はそういう女だ」と言うのです
七桜は、椿の言葉に胸が高鳴る
そして、あのわらび餅を絶対に完成させよう!と決意するのです
そこに、百貨店の催事担当があいさつにやってくる
椿は「ごみを捨ててくる」と言って、七桜は担当者とふたりきりになる
担当者の女性から香水の香りがして・・・その匂いで、吐きそうになる七桜
口を覆ってうずくまる七桜を心配する担当者は、「もしかして、おめでたですか?」と聞いてきて・・・・
もちねこ
冷たく拒絶するのに、ここぞというときには強い信頼を口にする椿が、むちゃくちゃかっこいいです!
言葉足らずで、他人を傷つけるセリフをたくさん吐いているんですけどね~
城島くんへのセリフもひどいし!
最後に、七桜が妊娠しているフラグもたって!
どうなっちゃうの???というハラハラマックスが続いています
椿の父を殺した真犯人もわからないままだし・・・
次回の展開に期待☆
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