累計閲覧数2.2億突破!?はくり「幸色のワンルーム」1-3巻【コミックレビュー】

IMG

もちねこ

こんにちは!もちねこです!!

こちらの作品pixivやTwitterでの累計閲覧数が2.2億突破だそうです。

に・・・にぃぃぃてんにおくぅぅぅ~?

すごい数字すぎて驚きしかない!!

もちねこは、3巻が発売された時に、近所の本屋で、平台いっぱいに積まれていて初めて知りました

本屋さんのPOPには、紙書籍が80万部くらい突破しているようなPOPがついていたんですよねー

「えー!!それは、すごい!!」って、調べたら、無料マンガサイトのPixivで不定期に更新されていた作品だそうで・・・

そこで、電子ストアのセット売りが安い時に、一気買いしたんですよねー!!

しかし、途中で挫折~・・・ガクリ・・・

もちねこは、会話やモノローグが中心となって物語が進んでいくタイプのマンガは、読んでいると疲れちゃうんですよ・・・

そういうのが好きな人に好まれるコミックなんだろうな・・・って思い、買ったことをしばらく忘れていました・・・

けど、4巻の発売告知が出ているのを見て、人気がある作品だし、もう一度、トライしてみようと読んでみたところ・・・

3巻から、面白くなってきた!!

そこで、今日は、もちねこが、この作品の今ひとつだと思った所。

逆に、面白い!と思ったおすすめできるところをまとめてみたいと思います

「幸色のワンルーム」もちねこの評価
(3.5)
ストーリー
(3.0)
設定
(4.0)
コミカルさ
(2.0)
せつなさ
(3.5)
総合評価
(3.5)

「幸福のワンルーム」のオススメなところ

誘拐犯と虐待されてた子供・・・設定は面白い

この物語は、黒髪の少女が、自分が誘拐さたと報道されているニュースを明るい表情で見るシーンから始まります

「お兄さんは私を助けてくれたのに」と言う少女

「誘拐したのは本当だしね」というマスクをつけたイケメンっぽいお兄さん

ふたりの関係が誘拐犯とその被害者であるとわかる第一話

実は、少女は、親からひどい虐待を受け、クラスメイトたちからはいじめの標的になり、先生には性的嫌がらせを受けていました

そして、その少女に恋をし、ひたすらストーカーしていたお兄さんは、実は、本気で少女を誘拐するつもりはありませんでした

いっそ嫌われてしまうことで、胸にある少女への思いを壊したいと思い少女に接触したんですね

けれど、少女は、逃げることなく、自分をストーカーしているお兄さんについてきてしまう

少女は警察に見つかったら誘拐犯として捕まるお兄さんにゲームを持ちかけます

「じゃあ、ふたりで警察と両親から逃げるゲームをしよう。逃げ切れたら、わたし お兄さんと結婚する もし 逃げ切れなかったら、一緒に死のう」

こうして始まるお兄さんと少女の逃亡劇がはじまります

この設定そのものはすごく面白いと思いました

彼らを形容する言葉は、世間的には「誘拐犯と被害者」

その言葉には、後ろめたさと薄暗さがあるのに、当人同士にとっては、そうじゃない

ウソで固められた会話の数々。幸せになりたいという願い。なれないという絶望・・・。そういう胸に秘めた思いをいくつも交錯させ、今後どう展開して、ふたりの関係が変わっていくのかが期待できます

主人公ふたりの魅力について

黒髪が美しく目がきれいなヒロインは14歳

本名は不明のまま、お兄さんがつけてくれた「幸」という名前で呼ばれています

「食べるって楽しいことだったんだね」

「(親に虐待され)ボロボロになっていくうちに恐怖も何も他人事になった(麻痺した)」

あらゆる不幸の設定が詰め込まれた少女・幸が話すお兄さんと出会う前の話は、ほんと悲しいです

お兄さんと一緒にいる幸は、自分がお兄さんに誘拐される前にいた薄暗い場所を戻りたくないと、明るく振るまいます

お兄さんと一緒に過ごす人間らしいこの楽しい時間が、終わらないことを祈っている幸

同時に、いつか終わるという現実もわかっていて、感情が揺れ動き続けながらも笑顔を見せる幸の姿はとても健気でいたたまれないんです

 

そして、マスクをつけたお兄さんは、すごく謎な人で・・・他人の免許証を何枚ももち、他人として生きている

どうも、一度、大きな絶望を味わった人みたいで、時々流れるお兄さんの過去のモノローグは「生きる意味を失った」っぽい悲しいものが多い

そして、今は、幸のために生きようという気持ちになっているんです

半端者同士・・・寂しい者同士・・・ひとりぼっち同士・・・

最初は本心を隠したままの自分がいるべき場所からの逃避のように始まった関係が、一緒に時間を過ごしていくことで、絆を深めていきます

ウソで塗り固められたふたりの幸せが、絆を深めることでそうじゃなくなっていく流れは、なかなか読み応えがあると思いました

このマンガのここがいまいちだと思うところ

最初に書いたんですけど・・・

もちねこは、会話やモノローグでストーリーが進むマンガって、少々、苦手なんですね・・・

ふたりの絆が深まっていく1巻、2巻は、比較的、ふたりの会話やモノローグに重きが置かれています

文字重視のコミックがお好きな人にはたまらないと思うんですけど、もちねこは、同じような会話とモノローグのループが続くのに・・・読み疲れてしまいました・・・

3巻からは、お兄さんの模倣犯と幸が対峙したり、ふたりの絆が深まったことで新しい関係が始まったり、面白い探偵が出てきたりして、動きが出始めています

これからの展開に期待したいって感じですね

まとめ

1巻の最後で、作者様があとがきで

恋でも家族愛でも友情でもない人間同士の幸せを表現してみたい

って書いてあるんですけど、そういう人間愛のテーマのような部分が、若い世代の心に響くものがありそうだなって思いました

未熟な十代の子なんかは、幸やお兄さんが抱える“ひとりぼっち”感に共感できる部分があるかもしれません

大人もね・・・ひとりぼっちのつらさに苦しんでいるんですけどね・・・

10代が持つの孤独と大人の孤独は、別物なんですよね・・・

このマンガが描く“孤独”は、10代の子の方が共感が大きいと思います

このマンガを支えているのはそういう若い世代なんじゃないかな?

半端者で孤独な一人ぼっち同士のふたりの今後の展開が気になるコミックです

着地点はどうするのか今から楽しみですし、3巻で出てきた探偵さんも、どうふたりにたどり着くのかが見ものだと思います

もちねこ

「幸色のワンルーム」の4巻の発売が決まっています。3月22日(木)発売決定となっています。
アニメイト限定セットあり→幸色のワンルーム(4) アニメイト限定セット【缶バッジ3個セット付き】