「BE・LOVE」で連載中の「私たちはどうかしている」のテレビドラマ化が決定しました!
これ、和菓子の世界を舞台に主人公が母の無実を証明しようと偽りの結婚をするサスペンス要素ありのラブコミックなんですよね
思い合っているふたりがくっつくことができない展開がすごく面白いんです!
実写化されるということですので・・・
これを機会に紹介していきたいと思います
目次
作品紹介
七桜は幼いころ、母が住み込みで働いていた老舗和菓子屋・光月庵で椿と出会う。しかしある事件が起き、殺人の容疑をかけられた七桜の母は逮捕され、七桜も追い出されてしまう。15年がたち、失意の七桜の前に現れた椿。二人は和菓子の腕を競って対決することに。七桜の人生を狂わせた椿。その憎い椿は、あろうことか七桜に自分との結婚を持ちかける。七桜をかつての幼なじみとだは気づいていない椿。思いもよらない言葉に七桜は!?
登場人物
花岡七桜
15年前に殺人容疑をかけられたまま亡くなった母の無実を証明するため老舗和菓子屋の「光月庵」に乗り込む
高月椿
親が決めた結婚を破談にするため、和菓子対決で出会った七桜にプロポーズした
「私たちはどうかしている」1巻のネタバレあらすじ
殺人容疑をかけられた母親
はじまりは15年前・・・
主人公の「七桜」はシングルマザーの和菓子職人である母と一緒に老舗和菓子屋「光月庵」に住み込みで暮らすことになる
当時5歳だった七桜は喘息持ちで病気がちで臥せってばかりいたが
光月庵の跡取り息子であり、七桜と同じ年の椿と出会い、和菓子の世界の扉を開く
和菓子の世界をワクワクして楽しむ七桜は、いつか、椿が継いだ光月庵で職人として働きたいと思うようになる
けれど・・・
ある朝・・・
光月庵の主人である椿の父親が何者かに惨殺される
父親の真っ赤な死体の傍に呆然と立ち尽くす椿を見た七桜
椿は、お父さんの部屋から七桜の母親が出てきたのを見た。と警察に証言
幼い七桜の母は、殺人の容疑をかけられ警察の取り調べ中に亡くなるのです
もちねこ
まさに小さな初恋って感じで!ものすごくかわいいふたりなんです!
この時、椿は、七桜のことを「さくら」というニックネームで呼んでいます
母の手紙を持つ謎のひげ男が登場
そして・・・
15年後・・・・
七桜は、小松市で和菓子職人として元気ハツラツに働いていた
七桜の作る和菓子は、斬新さの中に食べる人を思いやる心が詰まっていて顧客にも人気があった
しかし、七桜の心には15年前のトラウマが傷深く残ったままで、「赤」を使う和菓子は作ることができないまま・・・
「赤」が使えなければ、桜色の和菓子を作ることはできない
何度も和菓子職人になることをあきらめようとしたけれど、持ち前のポジティブさで懸命に和菓子職人になる道を突き進んできたのです
なのに・・・
ある日、七桜の店に「七桜の母親は人殺し」というメールが届き、あえなく解雇されてしまう
店をクビになり傷心状態で歩く七桜に声をかけてきたのが、ひげ面の和服須姿の男性
男性は、「七桜を探していました」と言って、七桜に母からの手紙を差し出す
亡くなった母からの手紙を見て驚く七桜
男性に「だれなの?」と聞くが、男性は「あなたのお母様の御菓子のファンです」と言い残して立ち去って行ってしまう
母からの手紙を開けた七桜
そこには「わたしはなにもやっていない」の文字があって・・・・
もちねこ
謎の和服姿の男性はミステリアスな感じでかっこいいキャラです!
15年ぶりに再会した椿と和菓子対決
和菓子の世界に残りたい!という思いが膨れ上がった七桜は、以前、七桜の作る和菓子を気に入った顧客から持ち掛けられた結婚式の引き出物の御菓子対決の話を引き受けることにする
勝負の相手は「光月庵」
テーマは「桜」
勝った方の御菓子を引き出物に選ぶというもの
七桜は15年ぶりに光月庵を訪ねる
そして、今回の勝負相手である椿と再会を果たすのです
だけど、椿の方は、自分の勝負相手の七桜が幼いときに一緒に過ごした「さくら」だとは気づかない
椿の作る和菓子は華やかで均整もとれて、技術的にも美しい御菓子
そして、七桜の作った和菓子は、「桜」がテーマなのに、緑色の和菓子で・・・
「桜」がテーマなのに?と驚くものや怪訝な顔をするものがいる
七桜は「桜が一番美しいのは桜の花がピンク色に染まるとき・・・けれど、いつか桜の花が散り、緑の葉が生い茂る新緑の季節が訪れる・・・結婚する二人が、月日を重ねてもいつまでも仲睦まじくあるように・・・という気持ちで作りました」と言います
結婚する当人は七桜の御菓子を気に入るのですが、当主からは「光月庵」を無視することはできない・・・と言われ、お菓子対決は、光月庵の勝利に終わります
考えが甘かった・・・と屋敷を後にする七桜
けれど、その七桜に椿が声をかけてくる
いきなり「俺と結婚しない?」と不遜な態度で七桜に声をかける椿
椿の突然の申し出に、七桜は「結婚しましょう」と答える
ここで初めて、七桜の名前を聞く椿
七桜は、幼いころ、椿には「さくら」と呼ばれていたのを思い出し、「なお」だと名乗る
椿は、出会ったばかりの相手からの結婚の申し込みに、まさか「OK」と言われるとは思ってなかったようで「本気で結婚する気があるなら、3日後に手土産を持って“光月庵”に来い」というのです
婚礼の場に押し掛ける羽目になる七桜
七桜は、母親に殺人容疑をかける証言をした椿のことを憎んでいる
そんな相手と結婚するなんて、どうかしている・・・と迷う
だけど、母は自分は無実だと言う手紙を七桜に残した!
覚悟を決めて、椿の指定した時間に光月庵に向かう七桜
使用人に通されて入った部屋では、婚礼が行われている
「え?」と驚く七桜
婚礼をあげているのは椿
七桜は、婚礼をあげてる椿の前に出る
ざわめく親族たち
椿に頼まれた手土産を出す七桜
箱を開けると中から出てきたのは真っ黒な羊羹
婚礼に参列している人たちは「結婚式の祝いに羊羹?」と失礼極まりないって感じでどよめく
椿に菓名を聞かれた七桜は「新月です」と答える
「月の夜・・・満月は特に美しい・・・でも月のない夜は星のまたたく光がより綺麗に見え、花はいっそう香りを増し、夜そのものの本質が見える
この羊羹も、羊羹そのもののおいしさを味わってほしくて作りました・・・」と話す七桜
それは「“光月庵”がなくても、和菓子の世界は美しい・・・この店は特別じゃない」という意味にも捉えられて、参列者たちは「なんて!失礼な!」と憤っている
けれど、椿は「面白い!」と言って、参列者たちに「僕はこの人と結婚します」と言うのです
唖然となる参列者たち
椿と椿の祖父は歪んだ関係?
もちろん花嫁の父は大激怒!
椿の母は、椿を別室に連れていき、椿の頬をぶち「恥ずかしい!わがままもいい加減にしなさい!」と怒る
そしたら、椿は「長谷屋さん(←花嫁になる女性の家)からの支援がなくなるからですか?」と聞く
椿の母は、さらに声をあらげて激怒するが、庭にいた椿の祖父が、わたしからお客様にあいさつをしよう・・・と言うのです
参列者に頭を下げて「本日の式は中止にさせていただきます」という祖父
椿も祖父の後ろで「責任はすべてわたしが取ります・・・」と土下座をする
この婚礼の話がなかったことにする変わりに、今以上、この光月庵をすばらしい店にしていきます。という椿
とんだ婚礼騒ぎを起こした夜・・・
椿と話す七桜
椿は、七桜の作った羊羹を食べながら「この店は汚い泥がつまってる・・・でも、新月は見えないだけで月がなくなったわけじゃない・・・満ちて、また輝きだす・・・この手で輝かせて見せる」というのです
母親が用意した結婚相手と結婚せずに、七桜と結婚するのは、「宣戦布告だ」という椿
椿が七桜を利用するように、七桜も椿を欺き真実を明るみにしようとしている
七桜は「わたしたちは共犯者だ・・・」と思うのです
もちねこ
自分勝手なことをした椿に、みんなに聞こえないよう「生意気をいうようになったものだ」と上からな態度で見下している
椿と祖父の関係も、なにか歪んだものが隠れていそう!
15年前の事件の手がかりをつかむために!
椿と結婚するため、店の厨房で働くことになる七桜
もしかして、常連さんの中に、15年前のことを知っている人がいるかもしれない・・・と顧客名簿を見る
すると、古くからつきあいがある「白藤屋」という呉服屋があるのを見つける
店の店主に会いたいと思った七桜は、「祈晴祭」という大きなイベントがある日に白藤屋の注文を受け付ける
みんな「祈晴祭」にかかりっきりになるのに、誰が届けることができるんだ!と怒る職人たち
七桜は「わたしが届けます」と答えるが、椿は、店にとっての太客だから自分が届けると答える
椿の母は、店の跡取りとして「祈晴祭」には顔を出さなければだめよ!という
そして、七桜は、「白藤屋」に届ける御菓子は自分が作るし届けます!と言って引かない!!!
椿は、勝手に注文を取った七桜に怒っているが、最後は「菓子は俺がつくるが届けるのは任せる」ということで話がつく
そして・・・
当日、白藤屋に御菓子を持っていく七桜
御菓子を受け取って、箱を開ける白藤屋
すると、そこには、真っ赤なもので汚された無残な御菓子が並んでる
白藤屋は「挨拶の御菓子なのに!どういうことなんですか?」と怒り出し、「赤いもの」を見ると気分が悪くなる七桜はショックで呼吸困難になり!
もちねこ
子供の頃もきれいな思い出が、憎しみに変わるのがむちゃくちゃ面白いです
椿の父を殺した真犯人は誰なのか?
なぞのひげ男は何者なのか?
あんなにかわいかった椿が、初対面の女性に、自分の都合だけで「結婚」を申し込む無表情なイヤな野郎に育った原因はなんなのか?
椿の母は、見るからにヒステリックで不気味な女性で怖いし!
謎がいっぱいです!
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